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ポケモンカードのCL札幌環境について

いよいよ明日がチャンピオンズリーグ札幌のDAY1ですよ!
むっちゃドキドキしてきましたね……。
選手の皆さん、今日くらいは一人回しは休んで明日に備えますよね?

私はまだちょっと落ち着かないので、CL札幌の環境について、自分なりに整理をしてみたいなと思います!

今回のCL環境を考察するにあたって、忘れてはいけないのは、5月1日に突如発表された札幌ドームルールですよね!

大会直前のこのタイミングでの変更という衝撃の内容で、デッキ変更を余儀なくされた方も多いと思います。かくいう自分も、使いたかったデッキがそのままでは参加できる状態ではなくなってしまいました……。
環境デッキで影響があったデッキが何かを一覧化し、代替のカードを採用することで戦えるのか、それとも別のデッキを使うべきなのか検討していきたいと思います。

まずは、影響が発生したデッキを確認していきます。

・リザードンex/ドラパルトex/ゲッコウガex/サーナイトex
これらのデッキは、食べ物の持ち込み禁止により、なかよしポフィンとふしぎなアメが禁止カードとなっています。

展開力とスピード感の低下が大変重たい変更となっています。サーナイトexに関しては、現状エヴォリューション型が多いため、展開力に目を瞑れば、進化の面では影響が少ないかもしれません。これらのデッキは、ネストボールやスーパーボールで展開力を補いながら、ジャンケンで後手を取り合い、エヴォリューションを宣言することに全力を注ぐことになりそうです。

・パオジアンex/サーフゴーex/ロスト系/ディアルガvstar
こちらはなかよしポフィンのみの離脱になり、上の2進化デッキ同様に、展開力の低下が著しいです。ディアルガvstarに関しては、メタングの大量展開ができないだけで、1体は立てられそうなため、他のデッキに比べると痛手は少ないように見えます。パオジアンはビーダルを置くのがしんどそうです。サーフゴーもコレクレーが並ばず、手札が伸びなさそう。ロスト系は序盤のロストのプールに難儀しそうです。ボウルタウンの採用が増えるかも?

・ピジョットコントロール
ふしぎなアメとエール団のおうえんが使えません
アメが無い分、ピジョンを経由してゆっくり立てることになり、隙が多くなりました。それさえ乗り越えられれば、パワーダウンを感じることはなさそうです。他のデッキの速度が落ちているので、間に合いそうな雰囲気。エール団は"プロ野球暴力団等排除対策協議会に協力的な私設応援団"ではないため、入場できないので、今後は協力の姿勢を見せてほしいところです。

・カビゴンLO
鳴り物が禁止なため、おはやし笛とエール団のおうえん、特殊な電波によって健康被害が発生する危険物のため、カウンターキャッチャー禁止となります。

相手のベンチを強制的に埋める新しい手段が使えず従来の形へ戻るのはさておき、相手を手軽に縛ることができるカウンターキャッチャーが使えないことはかなりの痛手でしょう。デッキの使用率も顕著に下がるのではと思っています。エール団が抜けることでともだちてちょうへの依存度が上がりそうです。

・ルギアvstar
ドーム内は禁煙であるため、キャプチャーアロマが使用できません。

ネストボールやスーパーボールの枚数を最大限増やすこと、レガシーエネルギーを諦めてでもマスターボールを採用する必要すら出てくるかもしれません。

・ミライドンex/未来バレット
危険物の持ち込みができない観点から、感電の危険があるため、エレキジェネレーターが使えません。

雷のミライドンex関連のデッキはほぼ機能せず、一つのデッキタイプの終了レベルの影響となりそうです。未来バレットは、未来ミライドンの技でエネルギーがつけられますが、それだけで回し切るのは厳しそうに思います。リブートポッドが危険物かどうか正直わからないのですが、手荷物検査を通過できる見た目はしていないので、使えない前提とすると未来バレットもデッキタイプとして成立しないかも……。

・古代バレット
鳴り物が禁止のため、覚醒のドラムが使えません。プライムキャッチャーも、謎の電波を照射することで物を引き寄せる健康被害が報告されている機械であり、手荷物検査を通過できる見た目をしていないです。

カウンターキャッチャーを含め、使えない前提とすると、相手のベンチを呼ぶ余裕がないデッキになるため、大きいポケモンに受け回されそうです。ただ、その大きいポケモン達が育つまでの時間がかかるようになるため、アグロしきる試合はありそうです。

・ハピナスex
飲食物の持ち込みができない観点で、たまごを抱えているハピナスおよびラッキーは使用できません。デッキタイプの終了です。

・おまつりおんど
ハピナスと同様に、りんごであるカミッチュおよびカジッチュが使用できません。トサキントによるエネ破壊コントロール型しか残らないでしょう……。

・ヤバソチャ
飲料は水筒および750ml以下のペットボトルのみ持ち込み可であることから、茶器に入ったお茶は持ち込めません。ヤバソチャもデッキタイプごと消滅となります……。


以上が、現環境で使われているデッキで、特に影響が大きそうなものになると思っています。
また、全体を通して、危険物であるすごいつりざおなどが使用できないのはかなり大きそうです。

エネルギー回収が無いデッキはゲッコウガのかくしふだでエネルギーを捨てづらくなったり、ハイパーボールでトラッシュするカードにも苦労しそうです。
さらに、レアリティにも気をつける必要があります。代表的なカードとして、ペパーが挙げられます。SAR2種が食べ物を内包しているため使用不可、SRかノーマルを使うようにしましょう。

これらを踏まえると、
2進化デッキ達は、展開力は落ちるものの、エヴォ型に直せばなんとか戦えそうです。
1進化のデッキは、アタッカーに関してはなんとでもなりそうですが、ドローエンジンを立てるところまでいけるが最終的な勝負になりそうです。
コントロールデッキは、カウンターキャッチャーを失ったのが非常に大きく、特にstall系は厳しいかもしれません。
ルギアは安定を取るのか、それとも最大パワーを取るのか、使用者の意識次第になりそうです。自分なら、day1ぐらいはマスターボールにしたいかも……。

では、CL札幌環境で勝てるデッキは何なのか。
私は次の2つのデッキが良いのではと考えました。
それは、トドロクツキexとパルキアvstarです。
この2つのデッキは、札幌ドームルールに影響を受けるカードがなく、現状のパワーをそのまま使うことができると思います!
トドロクツキに関しては、ブーストエナジー古代が使えるかどうが怪しいので、耐久値こそ上げられないですが、攻めの性能はそのままです。
パルキアに関しては、サポートのカイが強いため展開力が抜けています。長いCLを戦い抜くにはうってつけですし、ポフィンがないことから、相手がマナフィを置けないパターンが生じやすく、月光手裏剣も通りやすそうです。

いかがでしたでしょうか?
本番は明日なので、まだデッキを考える時間はあると思います。練習せずに休むことも大事ですが、最後まで足掻いてみるのもアリかもしれないです。
私を含め、皆んなにとって良い大会になったら良いなと思っています。
もし対戦することになったらお手柔らかにお願いいたします!









※本記事はネタ記事です。

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