ほしよだか

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AIで気持ちが揺らぐ人へ

僕の本業は形態が古く、仕事中横文字が飛び交う事も無いし、ハンコにファックスが現役。オンラインの会議は操作があやふやで前の日からドキドキするし、在宅勤務なんかありません。僕個人も40代の中年なので最新のiPhoneを持っているのに紙の手帳に予定を書くし、ラインとYouTube以外の機能はわかりません。こんにちわ。ほしよだかです。BLエロ漫画屋さんです。これが副業。コッチは時代の変化についていきたいと思っているわけです。 一時期蜂の巣をつついたように騒がしかった創作界隈でのAI

    • 自分に甘くないと漫画なんか完成しない

      こんにちわ BLエロ漫画を描いてはデジタル同人誌を売っている人です。楽しいのでその実例を紹介してぜひ始めましょうよと主張する記事を量産しています。 僕が創作活動で一番困っているのは手が止まる事です。 それは簡単に何カ月にも及び、中断したままその作品をやめるのが一番無駄だと思っています。 何度かそういう無駄な経験をしながら何とか克服して本を出す事が出来るようになったのでそのことについて書いてみようと思います。 以前にも似たような事を書きましたが、この辺が一番主張したい事な

      • 意識の低いデスクツアーをご覧ください

        こんにちは。ほしよだかです。BLエロ漫画を描いて売ってる人です。作画はデジタルなので機材の紹介をしたいと思います。 目的は機材というよりは、こんなに浅い知識でも創作ができるんだということを知ってもらいたいからです。皆が皆ガジェットを使いこなせるとは限りません。何が何だかわからない人は僕も含め一定数いると思いその層に向けて発信する感じです。 巷に見る意識の高い環境、おしゃれで難しい機械の話は、わかる人とわかんない人に分かれると思うので意識は低くわかり良く行こうと思います。

        • 【やってみないと】専売と併売どっちがいいの【わからない】

           新刊「オス転メス転」を年始にリリースしました。BLエロ漫画3冊目になります。出足は…鈍いですね笑  こんにちわ。ほしよだかです。自分の低い売上を棚に上げて同人漫画屋っていいよ!作るコツはねって偉そうに発信している人です。まあ、売れるコツじゃなくて作るコツなので許して欲しい。  と、いいつつ今回は販売面でのお話です。誰だって漫画を販売したなら、出ないよりは出る方が良いと思いますし僕もそうです。  漫画自体をより売れるものにしていくことは当たり前の前提として、出来たものを

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          下手な絵をカバーするのはストーリーじゃない

           漫画を描いてる人の大多数は絵を描くのが好きだと思う。嫌いなら文章などの他の表現を選ぶと思うからだ。  皆さん、今日も漫画描いてますか?僕は描いています。同人漫画屋のほしよだかです。DLsiteでBLエロ漫画を売っている人です。  他人を介さず自分の意向だけで発表できる同人漫画は漫画家ほど画力を求められない訳ではなく、出版プロセスでふるいにかけられない分、参入障壁が低いだけで画力は実は当たり前に求められますよね。直接お客さんに。  でも発表が容易な事から皆が絵が上手いわ

          下手な絵をカバーするのはストーリーじゃない

          絵描きの日常ツイート並に支持されない行為が他にもある

           こんにちわ。サラリーマン同人漫画屋のほしよだかです。BLエロ漫画をデジ販売している人です。  エロ本を描いてるならDL同人っていいよ!ってオススメしてます。  これまでの記事を読んでくださりやってみようかな?と思っている方に向けて今回は優先順位のオハナシです。今年もよろしくお願いします🙇  ほとんどの人は自作のPRのためにSNSを利用して販促すると思います。まだ作品が無い人も予告や自身の知名度向上のためやると思います。  そうすると節目節目でちょっとしたイベントが発生

          絵描きの日常ツイート並に支持されない行為が他にもある

          漫画は売った方がいい

           DLsiteとかに登録して作った同人誌を販売するいわゆるデジ同人、DL同人と呼ばれる形態。  漫画は売った方がいい、というタイトルで記事を書き始めたにも関わらず最初にことわらなきゃならないのは、僕自身はあってもなくてもどっちでもいいような売上しか無い。それでも売った方が良いしこの形態は優れていると思っている。  漫画が効率良く上達するからだ。どんな形態だって描いていれば上達すると思うが、効率が違う。描いては売り、描いては売りしてる方が上がる。これは絶対上がる。  僕は

          漫画は売った方がいい

          自分の絵に絶望しない唯一の方法

           今回もどうやって漫画を描く事を始めたら良いか、というゼロからスタートの方に向けた記事を書きます。  ほしよだかと申します。デジ同人で漫画売ってる人です。売れっ子じゃ無いです。 今回は絵の話。  どんな形の設計図(ネームやらそういうの)を使う人も、作画の時は「こういう絵にしよう」と事前だったり直前だったり、とにかく思ってから描き出すだろう  ほぼほぼ思ったのと違う絵になるはずだ。多分プロだってそうなんじゃないかな  ストーリー漫画なら映画とか、エロ漫画ならエロビのよ

          自分の絵に絶望しない唯一の方法

          描ける絵は選べない

          こんにちわ 細々とBLエロ漫画を作っては売っている同人漫画屋のほしよだかです。デジ同人をやっていてコレってほぼ漫画家だよね、と思いそれを広くオススメするために記事を書いている人です。 デジ同人をやっていて感じるのが「BLやるならBLっぽい絵が得だよなあ」という事です。 やっぱりよく売れている(=支持されている)作品はいかにもBL!といったオーラの絵で描かれている。具体的に言うと少女漫画の系譜なのかな、と思っている。 僕の絵はそれっぽいオーラがなく描き手も読み手も女性がメ

          描ける絵は選べない

          陥りがちな罠〜キャラ萌え〜

           漫画をたくさん描きたいと思ってる人は多いと思う。それが難しいと感じる人もまた多いと思う。特に専業でもなく社会生活を営みながら趣味や副業で創作するのは限られた自由時間の殆どを費やさない限り、形には出来ないものだ。  好きなら描けると口で言うのは簡単だけど結構難しいよ。  折角それを費やすのなら目的を見失わずにブレず創作したいよね、というオハナシ。  漫画を描くには魅力的なキャラが必要不可欠だろう。  エロ漫画にもキャラ作りの苦労はあって、自分の考えるイケメン(僕はBL

          陥りがちな罠〜キャラ萌え〜

          絵柄ばっか気にしてても古さは改善しない

           こんにちわ。ほしよだか(45)です。描いた漫画をどうしたら良いか迷ってる人へデジ同人の良さを伝えたい同人漫画屋です。  僕が同人誌を作りたいと思って漫画を練習しだしたのが既に39歳の時。おっせ。初めての同人誌をリリースした時にはなんと44歳になっていました。しかも不勉強で情報のインプットが少ないダメなタイプです。  当たり前ですが誰が見ても古臭い作風で、アウトプットを続けるうちに改善していけたらそれで良いと、完成を最優先に続けて今に至ります。  今日は画風の古さとその

          絵柄ばっか気にしてても古さは改善しない

          デジ同人は漫画家ゴッコというかもはや漫画家

          「オス転メス転」  という新作を作っている。本文は7割位出来ているしこの週末で表紙も何とか描いた。漫画を描いて、表紙も描いて、そして発表する。  やっぱり楽しい。なぜなら僕は子供のころ漫画家になりたかったからだ。  僕がやっている事は漫画家とほとんど同じで、つまりそれは実質夢が叶っている状態ということだ。  デジ同人は誰でもできる敷居の低さと、やり始めたらホンモノの漫画家とやってることは一緒という満足感、両方を持ち合わせている素晴らしいプラットフォームと改めて感じている

          デジ同人は漫画家ゴッコというかもはや漫画家

          筆を選んで何が悪い

           どんな画材でも描けるというのはカッコイイ。でもカッコ悪くても作品をアウトプットできるのなら、カッコイイを求めるのは寄り道で、時間がないなら省略すべきだ。  僕は同人活動を始める前から興味があって液タブを持っていた。しかし、単なる興味で本腰を入れてなかったので小さくて安いタイプだった。  もちろん同人はその小さい機械で始めて、(見づらいな)とは思ったが、それが当たり前だと思い込んでいた。  他の人の漫画と比べて線が太く荒いのも、単に僕の右手が大味で繊細な動きが出来ないせい

          筆を選んで何が悪い

          無個性を伸ばす

          僕の作るエロ漫画の基本方針は 絵に個性を求めない だ。もちろんモノを作ってる以上オリジナリティは欲しいなと思ってない事もない ただよく考えたらこんな半人前の画力で個性が〜と言い出すのは危険だと思い自戒しているのだ 何かというと、画力がある程度のクオリティに達する前にそんな事を言うのは魅力のない単なる手癖を個性と勘違いして直す機会をみすみす逃すことになりかねないと危惧しているということです こんなみっともなくて勿体無い事はそうそうないよ 絵画は疎いしわかんないけどピ

          無個性を伸ばす

          "初めて描く時"漫画の作り方をググるのは無意味

          引き続き漫画創作のゼロからのスタートだが、中々行動に移せない人向けの情報を発信していこうと思う。 プロット、そしてネーム。 漫画の描き方を調べると最初の方に必ず出てくるキーワードだ 初めて漫画を描こうとしてる人はきっとこの二つのうちどっちかで引っかかって足踏み状態になると思う。なぜなら作画の方法が千差万別であるのと一緒でプロットもネームもやり方を書いた人のやり方で自分のやり方ではないからだ。 以前の記事でも書いた事があるが、初めて描こうとするときは、こういった手順を調

          "初めて描く時"漫画の作り方をググるのは無意味

          AIも裸足で逃げ出すチート作画

          一時期僕の活動フィールドであるデジ同人界隈でも大いに話題になって今どうなってるのか知らないけど、手間なく創作できるとされるAI。 僕はAIこそ使ってないが当時も今もAIに対して文句は言えない。 クリスタを使っているからだ。 クリスタはゼロから全部描く事も可能だが、各種の創作支援機能が実装されている。僕の依存度はこうだ BL注意 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 手描きしてる人から見たらぶん殴りたくなるであろうでっち上げ方。全部のページがこの依存度だ。 でも売ってるソフトの機能だから使

          AIも裸足で逃げ出すチート作画