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休日のmidjourney Niji6を使ってみる(24/2/4)

※本記事には生成AIの技術的な内容は含まれません。個人の日記の範囲での生成AI使用の雑記です。

ゲーム開発の方は、パッケージ版・グッズの発送に追われている。大詰めではあるが、土日で郵送ができないので、発送準備のみはしておくとして、合い間に久々に休憩をとる。
midjourney Niji6[現時点ではALPHA]が使用できるようになったことで、少し触ってみる。
midjourney Niji5で生成したものと同じ元画像(img2img)を使用して、変化を見てみる。
まず順におさらいで、Niji5で生成した画像から。まず、キャラクター単体で出力したもの。

このキャラクターを、好みの背景に合成する(これをAI生成にかけるのでそこまで精度高く合成する必要はない)。背景はmidjourney V5.2辺りで生成したものだったと思う。この時点ではキャラクターと背景の統制が取れていないが、この辺はimg2imgした際に生成AIが統制を取ってくれる。

これをNiji5でimg2img。img2imgする際はプロンプトはそこまで詳細にせず簡潔なもの。

Niji5ではこんな感じだった。もっと上手くいくものもあるが、これに関してはキャラクターと背景の統制はある程度取ってくれたものの、キャラクター描画の精度がイマイチだった。風景・背景や全体の雰囲気としてはかなりいいので、惜しい。
そして今度はこの画像を元にNiji6[ALPHA]でimg2imgしてみる。

こんな感じ。これは...好きだ。(幻想的な風味でいうとNiji5の絵の方があったように思うが、情緒の深みや奥行としてはこちらNiji6のが増していると感じる。勿論その絵その絵にもよるだろうけど。)
キャラクターの精度もいいし、背景との統制も全く違和感がないと思える。ただ手周りがぐちゃぐちゃしている、この辺のAI特有の苦手なところはV6に進化してもまだ出てしまうものなのだな。
でこの問題に関してもmidjourneyではVary(Region)機能で、上手く生成されていない部分を選択して再生成すれば修正可能なのだけど、Niji6[ALPHA]ではVary(Region)はまだ用意されていないもよう?
用意されているコマンドの中でUpscaled (Creative)を使うと、キャラデザや細かい部分は変わってしまうものの、手周りがましになった。

現時点での私個人のmidjourneyの使い方としてはこんな感じでただただ自分好みの絵を生成して、休息に眺めているという次第。自分の中に求める原風景みたいなものがおそらくあって、こうして雨と植生に囲まれた風景に少女が佇んでいる絵にただただ癒される心潤されるものがある。
midjourneyにはアート性の面で最も魅かれていて、ただmidjourneyの描く絵(自分好みの絵)が見たいという単純に絵を鑑賞したいという気持ちが強くて使用を続けている感じになる(新機能として登場したStyle Tunerには連続して統制の取れた絵の生成等の創作用途で使えるのではと期待したのだけど、個人的には上手くいかなかった。そのこともまた余裕のある際に記事にするかも)。
しかしAIがここまで絵の中に・細部に、情緒を描き込める・表現できるものなのだなということは感慨を以て思う。

ゲームとか絵本とかに使う用途での生成はできなくないんだろうけど(例えば上の一連の絵でもそうだが同じプロンプトでもキャラデザや絵柄に違いが出てしまう。この辺はLoraモデル※等の使用になってくるのだろうけど私はそこまで手を付ける余裕は今はなく)おそらく結局的に現時点では多大なコストがかかると思う。生成AIの技術に習熟した個人か、大予算のある企業が実用に使っているといったところではないかな。私は、ゲームや絵本には当面少なくともAIを表立って使用することはしないかと思う。
当面は今後の発展や動向を見つつ、こうして休息や実験的に使うに留めることになると思う。
※Loraモデルが悪用される事例がSNS等で取り沙汰されているがここでは自分自身の絵・自分で描いた絵でLoraモデルを作ってみる試みを指しています。今後試し機会があれば記事にアップします。

次回はゲーム開発の方の記事を更新予定。

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