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「NPO業界の個人事業主にささげるマガジン」を始めました

NPO業界の個人事業主にささげるマガジンを始めました。

このマガジンは、個人事業主でNPOの伴走支援者をしている私が、2010年からNPO業界ではたらいてきた経験をもとに、考え方やノウハウを提供するマガジンです。これからNPO業界でフリーランスで活動したい方や、現在活動している方を対象としたマガジンです。

私が個人事業主になった根源的な理由は、就職氷河期の2000年に就職活動に苦労していた大学生の私が思っていた、

あー、1つの組織に雇われて働くよりも、日替わりでいろんなところではたらけたらな・・・

という当時は戯言として周囲から捉えられていた言葉です。

なんて利己的な理由!NPOの伴走支援をするんだったら、それぞれの団体の代表さんに劣らない、壮大なビジョンを語れよ!

そんなご意見が聞こえてきますが、就職してからいろんな経験をした上で振り返って、自分との対話を重ねて出てきたものなので、仕方ない。

そもそも、利己的なものと利他的なものを重ねたところに持続可能なお仕事のスタイルがあるんじゃないでしょうか!と鼻息が荒くなってしまいます。それぞれの個人事業のスタイルがあっていいんです。

なぜ、このマガジンをつくろうと思ったかですが、

NPO業界で伴走支援をするということは、クライアントは当然NPO活動をしている組織になります。組織ということは目的を果たすために共通の目標を持った複数人の人たちと協働することになります。

いち個人としてはしないことを、組織人としては平気でする人は多いです。

そういう組織人と1対多の状況は、時として圧力として感じることもあります。価格への圧力、パフォーマンスに対する圧力、深夜・早朝・休日も作業を行う圧力、コンプライアンス的にグレーなことをさせようとする圧力、理解不能な精神的なはけ口として扱われる圧力、などなど多岐にわたります。

そんなん仕事なんだから耐えて当然だろ!

と組織で働くひとは思うでしょう。無意識でそう思考するようになっている人もいます。組織人格のゆがみに気づかない人がほとんどです。

組織の傘ではなく、自分自身の価値で勝負している人は、個人で組織に向き合う恐ろしさを知っているから、そんなことは絶対言わないし思いません。

社会に対する活動で価値をだそうと本当に思っている組織の人は、圧はかけません。私の言っていることを理解しようとしたり、存在を活かそうとします。そして、コントロールしようとはせず、何らかのはけ口にしようともしません。

第三者や部外者は、何らかのはけ口にされることがあります。その組織で排出されるネガティブなかたまりを押し付けようとするわけです。

組織にとってはしょうがないこと、できれば見て見ぬふりをしたいこと、そんな理不尽なものを、押し付けられても困ります。自分の組織でなんとかするべきものです。

NPO業界は狭いし、報酬をもらって生きていくには厳しい環境です。そうした関係性や金銭的なことをからめて、いやいや押し付けられている個人事業主がいるのも実態です。

個人事業主で働く私は、こうしたゆがんだ思考からくる圧や、本来その組織で解決すべきネガティブなかたまりの押し付けには断固反対してきました。

マガジンのタイトルを「ささげる」とあるのは、こうした孤立状態になっている個人事業主の皆さんの支えに少しでもなったらいいなと思いからです。

・いいクライアントの見分け方
・わるいクライアントに出会った時の対応方法
・周囲をいいクライアントにしていくためにできること
・自分の価値の発信方法

こんなことを伝えていきたいと思っています。気になる方は是非購読してみたください。


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このマガジンでは、NPO業界の個人事業主の支えになるような以下の情報を定期的に発信していきます。 ・いいクライアントの見分け方 ・わるいクライアントに出会った時の対応方法 ・周囲をいいクライアントにしていくためにできること ・自分の価値の発信方法 など

このマガジンは、個人事業主でNPOの伴走支援者をしている今給黎が、2010年からNPO業界ではたらいてきた経験をもとに、考え方やノウハウを…

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