INFJ社会人のつぶやき(強みと弱み)
はじめまして。
シジョウケイと申します。
私は今年の4月から新社会人になりました。
多くの同期や先輩方と関わり、みな良い人で人間関係においては苦労しなさそうな予感にまずはホッとしている心境です。
さて、私が今回話したいのは「自身の能力」についてです。
会社とは結果を求められる場所であり、自身の強みを発揮することで貢献していく必要があります。
そこで気になるのが「自分の強みとは何なのか?」です。
就職活動でも自己分析を行い、それなりに自分を見つめ直しましたが、入社時の研修を通して改めて自分はどういった能力が高いのか、反対に何が出来ないのかがわかってきた気がします。
自分なりの分析、そしてMBTIでINFJと診断されたことも少し絡めて話していきますので、同じINFJの方の参考になれば幸いです。
情報処理の流れ
どの職種に限らず、仕事において共通するのは「情報処理」です。
外部からの情報をどう活かすのかが仕事の成果のキーになります。
上の図は情報処理の大まかな流れです。他にもプロセスはあると思いますが、一旦はこの5つの要素で話させていただきます。
社会人になってからの自己分析
私が入社した会社はざっくり言えば「データ活用でクライアントの成長を助ける会社」です。(詳細を言えないことをご容赦ください)
日々得られるデータを活用し、売上向上やコスト削減、新規事業の施策を打っていくことをやっています。
まだ入社して1ヶ月も立っていない時点で仕事の全容をわかったように語るつもりはありませんが、同期や先輩方と仕事をする上で自分の強み・弱みがわかってきました。
以下に列挙していきます。
収集能力が高い(強み)
まず私は情報収集能力が高いことがわかりました。
クライアントに関わる数字はもちろんのこと、顧客の特性、ブランドイメージ、立地、歴史、社風、etc…。何から何まで調べ、施策の種を見つけることを怠らない性格でした。同期が「そんなとこまで調べなくても…」と言いたげな目を研修中に向けてきたことを覚えています…。
思考・分析能力も並以上(強み)
また、集めた情報について考え一つの結論を導く力も比較的高いです。
傾向を読み取る力が高いので、異様に高い・低い数字には敏感に反応し、その原因を徹底的に探求します。
体系化能力が異常に秀でている(強み)
そして極めつけは体系化です。私の一番の強みは異常な要約力でした。
「総合するとこういうことだろう」といったまとめは全員を納得させ、誰もが頷きます。思い返せば小さい頃から、まとめで反対された記憶がありません。それほどまでに自分は体系化が上手いのだと社会人になってわかりました。
ここまで強みを列挙していきました。自慢のようにも受け取られる文章でしたが、ここからは私が認識した私の圧倒的な弱みを挙げます。
情報整理が絶望的に下手(弱み)
私が社会人になり仕事をする中で一番足を引っ張っているのが「情報整理」です。
得られたデータ・情報がバッと並べられた時に、何が一番重要で、何が必要ないノイズの情報なのかといった優先順位をつけることが絶望的に下手でした。いやに豊かな想像力が発揮され、どの情報も重要そうに目に映る。
ゆえに誤った所に目をつけて成果を挙げられないことが私の弱点でした。
ここまで読んでいただいた皆さんであればお気づきでしょうが、私のこの弱みは先に挙げた強みを殺します。
誤った情報整理は、誤った分析を招き、誤った結果を出してしまいます。(一級品の調理器具で腐った食材を調理しても美味しくなりませんよね)
「コストを削減したい」と言っているクライアントに対して、「御社の業界は今熱いので売上拡大が見込めます!」と言い出すようなものです。
INFJの特性
INFJは「内向的」「直感的」「感情優位」「審判者」の分類です。
慎重で、仮説立てて物事を考え、自らの内で思案を巡らせる理系チックな思考を持っていながら、感情優位という極めて珍しい特性です。
共感能力が高くて人の感情に敏感なのに、考え方は論理的。そのためINFJは「人の感情」という不確定な動きすら論理的に考えます。
「部長は今日なんであんな不機嫌なんだろう。あれ、ネクタイがいつもの結び方と違う?そういえばいつもは可愛い奥さんに結んでもらってるって自慢してたな…。てことは今朝、喧嘩して結んでもらえなかったのか。まいったなー。旅行のお土産、『ぜひ奥様にも』ってあげたかったんだけど。奥様の話題になったら怒られそうだし、お土産はサッと渡して仕事に戻ろう」
INFJは気遣いができる人と評されますが、その実は「相手を思いやっての行動」というよりかは「自身の仮説や思考に基づいて導き出された結論に沿っての行動」というかなり自己中心的でドライな性格です。(INFJの方、ごめんなさい…)
先ほどの自己分析×INFJ
先ほど挙げた自己分析は、INFJの特性に重なるところがあると私は考えています。
慎重ゆえに沢山の情報を得ておきたい、仮説立てた思考ができる、といった点は、N(直感的)、J(審判者)の要素と合致しています。
そして圧倒的な強みの体系化と、圧倒的な弱みの情報整理の両方は、F(感情優位)に起因していると私は思います。
共感能力が高く、人の感情の言語化が上手いため、相手の心に刺さるキャッチコピーなどを考えることが得意。つまり上手にまとまった何かを生み出すことに秀でています。しかしその一方で人の感情・言葉という定性データを、売上や原価、利益、市場規模といった定量データと同列に扱うため、優先順位をつけられないのです。(ビジネスシーンにおいて定性データは定量データよりもあまり評価されません。人によって解釈が異なってしまうためです。)
こう見ると、MBTI診断も案外役に立つなと感じますね。
強みを活かすには
これまで自分という人間をMBTI診断も絡めて分析してきました。
では私が強みを発揮しながら働くにはどうすれば良いのでしょうか。
簡単です。上手に整理してくれる人を味方につければ良いです。
INFJは多大な収集能力によって集められた情報に溺れ、上手に片付けができないだけ。(余談ですが私の部屋も汚い)
片付けが得意な人を見つけ、その人に整理してもらった情報で、存分に強みを発揮する。これが私の強みを活かす方法だとわかりました。
最後に
完全に自分のメモ代わりに書いたこのnoteを最後まで読んでいただいた方には多大な感謝を申し上げます。特に私と同じような新社会人や就活中の大学生の方々に一つ伝えさせてください。
人生、「絶対評価」で生きて良いということです。
ネットが普及し、あらゆる人・モノと比べられるようになった時代。自分がどんな人間なのかを考えると、強みや弱みがわからなくなってしまうことが多々あります。自分よりも上の人を見て、「自分の強みなんて」と思ってしまいがちですが、「相対評価」で自分を見てはいけません。
何でも良いです。「ジョハリの窓」でも「自分史」でも「モチベーショングラフ」でも、それこそ「MBTI診断」でも。何でも良いので自分を探して、そこで得られた結果に胸を張ってください。それが自分の強みだと信じれば、強みになります。その強みをぜひ仕事で発揮してください。
私もまだ社会人になって1ヶ月も立ってない若輩者ですが、今回の強みや弱みを活かして頑張っていきます。
また何かあればつぶやきたいと思っているので、気軽に読みに来てください。ありがとうございました。
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