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AI作品についてのメモ

昨年、8月にmidjourneyを初めて触り、AIアートの進化に驚き、自身にとっても新鮮な体験に出会って、2、3ヵ月程はStable diffusionやNovel AIにも触れてみたり色々試していたのですが、本業のゲーム開発も本格化していく中で、AIアートの続きは落ち着いたら……とmidjourneyはじめAI生成ツールは一旦プラン解約してしばらくはAIアート関連のニュースを眺める程度で過ごしていました。まだまだ忙しい中でしたが、今年の7月頃少し休みを取った際にmidjourneyを再開してアップデートしたバージョンに触れたり、AIテキストの方でChatGPTに初めて触れたりしていた次第です。ChatGPTもやはり驚くべき新鮮な体験で、ChatGPTで小説を書く試みをしたり。

ここまでAIアートが発展したことで、自身としては今後積極的に創作へ取り入れていく方向へ……という思いは持っていたのですが、(現時点ではもっと発展してクリアされている問題もあるのかもしれませんが)連続した絵を生成して絵本や漫画を制作したり、キャラクターにしても同じキャラクターの差分を生成してゲーム制作に使用したりということはまだまだ難しい段階と感じ、個人の趣味の範疇での使用や、昨年作ってみたAIアート+旅行記(2022.8/28の時点で出版しているのでAIアート/midjourney作品集としてはかなり早い段階での出版だったのでは)、AIアート+詩集といったAIの一枚絵に対し文章を付けるといったところに留まっています。

ChatGPTの方も、驚くべき技術であるものの、小説執筆する際のAI特有のクセみたいなところはあり(今さっとまとめきれないけど話の持っていき方・展開させ方や締め方みたいなところで)、人の手で書くような柔軟で細やかな筆の運びや求める独創性において思うようにいかないところも多く感じます。(あとChatGPTは基本的には、R-I8が書けない。ただこれもやりようはあって、短編ではあるけど一冊作って試しにAmazon Kindleで販売してみています。DLsiteさんではAI主体の作品として審査で弾かれていますが。がっつりR-I8小説を書こうと思うと、一般向けを書くよりもっと融通は効かない。※これも一応リンク追加。ちなみにこのPNはPBWのゲームマスターをしていた頃、フロンティアワークスをメインにしていたのですが数回だけトミーウォーカーのPBWでイベントカットのテキストを書いた際に別PNを用意して書いていた時のPNの再利用です。)

また、私のよく知るところだとDLsiteさんなんかではAI利用作品への規制も大きく、世間的なAIアートへの認識もまだ風向きのよいものとは言えず、各種プラットホームは様々な整備の途上にあり世間のAIアートへの認識もまた移行の途上にあり、AIアートの技術もまだまだ発展の途上にあり(これから更に発展していくもの)と感じます。
使い方によってはクリエイティブの質を大幅に引き上げるものであるのは間違いないと思うので、私はAIアート関連のツールに関しては発展を願う側にいます。

最近だと、これまでのmidjourney、Stable diffusionやNovel AIに加えてAdobeのFireflyが正式リリースされ、商用利用が可能となり、また、「Fireflyで画像を作った企業が権利侵害で訴訟を起こされた場合には法的に補償する」とのことでも話題になっていますね。

ただ前述のように、どのAI生成ツールにしても、実際にゲームや絵本に主体的なツールとして使用して統制の取れた作品特に長編作品を作れる、というのはまだ先の段階かと思います。
色々試してみたいとは思っていますが。

AIアートを用いた短編ゲーム(ノベル/詩の朗読ゲーム)のリメイク

その他自身のAIアート使用作品のまとめ

自身の過去作品集の表紙・挿絵を自身のドローイングからAIアートに新調した新装版。上述のAIアート+旅行記・詩集のように、AIアートに対して文章を付けるという順ではなく、文章ありきでそれにピッタリ合うAIアートを生成するというのは割と難しく、プロンプトの試行やかなりの回数の生成が必要でした。

AIアート画集。こちらはAI生成の絵をまとめただけですが、自身で癒される風景画を延々生成していたのをまとめたものです。現在のところ実際はこの使い方を最もしていて、休みの時間等に自分が好きな風景を生成して眺めている、という……現在もかなりの数になっているので、またSNSなりこうして画集にするなり何なりまとめてはいきたい予定。

※今後もnote・他の媒体での発表時にAI使用作品にはその旨を記載します。

以上一旦のメモとして。

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