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子どもの心〜もらい泣き🌱💧〜

今日、療育の時間にね

順番を守れなかった年長の男の子(仮:Nくん)が
「ぼくが先!」って言って、順番抜かしをしそうになったら

順番を守れてた年長の男の子(仮:Hくん)が少し怒って
「ぼくが先だったよ!」って言い返したの。

その後
Nくんが、注意されたことで少し暴れちゃって
Hくんは、暴れられたことで、Nくんの髪を引っ張っちゃったの。

「髪引っ張るのはダメやで!」と注意してその後、2人に話を聴こうとしたら。。

療育を仕切ってる先生(ボスNo.2)に
「何があったんっすか?ちゃんと子どもを見てもらってていいっすか?」と怒鳴られたから、その子たちには接することが出来ず。。

他のパートの先生が、泣いてるNくんを部屋の外に連れて行った。

☺︎

そのパートさんは、知識人で勉強家やし、自分の考えをハッキリ言える強くて素敵なんやけど、すごくキッチリしたい人やから

廊下で大泣きしてパニックになってるNくんに
「抱っこしてください。ってお願いするのが先でしょ?言えないなら近づかないで!こんなんなら、お菓子も食べれないよ!」と何度も突き押してた。

その後、約20分・・・

療育が終わって、おやつの時間も終わって、帰りの用意をする頃もまだ
廊下からNくんの鳴き声が響き続けてた。

その泣き声を聴いてたHくんが、帰りの用意をしながら、私の手を握って

「実はね、ぼく。Nくんに酷いことをしちゃったんじゃないかな?って思ってるの。だって、ぼくがNくんの髪を引っ張ったのがいけなかったのに、Nくんが怒られて、ずっとずっと泣いてるんだもん。。ぼくがごめんなさいって言わないと、Nくんが可哀想だょ。」と気持ちを伝えてくれた。

もぉね、心がゾワァゾワァってした😳

☺︎

自分の感情をコントロール出来にくくて、つい他害してしまうHくんと
私はこの1年半、接して来たんやけど

こんなにまで成長してるなんて、すごくすごく感動した🍀

「じゃ、お鞄の用意をして、Nくんのところに行く?」って聴くと、Hくんは「うんっ!」と大きくうなづいた◎

☺︎

手を繋いで廊下に出ると、叱られてるNくんの前で

「先生、本当はね。ぼくがNくんの髪を引っ張ったんだよ。だから、ぼくが悪かったんだ。Nくんは何にも悪くないんだよ。ぼく、Nくんにごめんね!って言いたい」
「Nくん、髪を引っ張っちゃって痛かったよね。ごめんね!」
って
顔を歪ませて、涙を堪えながらHくんはパートの先生とNくんにそう言った。

その姿を見た私の頬に、涙が溢れた🥲

(あかんっ。。このシーんのこと書きながら、その時のHくんのことを思い出しただけで、涙が出て来ちゃう🥲)

ちゃんと気持ちを伝えられたHくんに
Nくんが「うん、いいよ。」と言うと、今の今まで大泣きしていたのが嘘みたいに、Nくんはスッと立ち上がって部屋に戻った。

部屋に戻るNくんを見届けたHくんをトイレに連れて行く途中

「ありがとう☺︎」って顔を見てくるHくんに、私も「ありがとう☺︎」って言ってハグをした⭐️

また涙が溢れた🥲

☺︎

私の保育や療育への考え方では

大人が子どもに叱る時や、注意する時には
きちんと正しく状況を把握して、子どもの感情や意図を両者に確認してから..
次はどうしたらいいのか?
を一緒に考えたい。
って思う。

それから、もし私から子どもに何か伝えたいことがある時は
まずは落ち着かせて、聴ける体制を整えてから伝えてる。

ひつこく。くどく。は禁物で
端的に明確に伝えないと、1割も伝わらないと思うねん。

でも、社会に出たら理不尽な人は、今よりもっとたくさんいてるし、傷つくこともたくさんある。

だから、今から少しずつ、いろんな人の、いろんなやり方や、いろんな言動を受けて、子どもたち自身が心や肌で感じ
それを柔軟に受け取れたり、乗り越える力を育んで欲しい
🍀

だから、私は

子どもたちの手を離さず心に寄り添い
時に抱きしめ、時に背中を押せる、そんな大人でありたい
🍎

Hくん・・・
学びと大きな感動をありがとう⭐️

☺︎

今日もあなたがあなたらしく幸せでありますよぉに🦄🌈✨

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