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秋の京都を歩く2023【その1】

「そうだ 京都、行こう。」

30年前にJR東海が始めたキャンペーンでお馴染みのフレーズだけど、金曜日の仕事終わりに頭に浮かんだのがまさにこれ。どこかには行きたいけど、決め手に欠けていたので正直助かった。

行き先さえ決まってしまえば、後は何とでもなるだろうの精神で、カメラバッグにZ6ⅡとGRⅢを詰め込んで京都へ遊びに行ってきました。



まずはモーニングで腹ごしらえ

せっかくなら今まで行ったことがない場所が良いな。
機材の準備をしながらそんなことを考えていたら、瑠璃光院の秋の特別拝観が始まったと聞いたことを思い出しました。
いつか行こうと思って行けていなかった場所だし、これは決まりだな!ということで、まずは瑠璃光院へ向かうべく出町柳を目指します。

鷹?鳶?それとも鷲?

出町柳駅に到着。
ここから叡山電車に乗れば瑠璃光院の最寄り駅まで行けますが、何も食べずに出発していたので、瑠璃光院へ向かう前に朝食といきましょう。

事前に調べていた「コーヒーハウス マキ」さんにやってきました。

モーニングセットを注文。この盛り付け方は初めて見た。
ボリュームのあるサラダと、厚めにスライスされた食パンでお腹いっぱいになれました。
ブレンドコーヒーは老舗の喫茶店らしく、コクの濃さとほどよい苦味を感じられて美味しかったです。
ごちそうさまでした。



瑠璃光院を参拝

朝食を済ませ、叡山電車の出町柳駅に戻ってきました。
ここから瑠璃光院の最寄り駅である八瀬比叡山口駅まで移動します。

八瀬比叡山口駅に到着。
最短ルートの橋は現在修繕作業中とのこと。迂回ルートを使っても10分ほどあれば到着するので、そこまで大変ではありません。

瑠璃光院に到着。
入り口で拝観料を支払い、早速中へ入ります。

瑠璃光院
比叡山の麓にある浄土真宗の寺院。通常非公開だが、春夏秋の期間限定で公開される。数寄屋造りの書院は、大正時代の終わり頃から昭和初期にかけて、京数寄屋造りの名人と称される中村外二によって造営されたもの。書院前には佐野藤右衛門一門の作庭と伝わる「瑠璃の庭」があり、「瑠璃色に輝く」と表現されるほど苔の絨毯が美しい。また庭園の紅葉が書院の机や床に映り込む様子も絶景。境内には、三条実美命名の由緒ある茶庵「喜鶴亭(きかくてい)」や、八瀬名物「かま風呂」の見学もできる。

引用元:そうだ 京都、行こう。
瑠璃光院と言えばここ!という人が多い気がする(僕もそうでした)

じっくりと敷地内の各所を見学。
最初に拝観料が2000円だと知った時は「高くない…??」と思ったものですが、伝統的な建物の美しさとよく手入れされた庭の美しさが相まって、いつまでも庭を眺めたい気持ちになる。そんな大満足の時間となりました。
今度は秋の紅葉の季節にも来てみたいですね。人凄いんだろうけど。



叡電を乗り継いで貴船神社へ

瑠璃光院を後にして、八瀬比叡山口駅に戻ってきました。
ここから叡山電車を乗り継いで、次は貴船神社を目指します。

宝ヶ池駅。ここで鞍馬行きの電車に乗り換え。
車窓からの景色。どんどん山が近くなる。
線路の傾斜もきつくなってきた。

貴船口駅に到着。
ここからバスで貴船神社に向かうこともできますが、歩いても30分ぐらいのようです。
せっかくなので、往路は歩いて景色を楽しみながら向かうことに。

貴船口駅と貴船神社(実際には少し手前の駐車場)を結ぶ京都バス。
10分に1回は追い抜かされたし、料金も片道170円とリーズナブルなので、道中を歩いて散策したいとか特段の理由がない限りはバス移動が良いと思います。

貴船川。水がとても綺麗。
そこにカーブミラーがあったので。
日陰に入るととても涼しい。こないだまで暑かったのに、すっかり秋だね。
約2kmの道のり。貴船神社まであと少し。
料亭街が見えてきたら、貴船神社はすぐそこ。

予定通り約30分歩いて貴船神社の本宮に到着。
階段の参道を通って本殿へ。

貴船神社
創建年代不詳。水の供給を司る神「たかおかみのかみ」を祀り、歴朝はじめ現在も農漁業、醸造業者らの信仰が厚い。社殿は1055年(天喜3)元々の御鎮座地より現在の本宮の遷へ移されたという。元々の御鎮座地は奥宮としてお祀りされている。古くから「氣生根(きふね)」とも表記され、氣力の生ずる根源の地であると信仰される。御神徳は運気隆昌、諸願成就。また、平安時代の女流歌人、和泉式部も参詣し、不和となった夫との復縁祈願が成就した逸話があり、えんむすびの神としても若い世代より絶大な崇敬を集めている。

引用元:京都観光Navi
緑の中に赤い灯籠が映えて美しい
本殿。中では結婚式が執り行われていました。

手水を済ませ、本殿を参拝。
スピリチュアルなことは分かりませんが、境内が多くの自然に囲まれていて、とても気持ち良い場所です。


ここから15分ほどあると奥宮があります。
せっかくなので奥宮にも行ってみましょう。

その2に続く。

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