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素敵な人たちに会いに行く第一回「恵子さん」

私は仕事上いろんな方に会いにいく。
おしゃべりな私は、つい調子に乗り仕事以外のお話もたくさんしてしまう。
その日も、お仕事のお話が終わったあと自分の夢について話をしていたら「アンタに会わせたい人がいる」とお客様に言われた。
そしてご紹介頂いた方が、タイトル写真の白神恵子さん。


恵子さんは2週間に1度、週末になると車ではるばる岡山からご実家のある石川県加賀市動橋までご両親の介護に通っていらっしゃる。
それだけでも私からするとSuperman!いや違ったSuperwomanだ。


写真のこの場所は元々お父様が経営していらした機場(はたば)
機場というのは機織り工場のことで、廃業されたあと、お父様は何か地域のために役立てたいと考えていた。 
その意志をついだ恵子さんが、みんなが集まれる場所オープンスペース「いぶりば」として生まれ変わらせた。


何かを始めようとしても一人では限界がある。
でも笑顔の素敵な恵子さんの周りには、やっぱり素敵な方達がたくさん集まってくる。
「いぶりば」のロゴを考えたご近所の設計士さん、機材の移動やリフォームを担当して下さった宮大工さん、授業の一環として片付けを手伝ってくれた地元の高校生たち、物々交換のスペースレイアウトをおしゃれに飾り付けてくれるご近所のお嬢さん、毎回運営をお手伝いしているスタッフの方たち。


物々交換が楽しめるスペース


そして最初から運営に携わっていらっしゃる動橋まちづくり推進協議会の前川真一さん。


自作ゴム銃を手にポーズの前川さん

日本ゴム銃射撃協会の石川支部長でいらっしゃる前川さん。
その会の存在さえ知らなかった私に構造まで詳しく説明して頂いた。

分解して頂いたゴム銃
安全装置までついている

本職が大工さんかと思うほど、その他にも色んな物を作られている。


いぶりばのロゴ
機織り工場のシンボル三角屋根と
一番右がグズ焼き祭のグズ

この「いぶりば」の小さな文字(直径1〜2センチ)も糸鋸で切り抜いた前川さんの作品。

あと一人ご紹介したいのは、この方、福浪漫さん!

不思議なスプーン制作中の福浪漫さん


福浪漫さんは、石川県主催のイベントに参加されているとか、ならば又いつか何処かで必ずお会いできるはず。
その日をワクワクしながら待とうと決めた。


私の夢も恵子さんと同じで皆が集まれる場所を作ること。
夢ばかり語っている私と違って恵子さんにはパワーがある。
それともうひとつ、実際にお会いして再確認したことがある。
それは笑顔!
チャーミングな笑顔は人を惹きつけ、素敵な人たちの大きな輪(和)が出来上がっていく。


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