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Transformerがダメなら、脳オルガノイドを大量に繋いで、人間の脳みそより大きくしたら、AGIになるのでは?

AGIはTransformer形式で来るのか?

GPT-4が圧倒的な汎用性を見せています。
GPT-5,6,7とどんどんやっていけば、いつかAGIが来るんじゃないか!?と期待されています。実際、GPTシリーズの世代ごとのベンチマークの伸び率を見ると、確かに、GPT-10くらいまでやったら、ベンチマーク上では人間並の知能、つまりAGIが来るんじゃないかという気がします。
しかし、GPT-5ですら、学習コストや電力、半導体の問題が出ています。
つまり、経済的なコストパフォーマンスで言えば、GPT-5ですら、ぎりぎりです。
この調子だと、GPT-10をまかないきれるような電力や半導体は相当厳しいことがわかります。解決されるのは10年以上かかるんじゃないかと。

脳オルガノイドを大量に繋いで、人間の脳みそより大きくしたら、AGIになるのでは?

脳オルガノイドってのは、iPS細胞とかで作った、小さい脳神経細胞です。
脳オルガノイド同士を神経を繋いで、神経活動を通じて、脳オルガノイド同士がコミュニケーションをとること自体は現状の科学でできています。

この考えを押し進めると、脳オルガノイドを大量に繋げば、物理的には人間の脳みそより大きな脳神経のつながりを作れそうです。

もちろん、ただ繋いだだけで、脳活動をするのでは、まともなタスクを解けるかどうかはわからないです。
しかし、人間の脳みそより大きい脳神経が、活動しているのは確かです。
人間が神経活動で思考するように、できる可能性があります。

この場合、AGIができたと言えるのではないでしょうか。
「A:人工的」というのは、脳オルガノイドですから、確かに人工的です。「G:ジェネラル」というのは、人間も脳で考えて答えを出しているので、満たせそうです。
「I:インテリジェンス」というのは、まあタスクを予測したりしてれば、そりゃ満たせそうです。
ということで、脳オルガノイドを大量に並べてAGI!!!


脳オルガノイドはTransformerより拡張性がある


TransformerによるAGIは、先ほど申したように、経済的コストパフォーマンス、電力、半導体の問題があり実現が大変難しい。

一方で、脳オルガノイドを人間並の大きさにする計画ですが、確かに膨大なお金がかかるのは事実ですが、OpenAIがGPT-4にかけたお金よりはかからないでしょう。
なんなら、人間の大きさではなく、バスタブいっぱいの大きさの脳みそ、東京ドームの大きさの脳みそすら作れるのではないでしょうか?
しかも、消費電力は脳みそがでっかい生物程度です。iPS細胞なので、半導体不足みたいな問題も出ないでしょう。



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