サイゼリアで未来を考える
このところ、5歳の息子とよくサイゼリアに行くのですが、安くて美味しくて最高ですよね。
ますます食べ盛りの息子、あれも食べたい、これも食べたいが止まりません。でもサイゼリアなら、パンを頼んでも100円、ポテトを頼んでも100円、スープも100円、デザートを追加しても200円ぐらいです。
どんなに追加しても、二人でお会計が2000円いくことはまれで、大体1500円ぐらいで収まります。(私はランチセット600円)
そんなわけで最近は、疲れた日のお昼はサイゼリヤかバーミヤンに行ってます。
バーミヤンも安いし、かわいいネコちゃんロボットが「行ってくるニャー」と言いながら料理を持ってきてくれるのが楽しいので、息子のお気に入りなのですが、残念ながら行きやすい場所にあんまりないんですよね。。
一方のサイゼリヤは自宅のそばにもあるし、よく行く町にもあり、しょっちゅう行っています。
昨日も息子と二人でサイゼリヤに行ったのですが、そこでふと、息子が「ぼく、100歳まで生きられるかなあ…」と言い出しました。
うちの旦那の家系は長寿で、みなさんだいたい100歳くらいまで生きていているんです。そんな血を継いでいるうちの子どもたちは、ただでさえ科学の進歩で寿命が120歳まで伸びるといわれるこの時代、長寿の可能性は高そうです。100歳どころか、120歳まで生きるかもしれません。
せっかく長生きするなら、最後まで楽しくて、仲間に恵まれた生きがいのある人生を送ってほしいものです。
私の子ども時代といえば、努力、忍耐力、がまん強さ、やり抜く力などが大切といわれ、親や先生、先輩などからど根性精神を叩き込まれました。これらの習得が、よりよい人生を送るために欠かせないといわれてきました。有名な大手企業に就職し、マイホームを買い、歯を食いしばって耐え抜くことがよりよい人生になると教えられてきました。
しかし、時代は変わりました。いまは時代の流れを読んで、柔軟に考え方や生き方を変えながら要領よく生きていくほうがよさそうです。努力や忍耐が嫌いだった私にとって、素晴らしい時代の到来だと思います。
そんなわけで、「子供には自炊がいちばん。」というナゾのこだわりがあった私ですが、最近はそんなものさっさと捨てて、サイゼリアやバーミヤンにもバンバン行って、手を抜けるところは抜こうと思ったわけです。
そんな母の姿をみて、子どもたちも「ああ、頑張らなくていいんだ、やりたいと思ったことはやればいいし、行きたいと思ったら行っていいんだ」と学んでくれるとよいなと思っています。
以上、サイゼリア考でした。
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