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スピーキング力が向上していると感じるためには最低週何時間の勉強が必要なのか:1年間の記録

こんにちは,年末は時間があるため,途中だったものを書き上げ,どんどん公開していきたいと思います!

今回は語学学習における勉強時間について書いていきたいと思います.


はじめに

英語を8年以上勉強してきて,留学をして,ヨーロッパの方々と話した時に驚いたのが,皆さん3ヶ国語以上話せる人がとても多いということでした.

Just over half of Europeans (54%) are able to hold a conversation in at least one additional language, a quarter (25%) are able to speak at least two additional languages and one in ten (10%) are conversant in at least three.

The five most widely spoken foreign languages remain English (38%), French (12%), German (11%), Spanish (7%) and Russian (5%). Almost everyone in Luxembourg (98%), Latvia (95%), the Netherlands (94%), Malta (93%), Slovenia and Lithuania (92% each), and Sweden (91%) are able to speak at least one language in addition to their mother tongue.

The Guardianより

実際調べてみると,ヨーロッパの中で半数以上の方が二カ国語話せるようです.ヨーロッパの人口は4億5千万人ほどだそうなので,2億人以上が二カ語話者だそうです.また,北欧例えばスウェーデンは90%以上の方が二カ国語話せるみたいです.

そして,なんと25%の方は三カ国語話せるみたいです....凄すぎますね.自分はすぐ影響されやすい性格で,自分も三カ国語話せるようになりたいと思い英語に加えて新しい言語も勉強することにしました.

ボサノバなどのブラジル音楽が好きという事もあり,ポルトガル語を勉強することにしました.(実は留学先であったデンマーク語にも挑戦しましたが,難しすぎて心が折れました....)

2020年あたりからポルトガル語を勉強しようとしてDuolingoなどを使って勉強しようとしていました.ただ当時は英語力にまだまだ自信がなかったのもあり,英語の勉強を優先させていたため,挨拶程度くらいしかできませんでした.

2023年の一月からPreplyというプラットフォームを使ってオンラインで先生から授業を受けることにしました.このプラットフォームは英語やポルトガル語だけではなくさまざまな言語を学ぶことができます.このプラットフォームを通して一人の先生に月謝を払い授業を受けるようになっています.授業の価格・様式は先生毎に異なっています.英語はもちろん英語以外の言語を学びたい方にはとてもオススメです!


勉強方法・内容

英語学習のスタンス

初級・中級時は学校のテストやTOEICの勉強などを中心に行っていたため,英語学習の過程があまり楽しくありませんでした.特に単語をひたすら覚えることや,文法・リーディング問題をひたすらとくというのはキツかった印象があります.当時の自分は時間が限られていたのもあるため,がむしゃらに頑張りました.感謝です.この積み重ねがあったからこそ,今の英語力があるので日本教育が悪いとは言いませんが,超細かい問題解きまくるだけ楽しくはないですよね...「こんなのいつ使うんだよ」と思っていたりもしました.

ポルトガル語勉強のスタンス

最初は,自分が英語学習をしたように文法書と単語帳を買ってみたのですが,1週間も続きませんでした.ここで改めて,学校で重点的に英文法と単語を強制的にある程度学べたことは,よかったと感じました.独学でやるには根性が必要ですね...

ポルトガル語の勉強は趣味なのでとにかく楽しもう!

本を使う勉強法が自分には合わない.大学院の勉強もあり,本を必要以上みたくないと思っていました.そこで,「オンラインポルトガル語会話だけでどこまでやれるのか」試してみることにしました.子供が,言語を習得するように授業(ほとんど会話)だけでどこまで学べるのか挑戦してみることにしました.

本当にありがたいことにPreplyで格安で授業を受けることができました.月4000円ほどで60分週一回
皆さんぜひ試してみてください.


勉強方法は基本的に会話のみ

オンラインポルトガル語会話

基本的にフリートーク

1年間続けてきて,トータルで3人の先生から授業を受けてきました.
基本的にはフリートークで自分の好きなことについて話すことをしました.

3回の授業に1回くらい,先生が用意してきてくれた,文法に関する問題や単語クイズなどをしています.

語学学習アプリ

DuolingoとDrops

あまりにも単語を知らなさすぎて,会話どころではなかったためDuolingoとDropsというアプリを使用して語彙力をあげようとしていました.
Duolingoは皆さんご存知最強の言語学習アプリですよね.

Dropsはフラッシュカード見たいなアプリでイラストで単語を覚えていくアプリです.現在はサボっていてやっていないのですが,最高で200日(半年ほど)連続でやっていた時期もあります.このアプリのおかげで,挨拶や食べ物など基本的な単語をかなり覚えることができました.

無料で使えるのが1日5分だけだったので,単語に関しては毎日5分の学習時間でした.


勉強時間(2023年1年間の記録)

2023年トータル授業時間79時間
よくやりました自分!!

オンライン授業時間

一年の推移としては,このような感じです.
オンライン授業のみの時間で,ここにDuolingoとDropsの時間は入れていません.1日に15分ほどでした.

一月は勉強し始めの月で気合が入っていたため,1回1時間を週2,3で受けていました.当時ブラジルとの時差のよる11時からの授業だったので眠さと戦いながら受けていました.週2,3というのは3回で申し込んでいたのですが,眠すぎてキャンセルしたりしていたため週2,3回となっています..

二月は,大学院のことが忙しく2回(2時間)しか受けることができませんでした.

3月ー7月までは,流石に週3回がきつすぎたため,週1回たまに2回という感じで授業を受けていました.

8月以降少し時間に余裕ができたため,週2,3回受けるようにしています.
大学院の勉強をしつつ,英語学習もしつつ,よくやりました.自分


オンライン授業(会話)のみで語学力は上がるのか?

上がります!!

先ほど,試しに二つのサイトで数分−10分ほどの簡易的なリーディング(単語,文法など)テストを受けてみました.

どちらもIntermediate B1(初中級)と出ました.

嬉しいです.これほど伸びるとは思いませんでした.
ちなみにしたの二つのサイトで受けてみました.ポルトガル語を勉強されている方はご参考にどうぞ.


語学力が向上していると感じるために必要だと思う最低勉強時間


1年間オンラインポルトガル語会話とDuolingo・Dropsのみで勉強してきました.オンライン授業に関しては,一年を通して,ずっと同じ時間というわけではなく多い月は週2,3回(=2,3時間),少ない月は週1回(=1時間)の学習時間でした.

3月から7月あたりの週一で授業を受けていた時の感覚としては,時間が足りないという感覚でした.毎回の授業で同じことを忘れて,同じ文章,単語がわからないという事が多々ありました.やらないよりは圧倒的に良いのですが,新しいことを覚えるというより,今使えるものをより使えるようにするという感覚でした.

なので,週1で授業を受けていた時は,おそらく少しずつは上がっていたのかもしれませんが,向上してるなーと感じるほどではありませんでした..

そのため,週2,3回に頻度を上げることにしました.
週3回でやると,初級者としては,かなり上達していることを3ヶ月ほどで感じることができました.予習復習を全くしておらず,ノートもまともに取っていなかったため,毎回の授業で同じ単語・文法を忘れることはいまだに多々ありますが,週1回の時よりも修正してもらう時に,あーそうだったと思える頻度が増えました.なので,新しい知識も少しずつですがついているように感じます.

もし,オンライン授業のみで語学力をあげたいという方は最低でも1時間週3回やることをお勧めします.


オンライン授業・会話のみの勉強法のメリット・デメリット

メリット

楽しい・続けられる・圧倒的にスピーキング力とリスニング力が伸びる

これにつきます.忙しい時に予定を詰め込みすぎてやっていた時は,義務感があり,きついと思う時もありました.ただその時期を除いては,基本的に楽しく1年間受け続けることができました.

楽しい→続けられるモチベーション→上達を感じる→さらに継続

今回の学習方法に挑戦して本当に良かったと思っています.

語学学習を始めた時にはどうしても早く喋れるようになりたい!早くいい点数が取れるようになりたい!という思いから,問題集など負荷の強い机に向かう勉強方法をとってしまいがちですが,

語学学習においては,いかに楽しんで使い続けるかということが重要だと感じました.

デメリット

文法・単語の定着がよくない

これに尽きます.予習復習もしなければ,単語帳や文法書を読むこともほとんどなかったので,いまだにミスだらけの文章で会話をしています.理解してもらえているので,なんとかなっています.

例えば,ある単語の過去形と未来系はわかるけど,他の単語になってしまうと全然わからないなどがあります.

文法のルールをある程度知っておくと,過去形や未来形などの活用の種類などを知ることができますよね.それがないと感覚的に,この単語とあの単語が同じ感じなのかなという風にやっていくのでかなり時間がかかっています.

これを書きながら,単語帳とか文法書やれよとツッコミたくなるのですが,そこまではやりたくなかったというのが本音です...

なのでDropsやDuolingoのおかげで,少ないけれどできるだけ多くの単語や文法に触れることができたので,二つのアプリを移動時間とかにやっていて本当に良かったと思っています.

今の上達どに満足していますが,もし,オンライン授業の他に毎日30分文法や単語についてやっていたとしたら,倍以上に上達していたのだと思います.

なので,もう少し早いスピードで上達したいという方は是非オンライン授業にプラスで文法なんかもちらっとやってみてください!また,授業で文法などを教えてもらえるようであれば,授業の予習復習を追加するだけでかなり伸びると思います!

自分も最近は文法について,オンライン授業中にもう少しだけ説明してもらえるようにお願いするようになりました.2024年はB1(初中級)からB2(中級)になれるように,文法書も使い出そうかなと思います.


結構長くなってしまいましたが,一年のポルトガル語学習の振り返りでした.
今後ともよろしくお願いします.

#ポルトガル語
#語学学習
#勉強時間
#オンライン英会話

サポート本当にありがとうございます.頑張ります!!!