マガジンのカバー画像

今週のおすすめ記事

1,466
note編集部がおすすめする記事を集めました!(毎週更新)
運営しているクリエイター

2014年8月の記事一覧

京葉線の東京駅に有楽町駅からラクに乗り換える。(品川方面限定)

昔から噂では耳にしていた、有楽町駅と京葉線の東京駅とで乗り換えができるという話。 それは時刻表にも載っていない、知る人ぞ知るテクニック(だった) 京葉線の東京駅は地上でいうと、東京国際フォーラムとTOKIAなどの間の鍛冶橋通りにあるので、ほぼ東京駅と有楽町駅の真ん中に位置しているわけで、実際のところ、国際フォーラムから京葉線ホームの真上にある地下改札に連絡通路もあるわけです。 緑が普通の経路。 赤がこの裏技の経路(逆でも可) 京葉線沿線に行った帰りに、実際に行ける

人は面倒くささを求める生き物

フィンランドファンがよく感動する「何もしない、をする」というフレーズ。フィンランド人は夏になると4~5週間の休みをとってサマーコテージに出かけ、時計を外し、携帯電話の電源を切り、湖のそばで沈まない太陽を眺めて、ひたすら「何もしない、をする」。 実はわたしも前職でよく謳い文句に使っていたフレーズだが、実際フィンランドで2014年の夏を過ごしてわかったことは、「何もしない」をするためにサマーコテージに行くのではなく、淡々とした日常生活から抜け出すために、そしてあえて厄介な仕事を

国東半島サイクリングロードをブロンプトンで

祖母の初盆で、郷里の大分県に帰省しました。 相棒とともに飛行機で帰郷します。飛行機輪行の場合、私はこの「Clapton box(ブロンプトン専用ハードケース)」と「T-Bag」を使っています。 このハードケース、とにかく頑丈で、手荒に扱われても中身の自転車に傷がつかない点では優秀です。一番遠いところでアルゼンチンまでブロンプトンを運びましたが、その際も中身は無傷でした。 しかし、大きすぎて取り回しが悪いのと、ケースだけでもクッソ重い(8kg)ことが難点です。ブロンプトンは約

午前3時の豆腐の話

例えば。例えばだ。午前3時を過ぎて君にある種の空腹感が襲ってきたとする。深夜の空腹感というのは時に侘しさを誘う。そういう類の空腹感だ。ただ単に身体的に、血糖値の下落を受けての空腹感じゃない。虚しく、哀しく、侘しい。そんな空腹感だ。そそれが交通事故みたいに突然降りかかってくる。 そして君は冷蔵庫を開ける。それは救いを求めて懺悔室に入るような敬虔な行為だと思う。深夜の空腹との対峙は宗教的な意味合いを持っている。冷蔵庫のドアを開ける時の心持ちというのは、どこか祈りに似ている。

「ナッシュ均衡」ってなに?

ブログ記事[2006/4/6]より転載 みなさん、「ナッシュ均衡」という言葉をご存知でしょうか?これは私が専攻している「ゲーム理論」という分野で用いられる最も重要な概念です。ミクロ経済学やゲーム理論を少しでも齧った方なら間違いなく聞かれたことがあると思いますが、ここ数年はゲーム理論がプチブームになっているようなので、ひょっとすると一般の方でも耳にされたことがあるかもしれません。ナッシュ均衡の生みの親であるジョン・ナッシュ博士は、2002年のアカデミー賞映画「ビューティフル・