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四月よ、ありがとう。

初めましての方は初めまして。
前にも記事を見に来てくださった方、また会えてうれしいです。
みなさんこんばんは。infjのわたしです。


景色を楽しみながら車を走らせてたら、田んぼに水が張ってありました。もうそんな時期なのかと思いながら、今日はある人について考えていました。


今日は忘れられない人、元恋人について記事を書いていこうと思います。


この記事では元恋人をA君と呼ぶことにします。イニシャルはAではないですが、何となくA君にしてみます。なぜ今日A君を思い出しているかというと、22歳の誕生日だからです。素敵な彼女と過してるのかな、おめでとう。


✿✿✿


A君との出会いは高校三年生の春。わたしは高校三年生の始めは友達が居なかったので、ずっと一人で過ごしていました。そんな中委員会の活動が始まり、「初めて友達が出来るかも!」とワクワクしていたら、同じ委員会になったのはまさかの男子。「女の子が良かったな。」とガッカリしたのを覚えています。その男子がA君でした。わたしは男子と上手く話せないしそもそも苦手だったので、委員会の集まりに向かう時も一人で行っていました。A君は何だか怖そうな人で、出来れば関わりたくないと思っていました。ですが、A君はわたしに気さくに話しかけてくれて、すぐに打ち解けられました。それ以降お互いに意識するようになり、お付き合いすることになりました。


わたしは公立大学を受験することになったので、毎日勉強漬けで二人の時間はなかなか作れませんでした。そんな中でもA君は1番の味方でいてくれていつも優しい言葉をかけてくれました。精神面では1番支えてくれていたし、A君が居なかったら合格出来なかったと思います。合格発表の日は親よりも先にA君に電話して喜びを共有しました。


A君は高校三年生卒業後、社会人として働くようになりました。わたしは大学に進学したので、お互い別の道だけど支え合いながら過ごしていました。


しかし、なかなか会えない日々にわたしは少しずつ耐えられなくなっていきました。その中でもA君はわたしに対して沢山の愛を注いでくれていたし、言葉だけでなく行動でわたしの不安を取り除いてくれていました。


それなのにわたしは本当に幼稚で、A君の立場を理解しきれず、こんなにつらいなら別れたいと思うようになりました。けれどわたしは人に正直に思いを伝えられない性格だったので、ずっと我慢していました。どんどんA君に対する不満が溜まっていく日々を過ごしました。


大学一年生の冬、わたしの誕生日に我慢の限界が来てしまい、「別れよう」と伝えました。A君は引き止めてくれましたが、わたしが一方的に別れたかったのを受け入れてくれました。


簡単にA君のことを書いてきましたが、この記事に書ききれない程、文面で表せない程、A君に沢山の愛を貰いました。わたしは本当に子どもだったな。もしも、もしも今もまだ付き合っていたらどうなっていただろう。そんなことを考えることもたまにあります。


けれど、未練があるわけではありません。A君と別れてから、わたしは考えがポジティブになりました。付き合っていた時は、ネガティブなことを言ってもA君が受け止めて励ましてくれると思っていたので、A君という存在に甘えすぎて自分がどんどん弱くなっていました。別れてからは自分で自分を励ましながら、ポジティブ思考にシフトしていったことで、自己成長に繋げられたなと思います。


A君、誕生日おめでとう。
わたしは元気にしてるよ。
あの頃よりも沢山成長したよ。
今までにないくらい幸せな思いをしているといいな。


いつかの約束を一つ守れました。🍀
なんのこと?と思っている方はこちらも是非。


infjのわたしでした。またどこかで。

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