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ドキュメント72時間 大阪 24時間の格安スーパー

今回は大阪にある24時間営業のスーパー玉手が舞台だった。

格安スーパーということで、年金だけでは足りない高齢者が目立った。
日本という国は豊かなようでいて、生活していくのに精一杯という層が一定数いるということが良く分かった。
政治家の人に見てもらいたいと思った。

ただ、元気で温かい人情味溢れる方々も多かった。

子供の頃に事故で指が無い人が、今まで周囲の人に助けてもらったので、ヘルパーとして、働いて恩返ししているといのは素晴らしい人でした。

コロナ禍で夢だったグランドスタッフになれなかった若い女性の「全部いいように変換して楽しく生きるようにしている」という姿勢も勉強になった。
人生思い通りにならなくても、環境のせいにしないで、前向きに生きていくの大切だなと思えた。

定年後に清掃員として働いている男性も仕事で全国駆け回っていて、家庭を顧みなかった結果、家庭に居場所がなくなって離婚したが、現在は一人で朝からビールを飲んでも誰からも文句を言われないということで、その自由さに「今がベスト」と納得している姿にも、悲哀を感じさせず人間の強さを感じた。

86歳で50代の娘のお弁当を作っているという女性は、底抜けに明るくて声に出して笑い、「おおきに」という言葉が優しく聞こえた。
これからも元気でいて欲しい。

今回も多彩な人々の生活を垣間見れて面白かった。
年末恒例のベスト10に入ってくると思われる楽しく勉強になる回だった。








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