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ギリギリの限界集落。level 9まで到達している。

限界集落は、本当に限界レベルまで来ている。


潰れかけの蔵、崩れそうな古民家、外壁が剥がれてきた家、歩くと抜けそうな床板...


引き継がないと荒廃していく家や田畑が溢れている。



持ち主は活用する術ももちろん持っていないし、いちばんはその価値をまったく知らないことだと思う。



活用できる資産は転がっているのに、有効活用できる人がいない。


これこそ、田舎の現実だ。


❇︎


使わないと坂道を転がるように荒廃していく。

だけど使い手がないから持ち主も受け渡すことも、貸すこともできずに、、集落に迷惑をかけないようにと最終手段は【解体する】の一択。


解体してしまえば、あたりまえだけど、古民家は2度と元には戻らず、一生建てることもできない。


使えるものを活かし、次の世代へと受け継ぎ紡いでいくのが時代の繋がりというもの。


紡ぎが途絶え、時代を越える縦の繋がりがプツンと糸が切れたとき、日本の伝統や文化は消滅する。


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限界集落は本当に限界、しかしまだギリギリ踏みとどまることができる可能性もある。

いまここで若者が一歩止まり、次の世代へ紡いでいく。


この姿勢が大切だと僕は思う。

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