見出し画像

お家探しレポ① 〜動機編〜

実は半年ほど前からお家が欲しい!という熱が高まり、ここ最近は週末に夫と物件見学に行っています。
まだ購入には至っていないので、無事購入できた暁にはぜひ別途記事を書くつもりですが、今の時点で思っていることなどを忘れないうちに記録しておこうと思います。
というか、本当に購入が決まったらnoteを書くどころじゃなくなって、永遠に後回しになる未来しか見えなかったので...。
まずはお家探しnote動機編として、お家が欲しくなった経緯をまとめてみます。

※上記文章を2.3ヶ月ほど前に書いており、今はまた少し状況が変わったのですがそのまま投稿しちゃいます。


①地元に定住する覚悟を決める

なんか物々しいタイトルになりましたが、そんなに深い話ではありません。

我が家は元々夫婦共に賃貸派でした。
というのも、夫は転勤族育ちのため、どこか1つの土地に定住するという感覚があまりピンと来ないと常々言っていました。
私もどちらかといえば何かあっても引っ越しができるという身軽さを重視していました。

今住んでいる地域は私の地元の田舎なのですが、私は昔から特に地元大好き♡という訳では全くないのに、たまたま一度も地元から出ずに大人になりました。
それを特別後悔したことも無いのですが、なんとなくずっと「いつか機会があれば県外へ出てもいいな」という気持ちだけがありました。
そのため、地元で生きていく覚悟が決まらないうちは賃貸だなと考えていました。

そんな中、昨年夫が仕事を辞めて転職活動をし、地元と県外の2つの企業から内定が出ました。
もし地元を出るならこれ以上ないチャンスです。私もうっすら転職を意識していたタイミングだったのでめちゃくちゃ悩みました。
しかし、じゃあ夫婦で今後どういう生活をしていきたいのか、各々の目指す方向性を改めて話し合った結果、意外にも今の環境で生きていくのがベストだろうという結論に落ち着きました。

今まで、なんとなく素直に認めたくない気持ちがありましたが、自分達にはこの田舎暮らしが合っていることに気づき、前向きな気持ちでここで暮らしていこう決めました。


②ずっとやってみたかったことの自覚

この土地に定住すると決めた途端、やりたいことや欲しいものがブワ〜っと夫婦で溢れてきました。今まで無自覚にブレーキをかけていたんだねとお互いびっくりしました。
そしてその筆頭が、夢のマイホーム取得!!ではなく、なんと庭いじりでした。


うちの夫はとにかく自然が大好きで、アウトドア趣味はもちろん、近年は園芸にもハマっています。
私も元々植物が好きだったのもあり、現在我が家はベランダにも室内にも緑が溢れています。
そんな中で、最近はもっと大きな植物や果樹を育てたい気持ちが強くなってきました。
鉢植えではやはり限界があるので、地植えにしたい、じゃあ畑が欲しい、となりました。

最初は格安で畑を貸し出してくれる市民農園なども調べましたが、大体1年更新で最長3〜5年までの契約のところが多く、条件的に木を植えるのは難しそうでした。
あとは管理のしやすさを考えると、やはり朝起きてすぐに植物の様子が見れることがベストです。
10年単位とかで使える自分専用の庭が欲しいとなると、これはもう戸建てを手に入れる必要があるなと思いました。

つまり今回の住宅購入の意思は、木を植えて育てたいという、側から見たらそこ?!みたいな理由で決まりました。


③住宅購入の方向性について

そんな訳で、私たち夫婦のお家探しはまず1にも2にも庭を作れる広さのある敷地という観点です。
今の地域は1人1台車を持つのが普通の環境の為、駐車スペースも考えると60坪以上の敷地はマスト。欲を言えば70坪以上の敷地がいい(夫は100坪以上でもOKと主張)という感じでスタートしました。
また、注文住宅で土地から探すのではなく、建売や中古住宅をメインに探すことにしました。


実は私たち夫婦は、お互い職種は違いますがそれぞれ建築系の仕事をしています。
以前から、せっかく2人とも建築の分野にいるなら、理想のマイホームを1から設計しようと思わないの?という質問を周りからよくされていました。
しかし意外と思われるかもしれませんが、理想の注文住宅を作る手間暇や費用がある程度分かるからこそ、あまりそういった方向での検討はしませんでした。

私たちの性格を考えると、気になる点やこだわりが沢山出てきて、設計がまとまる前に途中で力尽きそうです。しかもそれで妥協したらずーっとモヤモヤしそうです。

そもそも、これだけ建材の価格が上がっている今、私たちの予算ではごくごく普通のシンプルな家しか建てられません。
せっかくの注文住宅のメリットが薄く、広い敷地まで望むとなると、立地によっては造成費用もえらいことになる可能性が高いです。

上記から、最初から建物が完成していて、費用が明確な方が割り切れていいね!という理由で注文住宅は検討から外しました。
建売または中古住宅を探して、住みながらカスタマイズしていこうという方向性です。


まとめ

最近、お家の購入や検討をしている人のレポを見る機会が増えたため、私も書いてみようと思ってまとめてみました。
住宅購入といっても、そこに行き着くまでのきっかけや住宅に対する考え方などがそれぞれ違い、読んでいて楽しいです。
都市部のマンション購入だとリセールバリューの観点が強かったり、リノベーションの選択肢が豊富だったりと、地方との違いが面白く、いつもワクワクしながら読んでいます。

私は暮らしの話全般が好きなので、住宅購入の話ってその要素が強くてテンションが上がるのかもしれません。
それこそ私たち夫婦の家に求める条件は、地方でも割とイレギュラーなんだなと最近感じているので、そんな考え方の人もいるんだ、と思っていただけたらと思います。

次回は、内見したお家のレポや、建築関係の知識をかじっているからこそ感じたギャップなどについてまとめていきたいなぁと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?