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エンジニアカフェはエコシステムとなりえるのか

先日、お暇時間を使って福岡エンジニアカフェのオープニングイベントに参加してきました。平日イベントに参加できるのは、自由に時間を使える醍醐味だなぁーと思います。
より、リモートワークやフレックスタイム制という働き方がいいなぁと思うようになりました。

さてさて、コワーキングスペースが増えてく福岡。エンジニアフレンドリー都市として着実に市が力を入れているっていうのが分かります。
かく言う私もエンジニアの端くれなわけで、お暇中の今は集中したい時はカフェでという機会が多いのでありがたい限りです。
今回イベントに参加したのも、エンジニアカフェ普段使いできるかなー程度に思って見学に行きました。

エンジニアカフェグランドオープニングイベント

https://www.facebook.com/events/668163683650838/?ti=cl
イベントは13時〜夜22時あたりまで開催されたようです。
市長の挨拶から始まり、夜はDJを交えての懇親会まで盛況のうちに終わったようです。
私は昼間の予定を終えて16時〜19時までのセッションとディスカッションを傍聴しに行きました。

地場企業セッション

セッションでは現場とエンジニアを繋ぐ企業営業の方が、現場の状況とエンジニアの状況を交えながら企業の課題と今後の展望を中心に、エンジニアカフェのような場所に期待することや活用していきたいかという内容を仰っていました。
エンジニアカフェでは交流という場としての期待をしており、昔で言うベンチャー企業、今で言うスタートアップ企業とITへ参画してきた企業(背広組と仰っていました)との繋がりを持てる場として活用していきたいといった展望でした。
また、企業が抱えるエンジニアがIT好きじゃない的な発言もあるという悩みなどけっこう赤裸々だったなぁとw
私もインフラ系はあまり明るく思えたことがないので苦手分野への気持ちを吐露したのは分からんではないです。

パネルディスカッション

こちらではIT企業経営者であるFusic浜崎さんとキャッチアップ江頭さんお二人が登壇され、エンジニアカフェが今後のエンジニアにとってどう機能すべきであるか、抱えるエンジニアをどう成長させていくのか的な(ちょっと語弊があるかも)内容でエンジニアカフェというかコミュニティとの関わり方について話されていました。
私もお抱えられていた社内エンジニアであったので、聞きながら企業としてはエンジニアの最適化って難しいんだろうなって気持ちで聞いていました。抱えられてるエンジニアはそんな気持ち露知らずな部分もあるし、仕事してたら自然にそのように思うのはなかなかかなー、とか、とか。

テーマは大きく2つで以下でした。

1.エンジニアが集まること
2.もし○○な話

話の中でありがたい話だなー思ったのは
アウトプットの必要性を覚えること
場所と時間の自由性を与えること

アウトプットをすることで多くのインプットを得られるっていうのはあぁそうだなぁー、と思いました。
主張しろっていうのとは違うのだけど、自分はこう思うって伝えると人にどう思うかを聞くよりも多くのことを引き出せることが多いです。
人って何かを与えてもらうとちゃんとレスポンスしたくなる生き物だなぁと思います。感動したものや誠実なものを感じると、本人に伝えたくなるし、他の人にも教えたくなる。
アウトプットっていつも必要な訳では無いけど、自分が悩んだり別の道が欲しい時に行えると、思うよりも多くのものや思いがけないものが懐に入ってきたりしますね。
だから日頃から「アウトプットはいいものだ」って覚えておくといざって時に役立つという意味ではないかと思いました。
もちろんアウトプットを押し付けてはダメけど。

そして、場所と時間の自由性。これは私も課題としているけどフッ軽であること。
ちょっと私が課題にしているのは今回のディスカッションの内容とは逸れてしまうけど。
ディスカッションの内容では、イベントやコミュニティへ参加するための時間を若い人に是非与えて欲しいという質問者からの要望へ経営者からの返答での内容でした。

余談ですが、エンジニアカフェのような空間があっても企業勤めの人には触れる時間が少ないというのはそうなのかもですね。
というかエンジニアカフェのような空間が必要だって真剣に思えるのって、会社という空間を与えられているサラリーマン、OLには少し思いづらいのかもなーと思います。作業するなら会社でいいやって思いますしね。
私は今、居候で共同生活させてもらっているので家で作業しにくい状況なので、真剣にエンジニアカフェのような空間を欲しています。作業するには図書館のような、カフェのような中間の場所が必要です。
会社勤めの時には考えなかった場所を求める姿勢と集中できる時間にこだわるクセがつきつつあります。
会社勤めの時は、仕事は仕事場で、作業は家でな姿勢でしたし。
カフェは気軽にくつろげる場所くらいにしか考えてなかったです。

エンジニアカフェはエコシステムの場になりえるのか

江頭さんが言われてましたが、エンジニアの成長もエンジニアエコシステムのようになればいいなと。
先行者利益のシェアによる成長ということでいいのかな。
エンジニアカフェの運営者もカフェ的な自由な場と、コワーキングスペースのような交流の場と両方で使って欲しいような意図はあるようでした。
以下のリンクにエンジニアカフェの間取りがあるのですが、メインスペース、集中スペースと作業をする場と10人程度のイベントならここでと言われていたミーティングスペースとがありました。
https://engineercafe.jp/ja/coworking-space
ちゃんと機能すればエンジニアエコシステムの有効な場になるかもしれませんね。
後は日頃メインスペースがいかに気軽に使えるかというとこです。
浜崎さんも県外エンジニアや海外エンジニアが福岡に来た際にはエンジニアカフェ行こうぜ的なスペースになったらいい感じですね、と言われてて、あぁそれは面白いと思いました。

今のところなんかいい感じのスペースが出来たなってことで、是非作業しに行きたい気になっています。

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