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0773 韓国尹錫悦大統領の「日本は十分謝罪した」という「ありえない発言」はなぜ生まれたか

昨日、岸田首相が
中国大使の離任の訪問を
拒否したという
今までの状況を考えると
「ありえない」ような
言動がありましたが

隣国でも同じ時期に
シンクロするように
「ありえない」ことが
起こっています

韓国の尹錫悦大統領が
国民に向かって
「日本は十分に謝罪した」と
これ以上日本に謝罪を
求めないことや
講演で明治大正期の思想家
岡倉天心の言葉である
「勇気こそが未来の鍵」
を引用し、反対を恐れず
日韓関係を正常化することを
熱く説いたのです

岡倉天心は日韓併合を
高く評価した人でもあり
韓国の野党やメディアは
「韓日併合の正当化だ」と
尹大統領の発言に対して
一斉に激しく批判しました

韓国では右派と左派は
対北朝鮮や対米では
主張が対立しますが
対日本においては
「反日」で一致するという
異常な社会なので

この尹大統領の言動は
今までの韓国社会では
「ありえない」ものであり
仮に戦略的なものであっても
非常に勇気を伴うものでした

自分は韓国に対しては
良い感情などは無く
極力、関わらないようにと
思っている人間ですが
この尹大統領の言動は
評価すべきと思います
(但し、政権が替わると
 約束を反故する国なので
 安易な妥協は反対です)

韓国の場合は経済的に
切羽詰まった状況なのが
大きな要素ではありますが
このような日韓両国で
「ありえない」動きが
加速しているのを見ると
両国共通の「保護者」である
米国の意思を強く感じます

北京五輪ボイコット問題や
ウイグル非難決議の
グダグダを見ていると
中国と米国の間で
フラフラしている韓国を
日本も笑えないでしょう

台湾危機や北朝鮮危機が
遠くないことを、米国は
掴んでいるのだと思います

そんな状況なので
日本にも韓国にも
「ええ加減、はっきり
 態度を決めんかい!」と
強い圧力をかけていることが
日韓両国の指導者の
「ありえない」言動の
背景だと思っています


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