書店員を卒業しました
かなりお久しぶりのnoteになってしまいました…✏️
お知らせが遅くなりましたが、
実は…3月末で書店員を卒業しました！
楽しいこともあれば辛いこともありましたが、気がつけば10年以上書店員として楽しく働くことができました。書店員として働いたからこそ出会えた方々もたくさんいます。
書店員として過ごした日々は、全部がキラキラと光る宝物です。
正直、書店員になったころはそこまで長く続けるつもりは全くありませんでした。(笑)
周りの環境が良く、人に恵まれた結果運良く続けてこられた感じです。
私は20代前半で転職し、正社員の事務職からアルバイトの書店員になったので、親は正直いい顔をしませんでした(笑)
でも私が毎日帰宅後に
「今日は◯◯の本が入って来た！」
「今日はこんな嬉しいことがあった！」
などと話しているのを聞いているうちに、楽しく働いているならいいかと思ったようです。(笑)
その積み重ねで毎日仕事を続けていましたが「県外に出てみたいなー」という気持ちがずっと心の底にありました。でもその思いとセットで「いやー自分には無理だろう」と諦めの気持ちがあり、それに仕事も楽しいし別にいいか、となかなか踏み出すことができずにいました。(笑)
しかし2022年にご縁があり、生まれ育った岡山を離れ京都で書店員をすることになりました。
が、京都で仕事をするうちに
やりたいことに少しずつ変化があり…
そして、4月からはずっと気になっていた別の業種の仕事をしています。
（本屋図鑑の冒頭部分を読んでもらえれば、どんな職種についたかわかるかも…(笑)）
転職については、正直かなり悩みました。
「本屋図鑑 だから書店員はやめられない！」という本を出しておいて速攻辞めるんかい！という思いもありましたし…
この本を読んで書店員に憧れを抱いてくれた読者（もしいたらの話ですが）が、著者がすでに書店員を辞めたと知ったらガッカリするんじゃないかな…と思ったのです。
もちろん今でも書店は大好きです。
でも、自分自身のやりたいことが変わって来た今、
私は誰のために書店員を続けるのか？とふと疑問に思いました。
迷いながら、でも好きだから今後も続けていって…それもいいと思う反面
やっぱり新しいことにチャレンジしておけばよかった…とこの先後悔するのは自分じゃないのかな？と。
そしてずるずると悩んだ結果、やっぱり自分のやりたいことをやらなきゃと思い、昨年末に転職をすることを決意し、3月末まで書店員として働いたのち4月から新職場でお世話になっています。
30代前半の、しかも異業種への転職…！
うまく行くのかドキドキで、決まるまでは辛い時間も過ごしましたが、今は本当に楽しいです。
たくさん勉強してはやく役に立ちたいのはもちろん、今後は自分自身の絵の活動へも、学んだ知識を活かしていきたいと思っています。
が、ここ数年で体調を崩しやすくなってしまったので、無理はしないで休み休みがんばって長く続けてくのが目標です。
※みなさんも本当にお気をつけて！
そんな感じで合間にちょこちょこ記事を書いていたこともあり、お知らせが遅くなってしまいました。
書店員ではなくなりましたが、これからは本好きなイラストレーターののいまがわを見守っていただけるとうれしいです。
よろしくお願いいたします！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？