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【特集】アナログゲームマガジン大賞~イズミ賞~

いつものように、この記事は『アナログゲームマガジン』の連載の一つとなり、記事途中までお試しで読むことが出来ます。月額500円(初月無料)の『アナログゲームマガジン』を定期購読いただくと、わたし以外のライターの記事も、購読期間中は読み放題です。あわせてご検討ください。

そして今回は特集記事として「アナログゲームマガジン大賞2023特別賞の発表」というお題が出ていたのでイズミ賞として記事化していきたいと思います。お休みのうちに1月分を終わらせてしまおうという算段で書いていきます。

■未発売ゲーム期待で賞

アンコンシャス・マインド

『ボードゲームよもやま話』エッセン23 新作の前情報雑感|イズミ

エッセン新作で気になっていた作品というか、エッセンではプロモーションのみで販売は2024年の今年になる作品。

アンコンシャスマインド。直訳すると無意識の意識みたいな感じ。
ワーカープレイスメント、エンジン構築、アクションプログラミング、ロンデルの要素が入ったゲームで、世界観としてはフロイトが生きた時代の精神分析や心理学の世界を舞台としている。
デモなので販売は無いっぽいですね。この見た感じ大分面白そうでワクワクします。各所には細かいアイデアが溢れていて良いなと思います。
ワーカーを置く部分はアクションに対して4方向から主張出来る感じになっていて、それが行列で並んでいるので隣の場所を圧迫する感じなっていたりします。患者となるカード上には透明な病状カード(ロールシャッハの様な)が重ねられていたり、アートワークとコンポーネントの選択とゲームがちゃんと融合している印象があります。
ただ、時間が1時間から2時間と幅があるのが気になる所で、こういったゲームはゲーム終了条件がトリガー式だったり。

ワーカープレースメントは結果としてもっさり感が出て「なんか違うなぁ」となる可能性もあるので、わりとどうなるかわからない感じのする作品。でも、アイデアのボードゲーム的な処理の仕方にセンスが光るので大丈夫そうではあります。

エッセン新作だとあとはクトナー・ホラが面白そうなんですよねぇ。

クトナー・ホラ:銀の都

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