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野菜を使ったベーグル作りvol.2

12月中旬、久しぶりに2泊3日の家族旅行。
西伊豆の土肥に行ってきました。

キッチン付き宿に泊まり、台所の食器棚を開けると、
そこには料理欲をそそるたくさんの食器たちが並んでいます。

せっかくならみんなで料理しようということで、農産物直売所や地元のスーパーで買った食材を使って、三姉妹で料理して親にふるまうことに。

私は、春菊の胡麻和え、ゆで落花生の里芋ごま味噌ポテサラ、ゆず香るりんごのスイートポテトを作り、
姉は、ししゃもの大葉巻き、大根と椎茸の煮もの、海老と椎茸の胡麻和え、しらすとネギのナムル、大根の赤しそサラダ、三つ葉と海老と平茸のホイル焼き(ゆず塩麴で)、玉ねぎと大葉の卵とじ、さつまいもとくこのみのチャイ風味きんとん。
妹は、具沢山の豚汁を作ってくれました。
(アスリートの妹の得意料理は、豚汁とチャーハン。)

さすが料理人の姉。
少ない野菜たちで、何品ものお惣菜を完成させていく様子は、まさに圧巻。
炊き立てごはんが進みます。
この日のごはんは、地元のスーパーで購入した、御殿場こしひかりの新米。
限られた調味料で料理すると、迷うことなくパッパッと料理が進む。
選択肢が多いことは豊かですが、その分迷いも悩みも多い。
制限のあることは、窮屈なことだらけではないのかもしれない、なんて考えながら料理してました。

お惣菜とごはんと豚汁と、その無限ループで満腹になった後、
家族でカードゲームをしてたくさん笑い、夜にはあたたかい湯船につかって、ほっとひとやすみ。
今見ているその表情を、今聴こえているその声を、決して忘れないようにと記憶した瞬間の連続。

帰り道、サービスエリアの農産物直売所に立ち寄り、美味しそうな菊芋を発見。
ベーグルにしよう!と思い、後日作ったベーグルがこちら。


ごく小さい角切りにした菊芋を、さっと醤油で和えて、オーブンでカラっと焼き上げ。
ごぼうのようなほろ苦さと香ばしさが特徴なので、白練りごまのコクある生地と合わせました。
アーモンドと白胡麻で、食感も楽しい。

醤油で和える時に、オリーブオイルと一緒に絡めても美味しいだろうなあ、
塩昆布入り、ガーリックを効かせたバージョンも作ってみたいなあ、
作るたびに作りたいベーグルが増えていく、その循環が楽しさそのもので、
生きている間に、作りたいベーグルを作りきることができるのだろうかと、疑問に思い始めるこの頃。

作りたいベーグルを作り尽くすまで生きていたい。
軽快な足取りでやりたいことをやることができる身体を、長くもちたい。
今年の抱負のひとつは、健康な身体づくりです。


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