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★台湾の「恩」を「仇」で返した日本

( 北野幸伯氏のメールより抜粋 )

★台湾の「恩」を「仇」で返した日本

東日本大震災が起こって、今年で10年になりました。

犠牲者の皆さまのご冥福を、心からお祈り申し上げます。


東日本大震災といえば、いろいろなことが思い出されます。


米軍による「トモダチ作戦」。

民主党政権は「超反米」でしたが、米軍は全力で日本を助
けてくれました。


レディー・ガガさんは、わざと日本に長期滞在し、「日本
は安全よ!」とアピールしてくれました。


オーストラリアのギラード首相は、4月に訪日し、被災地
の子供たちを励ましてくれました。


そして、思い出されるのは台湾のこと。

台湾は、日本に253億円という莫大な義援金を送ってくれ
ました。


今年2月、再び東北で大きな地震があった際、蔡英文総統
は即座に、日本語でツイートしました。

<「日本の皆さんに支援が必要であれば、いつでも台湾は
かけつけます。」


「今まで何度もお伝えしてきましたが、これからも日本を
応援する気持ちが変わることはありません。」>

一貫して世界一親日の国台湾。

私たち日本は、台湾に対して、どのような態度をとってき
たのでしょうか?

安倍さんの時代からだいぶマシにになりましたが。

「親中反米」民主党時代には、ありえないほどの「非礼」

「失礼」をしていたのです。


【転載ここから▼】

<地震、マスク不足、台風洪水被害… 日本に何かあるた
び、真っ先に心のこもったメッセージを送り、支援の手を
差し伸べてくれる親日国・・台湾。

しかし、今から10年前の、3.11東日本大震災が発生した時
…民主党政権の時代。

あまりメディアには取り上げられていませんが、日本は台
湾に対して、とんでもない仕打ちをした過去があったので
す…

日米台関係研究所で理事を務め、日本で医師として働く林
建良氏が体験したエピソードをご紹介します。

●恩を仇で返した日本政府…


From:林建良

2011年3月11日…東北地方でマグニチュード9.0の東日本大
震災が起きました。

実は、地震発生直後、世界のどの国よりも早く救援隊を組
織し、日本への派遣を申し入れたのは台湾でした。

ところが、当時の菅直人・民主党政権は、台湾の救援隊の
入国を許しませんでした。

なぜか?

それは、台湾が一番乗りになってはいけない。

中国が入った後でなければ台湾の救援隊は入ってはいけな
いと、台湾の空港で足止めされたのです。

結局、台湾の救援隊が日本に降り立つのを許されたのは、
中国側が日本入りした翌日、14日のことでした。

台湾側が派遣を表明してから、2日も経っていたのです…

このような冷遇もありましたが、台湾ではすぐさま募金活
動が各地で展開され、集まった民間の義援金は200億円を
超えました。

世界最多の金額です。

(台湾から送られた義援金の、実に9割が一般の方から)

私はこの地震から2ヶ月後、台湾に帰省しましたが…街の
あちこちに


「日本のために祈ります」


と、日本語で書かれた張り紙がしてあるのを見ました。

日本人を励まそうと、日本語で書いたんですね。

小中学校でも、生徒たちが手書きのメッセージを書いて日
本に送りました。

南投県で食品工場を経営する私の叔母は、日本に支援物資
を送りたいと、工場の生産ラインを全て支援物資の生産に
切り替えました。

ふだん売っている商品そのものを送るのは失礼だからと、
パッケージのマークも「東日本大震災援助物資」と変え、
中身もわざわざ支援用の食品に変えて、コンテナで送りま
した。

(日本人の口に合うようにと、味付けも日本人向けに変え
ていたそうです…)

仲介を頼まれた私が、当時、宮城県議会で、震災の特別委
員長を務めていた相沢氏に連絡を取ったところ、「どうぞ
送ってください」と言っていただきました。 

ですが、、驚くべきことに…

日本の税関で「税金を払え」と言われたんです。

日本への支援物資なのに、通関税を支払えと。

日本へ輸出する売り物ではない、パッケージも中身も支援
物資であり、“非売品”と書いてあるのに、当時の民主党
政権は許してくれませんでした…

叔母は言われた通り通関税を支払い、なんとか無事に物資
を通関させたのですが、、日本政府は、今度は「トラック
で自分で運べ」と言う。

それで叔母は、自らトラックを手配して被災地まで支援物
資を運びました。

東京港から仙台までコンテナ数個分の支援物資を送ったわ
けです。

一方、これと同時期に中国からの支援物資として、約6,0
00本の飲料水を積んだ飛行機が日本に到着しました。

中国政府は日本政府に対して、この支援物資について・・


「まずマスコミに公開して記事にすること」

「被災地まで日本側が運搬すること」

「すべての運搬費用を日本が負担すること」


と、要求し、日本政府はそれを受け入れたのです。

台湾政府は、私の叔母のように、民間から日本に支援物資
を送ったことは知りません。

実際には、義援金だけでなく、物資もたくさん民間から送
られていたのです。

しかし、私の叔母の例のように、日本政府は全く協力的で
はありませんでした。

救援部隊の足止めにしても、救援物資への通関税課税にし
ても、こんな冷遇を受けたら、おそらく台湾でなければ日
本という国を嫌いになるでしょう。

しかし、そうはならない。

日本を嫌いにはならない。

これが台湾人の日本に対する気持ちなんです。

恩着せがましい気持ちもない。

かつて起きた台湾中部大地震で、日本からいただいた支援
への恩返しという気持ちもありますが、たとえその件がな
かったとしても、台湾人は日本に対して同じことをしたで
しょう。

台湾人は根底に日本に恩返ししたいという気持ちがある。

自分が受けた以上の恩を返したいと。

おそらく世界において、このような国は台湾以外には存在
しないだろうと思います。

(書籍:「台湾を知ると世界が見える」より抜粋)

それでも台湾人が親日なのはなぜ?

台湾からの恩を仇で返した、知られざる民主党政権の仕打
ち…

そして、それに対して怒りもせず、日本を嫌いにもならな
いという台湾の人たちの、底知れぬ親日感情の深さ。

このような感情はいったいいつ、何がきっかけで、多くの
台湾人の心の中に宿されたのか、、あなたは知っています
か? 

現代に生きる、ほとんどの日本人が忘れてしまった台湾
と日本を結ぶ歴史の真実…

そして、台湾人が尊敬した誇り高き“日本精神”とは、ど
んなものなのでしょうか? >

【転載ここまで▲】


ここから北野です。

私がモスクワに行って知ったこと。

それは、「日本は世界から愛されている」ということでし
た。

(もちろん、中国、韓国は、日本を嫌っていますが。)

中でも台湾は、本当に「世界一親日」といっていいと思い
ます。


親日国家は、日本の宝です。

日本にとって宝である台湾。

その秘密を、是非知ってください。

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