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昭和シンセポップラバー「iM(アイム)」がDTM27年のブランクを経て「AKAI MPC BEATS」などの無料のDAW、無料のVST(64bit)など「無料」にこだわり、80年代のビンテージシンセサイザーサウンド(シンセポップ)再現に挑戦中!

マガジン

  • 昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち

    昭和の時代、シンセや電子楽器は発展途上で最新モデルをいち早く導入したアーティストは多く、それにより数ある名曲が誕生しました。そんな名曲を支えた昭和のシンセ、電子楽器を紹介します。

  • 昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ

    往年のビンテージシンセを模したものからサウンド再現できるフリーVSTが沢山ありますが、中でも特にお気に入りのソフトをご紹介したいと思います!

  • 何故ビンテージシンセサウンドに魅かれるのか?

    令和の時代になっても昭和レトロなビンテージシンセサイザーのサウンドに魅かれるのか?その自分のルーツを辿りたいと思います。

  • 無料モジュラーシンセソフトで昭和シンセポップサウンドに挑戦!

    昭和シンセポップラバー iM〔アイム〕(昭和生まれ♂)です。 今回、高性能、無料モジュラーシンセソフト「Cardinal(カーディナル)」を使い、初心者でも簡単に操作する方法を模索しつつ、昭和シンセポップサウンド制作に挑戦したいと思います。

  • 昭和DTMオヤジの無料でミックス&マスタリング日記

    「全て無料」をテーマにDTMを27年ぶり再開し一番の難所となったのが「ミックス&マスタリング」現在も試行錯誤の模索中でありますが覚書として綴ります。

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プロフィール

昭和シンセポップラバー「iM(アイム)」です。1981年頃からシンセサイザーに興味を持ち、バンドや多重録音、DTM、某シンセメーカーの地方デモンストレーター、地方タレントのバックバンドなど音楽活動をしていましたが、1994年ごろ本業の都合でほぼ全ての楽器を手放し引退。その後、音楽制作と無縁の生活を送ってきましたが、2020年に以前愛用していた「MPC60」「S1000」のAKAIより無料音楽制作ソフト「MPC BEATS」の登場をきっかけに、無料のDAW、無料のVSTi(64

    • 昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち(その7

      ニュー・オーダー「ブルーマンデー」70年代にシンセをはじめとした電子/電気楽器が活用されるようになり“より使いやすいもの”“より革新的なもの”を求め各メーカーが競い合っていましたが、80年代に入ると山口百恵ちゃんのCM《デジタルはカシオ!》とあるように「デジタル」がキーワードとなり代表的な1つが「サンプリング」であります。このサンプリングの登場で音楽業界は大きく変わったと言っても過言ではなく、もともとポストパンクバンドだった「ニュー・オーダー」も例外ではなく、彼らのヒット曲「

      • 昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち(その6

        ウェザー・リポート「バードランド」70年代に入りシンセサイザーは「楽器」として活用されるようになり先駆けであった「Moog」を皮切りに様々なメーカーのシンセが登場するようになりました。それらの最新鋭シンセを活用した新しい音楽ジャンル「クロスオーバー」(後にフュージョンに丸められる)その代表するグループの1つ「ウェザー・リポート」彼らの名曲「バードランド」で使用された「ARP 2600」と「Oberheim SEM Voice」に注目したいと思います。 小型セミモジュラーシン

        • 昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち(その5

          クイーン「レディオ・ガガ」2018年に公開された映画「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットで再評価された「クイーン」元々ハードロックを主体とした音楽性でしたが新しい事にチャレンジする意欲的なバンドで、特に注目する点は世界初のPCM音源ドラムマシン「Linn LM-1」をいち早く導入しシンセサイザーを活用したファンクやシンセポップの要素を組み込んだ点であります。1984年に全英2位となった「レディオ・ガガ」も例外でなく、この曲で使われている「LinnDrum(LM-2)」と「Rol

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          7本
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          15本
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          6本
        • 27年ぶりのDTMをしてみて
          9本

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          昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち(その4

          イエス「燃える朝やけ(Heart of the Sunrise)」1960年代終盤に登場した音楽ジャンル《プログレッシブ・ロック》その大きな特徴は変拍子やクラッシク・ジャズなどの要素を取り入れ、何より《プログレ三種の神器》といわれた「ハモンドオルガン」「シンセ」「メロトロン」と当時、最新鋭の楽器を活用している点であります。今回はイエスの名盤「こわれもの(Fragile)」から「燃える朝やけ」で使用されているシンセ「Minimoog」とメロトロン「M400」に注目したいと思いま

          昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち(その4

          昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち(その3

          バグルス「ラジオ・スターの悲劇」1981年に開局した米国の音楽チャンネル「MTV」で最初に放送されたMVがThe Buggles「ラジオ・スターの悲劇(Video Killed the Radio Star)」正に曲の内容と番組趣旨をあわせたニクイ演出です。さて、この曲は元々トーマス・ドルビーも参加してたグループ「ブルース・ウーリー&ザ・カメラ・クラブ」につくられた曲で、後にセルフカバーしたのはよほどお気に入りだったのか?そのかいもあり1979年に全英1位、米国はじめ日本でも

          昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち(その3

          昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち(その2

          TOTO「アフリカ」日本は70年代後半から「産業ロック」「商業ロック」の人気があり、その代表格といえる米国のロックバンド「TOTO」おもしろい事に私が中1の時は彼らの存在を知らず、近くの高校の文化祭へ遊びに行った時、生徒のバンド演奏で彼らの楽曲の演奏を目のあたりにし感銘し「TOTO」のファンばかりか自分も楽器演奏に興味が沸いたきっかけとなった思入れ深いバンドなのです。そんな彼らの代表曲の一つ「アフリカ」実はこの曲の誕生には2つのシンセの存在があったのです。 国産最高峰ポリシ

          昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち(その2

          昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち(その1

          ヒューマン・リーグ「愛の残り火」1981年、全英・全米ヒットチャート1位になり日本でもヒットした《ヒューマン・リーグ「愛の残り火(Don't You Want Me)」》この曲は「シンセポップ」のルーツといえる曲の一つでありますが、この頃の私はシンセとエレクトーンの違いもよく分からなかった時代で、斬新なサウンドの曲と認識したもののあまり気にする事なく聴いていたものですが、後にこの楽曲に驚くべき「新兵器」が使われた事に驚きました。 世界初PCM音源ドラムマシン「Linn LM

          昭和の名曲にみるシンセ・電子楽器の名機たち(その1

          帰ってきた!昭和シンセオタクが選ぶ無料ビンテージシンセ・エミュ(その7)

          世界三大アナログモノシンセ「Oberheim SEM」「MiniMoog」そして「ARP Odyssey」両者サウンドや機能が異なり70年代のコンパクトシンセの人気を二分していましたが、それらのシンセにない機能を追加させる目的で登場したのが「Oberheim SEM(Synthesizer Expander Module)」です。鍵盤がない音源型シンセで、その「SEM」に鍵盤をつけたものが後にポリフォニックシンセの先駆けとなる「4Voice(FVS-1)」へ発展するのですが、

          帰ってきた!昭和シンセオタクが選ぶ無料ビンテージシンセ・エミュ(その7)

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その7)

          わざわざビンテージシンセのモデリングソフトでなくても、工夫次第で通常のシンセソフトで昭和シンセポップサウンド風にする事ができます。中でもお気に入りのソフトをご紹介します。 機能省略し無償化した「Gospelmusicians Pure Synth Platinum 2」90年代初めのデジタルシンセを彷彿するお洒落なサウンドが印象的な「Pure Synth Platinum 2」は様々な波形が用意された「WaveTable」音源と様々な音色の「ロムプラー」を搭載し、最大4つの

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その7)

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その6)

          老舗の伝統を継承した平成Moog「Little Phatty」この半世紀の電子楽器を語る上で「Moog」は誰もが知るシンセサイザーの老舗である事はいうまでもなく、今なお人気ある「MiniMoog」をはじめアナログシンセの歴史そのものであるといっても過言ではありません。しかしデジタルシンセが主流になった80年代後半から残念ながらシンセの生産を辞めたてたのですが、21世紀に入り「Voyager」で復活し現在に至ります。その復活第二段として2006年に登場したモノフォニックシンセ「

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その6)

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その5)

          VST聡明期のシンセソフト「V-Station」21世紀初頭のVST聡明期に登場したNovation社バーチャルアナログモデリングシンセ「K-Station」を完全再現したソフト「V-Station」同社シンセのソフトともあり実機のサウンド再現のみならず、プログラム互換がある優れモノ。価格は当時3万円はしていましたが、2022年にサポート終了にあわせ無料化されました。個人的に昭和シンセ以外よく知らないのでありますが、当時を知る方には馴染み深いシンセの様で大ニュースとなりました

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その5)

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その4)

          わざわざビンテージシンセのモデリングソフトでなくても、工夫次第で通常のシンセソフトで昭和シンセポップサウンド風にする事ができます。中でもお気に入りのソフトをご紹介します。 トランス系シンセとは何ぞや?90年代のシンセはデジタル化し、従来無数にあった「ツマミ」が消え、基本プリセット規定で操作するのが主流でありましたが、90年代後半に古き良き時代を思い出すかのように「Clavia Nord Lead」を皮切りに見た目アナログシンセを模したモデルが登場しました。しかし中身はデジタ

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          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その3)

          わざわざビンテージシンセのモデリングソフトでなくても、工夫次第で通常のシンセソフトで昭和シンセポップサウンド風にする事ができます。中でもお気に入りのソフトをご紹介します。 「u-he」の無料ビンテージシンセソフト「Tyrell N6」映画音楽家ハンス・ジマーが愛用といわれるシンセソフト「Zebra2」掟破りの数々の往年の名機の仕様に切り替えできる「Diva」そして「Prophet-5」を完全再現した「Repro」などで定評あるドイツの音楽ソフトメーカー「u-he(ユーヒー)

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その3)

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その2)

          わざわざビンテージシンセのモデリングソフトでなくても、工夫次第で通常のシンセソフトで昭和シンセポップサウンド風にする事ができます。中でもお気に入りのソフトをご紹介します。 演奏者のセンスで色んなサウンドに変化するモジュラーシンセモジュラーシンセといえば、演奏に最適化した一般的な鍵盤付きシンセサイザーと異なり、無数のケーブルが繋がれ無機質なサウンドが反復して鳴っている機械そのもののイメージではないかと思います。もちろん、そのようなミニマル系サウンドを得意としますが「ウェンディ

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その2)

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その1)

          わざわざビンテージシンセのモデリングソフトでなくても、工夫次第で通常のシンセソフトで昭和シンセポップサウンド風にする事ができます。中でもお気に入りのソフトをご紹介します。 モンスター級仕様の無料ウェーブテーブルシンセ「Vital」ソフトシンセの定番「SERUM」に迫るサウンドと評判良い無料ウェーブテーブルシンセ「Vital」このソフトは無料とはいえ機能は有料版と変らない超優良ソフトです。ユニゾン(SuperSaw)可能な波形が選べるオシレーターが3つと、WAVファイルロムプ

          昭和シンセオタクが選ぶ昭和シンセポップにあう無料シンセ(その1)