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「経済産業省子どもデー」に初出展!「社会課題の解決」と「持続可能な成長」の両立を目指すインパクトスタートアップの製品やサービスを子どもたちが体験

インパクトスタートアップ協会事務局です。
夏休みの真っ只中、8月2日・3日に開催された「経済産業省こどもデー」にインパクトスタートアップ協会として初出展しました!

幼児から小中学生が、実際に見たり、触ったり、作ったりしながら、”学べるイベント”として企画されているこどもデー。さまざまな企業・業界団体による、それぞれの事業分野の理解を深めることのできるプログラムが展開され、夏休み期間のお子さまから保護者の方までたくさんの来場者で賑わっていました。
インパクトスタートアップ協会では、WOTA、ヘラルボニー、アストロスケール、ライフイズテックがそれぞれの事業の独自性を生かした製品の体験やワークショップを開催し、各社が取り組む「社会をより良くするスタートアップの取り組み」を子どもたちに体感していただきました!

本記事では当日の模様をレポートします。


"やさしい手洗い"って何だろう?循環する手洗いスタンド by WOTA

大人から小さなお子さんまで、途切れることなく多くの方が体験に訪れていたのは、WOTAの水循環型手洗いスタンド「WOSH(ウォッシュ)」。
循環再生した再生水を初めて触れる体験と共に、社会問題でもある水不足の深刻さ、水が循環するシステムについても説明が添えられ、「水の大切さを実際に体感できた」という声が聞かれました。

知的障害のある作家さんのアートを解読!人と同じことが「できない」のではなく「障害があるからこそできる」ことがある。by ヘラルボニー

ヘラルボニーは、「知的障害のあるアーティストの作品鑑賞」と「世界に一つのアート作品をつくる」という体験型のワークショップを開催。

知的障害のあるアーティストの作品を見るのも初めてだったという子どもたちは、目を輝かせながらそれぞれ個性あふれるコラージュ作品を夢中に制作する様子が印象的でした。「作家さんのことをもっと知りたくなった」という声も聞かれ、保護者の方も「このアーティストの方はSNSもやっていますか?」などと興味を持っていただきました。
ヘラルボニースタッフからは「ちがいにリスペクトを」という言葉を紹介。一人ひとりが違いを尊重し合い認め合える世の中にしていきたいという想いをお伝えしました。

宇宙にもゴミがある?!宇宙環境が直面している問題を体感  by アストロスケール

宇宙旅行、月面着陸、火星探査・・・。果てしなく遠いと感じる「宇宙」も、実は私たちの日常生活と密接に関係しています。アストロスケールでは、宇宙が私たちの生活をどのように支えているか、そしてその宇宙環境が今直面している問題について、ワークショップを実施。子どもたちから積極的に手が上がったほか、宇宙ごみを捕獲することの難しさを体験するゲームをする中で、「難しい!」「できた!」など、苦戦したりスコアを高めたりして元気な声も上がりました。

AIとの共創で、自分のアイデアをカタチに!話題のAI技術を体験 byライフイズテック

ライフイズテックは、中高生向けに今話題のテキスト生成AI「ChatGPT」と画像生成AI「Stable Diffusion」を使ったAIワークショップを開催。

チームになってChatGPTを活用して1つの「物語」を作った上で、その物語のイメージに沿った「ポスター」を画像生成AIを駆使して完成させます。AIが提示してくるテキストや画像に対して、「思っていたのと違う絵が出てきた!」「この単語を加えてもう一回指示したらどうなるんだろう?」などと試行錯誤。
AIとの対話を繰り返し、それぞれのアイデアをカタチにすることで、AIを活用してものづくりをするおもしろさ、ワクワクや可能性を体感してもらいました。

「社会をよりよくするスタートアップの取り組み」の一端を子どもたちに体感してもらえた2日間。それぞれの体験やワークショップを通して、彼らの世界が少しでも広がり、社会に対して様々な興味・関心が芽生えていたら、と願います。
また何より、彼らの驚きや発見の声、いきいきとした表情を目の前にし、次世代により良い社会を残していかなくては、と強く感じました。

インパクトスタートアップ協会は今後も様々なステークホルダーと共創し、持続可能な社会の実現を目指していきます!

■イベント概要
日程:2023年8月2日(水曜日)、3日(木曜日)の2日間
主催:経済産業省
来場対象者:幼児・小・中・高校生とその同伴保護者など
会場 経済産業省
オフィシャルサイト https://www.meti.go.jp/intro/kids/torikumi/index.html


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