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映画大好き

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古典から最新のものまで、映画の感想をつらつらと書くマガジンです。
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記事一覧

変な家

先日、映画館で『変な家』を見てきました。 実は、せっかくの長期休暇のわりに、「絶対に見たい!」という映画はありませんでした。 子どもが見そうなアニメがずらっと勢ぞろいしてる時期だったのです。 ボクが見たいと思っている映画はGW明けからの上映のようです。 でも、せっかく時間があるので、面白そうなものを探してたら、『変な家』が目に留まりました。 公式サイトの解説によると、要は「おかしな間取り」から始まるミステリーのようです。 主演は間宮祥太朗さん。 オカルト専門のYouT

マラソン・マン

ダスティン・ホフマンの『マラソン・マン』です。 マラソンは関係ありません! でも、「やっぱランニング大事だな」と強烈に思わされます。 元ナチの絡むサスペンス。ぜんぜん普通に生活してたのに巻き込まれる恐怖がスゴイです。主人公が一般人すぎていろんな人を信じすぎ。 味方だと思ってた人が敵で、死んだと思ったら生きてたり、けっこうどんでん返しがスピーディに入ってます。 あと、歯医者の機械での拷問のシーンとか、めちゃ怖い。 マラソン関係ないやんと思わせつつ、「ああ、走るの大事だ

カジノ・ハウス

いわゆる「おバカ映画」です。 顔芸。 慣れない成功(笑) つい調子に乗る夫婦。 夫婦が作った裏カジノだけでこんなに儲かるし、警察が利権を得ようとするし、すごいなぁ。 日本にIRができたら、すごいお金が動くんだろうな(笑) そんな小難しいことは置いといて、こういうおバカ映画は月に1回は見たほうが良いと思います。 ゲラゲラ笑って、ピザでも食べて、寝て。 また明日から仕事頑張りましょう!

遙かなる山の呼び声

山田洋次監督作品。 「寅さん」と「幸せの黄色いハンカチ」をまとめて見れる感じの映画です。 とにかく、高倉健さんが男らしい! 男らしいぜ! 「男は強く生きろ」みたいなことを子役の吉岡秀隆さんにも言ってて、これが説得力がありすぎ。 ジェンダーとかあんまり気にしない時代の力強さですね。 ハナ肇さんとも、ケンカしてすぐ手打ち。 カラッとしてるキャラがこの時代っぽいです。 エヴァンゲリオンとかみたいに、うじうじしてません(笑) そしてもう、オールスターキャストです。 まずは倍

起業家・経営者が見るべき映画3選

起業家・経営者にオススメの映画を3本ご紹介します! ビジネスがうまく行くかは、ぶっちゃけ「あり方」です。 マーケティングとかテクニックも、とっても大事ではあるのですが、、、 長期的には「経営者のあり方」でビジネスの成功が決まります。 「あり方」というのは、英語ではIntegrityという言葉が近いのではないかと思います。 ドラッカー先生などが、Integrityの重要性を言ってます。 高潔さ、真摯さです。 理念のために私心を捨てて、真摯に取り組む姿勢です。 その姿を見

オリエント急行殺人事件

普及の名作。 2017年版のケネス・ブラナーのやつです。 豪華キャストです。 列車も乗りたくなる豪華さ。 昔のやつとか小説を知らない人は普通に楽しめますね。 さあ、誰が犯人なのか? 最後は全員を集めてお決まりの謎解き。 でも、、、何度も見てストーリーを知っている人たちは、ミステリーをどう楽しめば良いのでしょうか? オチ(犯人)が分かっているから、純粋に謎解きでは楽しめません。 演技とか衣装とか映像とかで違いを楽しむことになるのかな。 じゃあ、『シックス・センス』と

シックス・デイ

事故に巻き込んで死んでしまったので、申し訳ないからクローン技術で生き返してあげたら、間違って死んでない人(シュワちゃん)のクローンを作っちゃって、ダブっちゃって困ったなぁ、、、という話。 敵のお姉さんとかも、死んでもクローンで生き返ります。 記憶もコピーしておける。 もう、戦い方が変わりますね。 人間のクローンは許されるのか? 人間とは?魂とは?生きるとは? これ、けっこう深いテーマですよね。 だからこそ、この世界では倫理的にクローンは禁止なわけです。 さぁ、この映

ゴーン・ベイビー・ゴーン

すごく。ものすごく、考えさせられる映画。 タイトルは『ゴーン・ベイビー・ゴーン』なので、「バイク川崎バイク」みたいだなと思ったけど、そんな感想を忘れるほど考えさせられます。 「ええっ!!?自分だったらどうするだろう」 という感じの「考えさせられる」です。 物語は女の子の失踪事件から始まります。 ドラッグとかやっている母親なので、もしかしたら犯人?と思ってしまったり、そんなところからです。 でも、どんどん話は展開していきます。あれよあれよ。。。 で、、、 「どっちが正

トランスポーター・イグニッション

「トランスポーター」シリーズの4作目。 ポイントは主役が違うところ。レビューでは「ジェイソン・ステイサムとちゃうやん!」という言葉がたくさん見れます(笑) まぁ、事前にそんなこと調べずに、「あ、続きだ」と思って見ますよね。テレビ映画とか配信とかをそんなに真剣に予習して見ませんよね。 それはさておき、内容の感想。 出てくる人が、真面目な人が多い。律儀。 ただ、一人だけ、主人公のお父さんがめっちゃ適当。定年までスパイとして働いてたわりに、すぐに捕まっちゃう、というか2回も

黄金のアデーレ

今年は、2つの美術展にクリムトがやってきます。 国立新美術館の 「ウィーン・モダンクリムト、シーレ 世紀末への道」 と 東京都美術館の 「クリムト展 ウィーンと日本 1900」 です。 というわけで、 それに関連した話題ですが、、、、 『黄金のアデーレ』 という映画があります。 Amazonプライムで見られますので、よかったらぜひ。 これは実話に基づいた映画です。 グフタフ・クリムトの描いた絵画、 「アデーレ・バウワーの肖像」 (通称「黄金のアデーレ」)

わが母の記

ほのぼのと良い映画です。井上靖の自伝小説を映画化したやつです。 実の母親に子供のころ捨てられたので、しつこく恨んでいる小説家。でも、父親も亡くなり、母親も老いていき、ボケてくる。 ホームドラマらしく、小さな事件が大ごとになる。いらんことしなくて良いのにやってしまう父親。ガンコ親父。ひどい父親。あれと比べたら、自分はかなりマシだと思う(笑) あと、宮崎あおいさんが、この映画でもカメラで写真を撮ってました。 いったい、どれぐらいの映画で写真を撮ってるんだろう?写真を撮る役