定番人気商品『カケンスーパーシスイ』の魅力とは？なかなか固まらない時はどうする？

2022年7月28日 10:41

こんにちは！生田化研社公式note編集部です。
今回は、当社の定番人気商品でありOEM製品
「カケンスーパーシスイ」の紹介です。

数ある止水剤の中でも、
なぜカケンスーパーシスイが選ばれるのか
こちらの記事を読んでいただければ
ご理解いただけるかと思います！
ぜひ、最後までお読みください。

また、夏場になると「硬化時間を過ぎてもなかなか固まらない」という
お問い合わせをいただくことがあります。
今回はそういった夏場の使用の際の注意ポイントや
問題解決方法も併せて紹介いたします。

カケンスーパーシスイ・通称”シスイ”とは
元々は建築分野におけるコンクリート構造体の
漏水箇所を瞬時に固結するためのセメントです。

弊社のお客様は主に漏水箇所の固結ではなく、
建築物に石材を貼る際にの仮止めとして使用しています。

水と混合するだけで、約30秒後には硬化がはじまり
夏期は約50秒
冬期は約70秒
で硬化します。

気温20℃時で約1時間後には実用強度に達するため
作業効率が良く定番の売れ筋商品となっております。

また、水以外の材料を使用しないため手軽に使用でき、
コンクリートやモルタルに対して強い粘着力を持ちます。
優れた曲げ強度・優れた圧縮強度・優れた低膨張低収縮
納得の使用感の止水剤をお探しの方は
ぜひ、一度お試しください。

カケンスーパーシスイはペール缶タイプと段ボールタイプの2種ございます。
それぞれの容量は
ペール缶：20kg(5kg×4袋)
段ボール：20kg(10kg×2袋)

ペール缶は使用後に大きいバケツとして施工の際にも活用される方が多く、
ペール缶単体での販売もしております。

先ほどお伝えした通り、カケンスーパーシスイの
夏期の硬化時間は冬期に比べて短く約50秒ですが、
気温が非常に高くなると
「硬化時間を過ぎてもなかなか固まらない」
というお問い合わせをいただくことがあります。

冬期に比べて気温が高く、硬化しやすい夏期になぜ
シスイがなかなか固まらないのか？

その理由は水温にあります。
今回は夏場のシスイが固まりにくい問題を解決すべく
実験を行ってみました。

まずは２種類の水温の水を用意。

今回は温泉くらいの熱さの水のあったか～い水
氷で少し冷やしたつめた～い水
を用意しました。

それぞれの水を適量の止水剤と混ぜていきます。

しっかり混ぜ合わせていると
混ぜている間にも硬化し始めているのがわかります。

シスイを紙の上に置いていきます。

あったか～い水とつめた～い水で作ったシスイに
棒を刺してみましたが、
棒が倒れない程度には固まっているのがわかります。

そのまま1分放置したあと手で触ってみます。

まずはあったか～い水で作ったシスイ。
触り心地はちょっと硬めの粘土のよう。
指をぐっと押し付けてみると
シスイにくっきり跡がつきました。

水と混ぜ合わせ始めてから数分経っていますが
夏場の硬化時間の目安である５０秒を超えても
あまり固まっていないのがわかります。

一方、つめた〜い水は？

次につめた～い水で作ったシスイ。
指を押し付けようとすると
コンコンと音が鳴るほど表面は固そうです。
ぐっと力を入れて指を押し付けてみましたが
指が赤くなるほどカチカチに固まっており、
全く指がシスイに入っていきません。

先に作ったあったか～い水で作ったシスイよりも
明らかに硬化しているのがわかります。

冬期に比べて硬化が進みやすい夏場なのに
シスイがなかなか硬化しない原因は
水温にありました。

夏場は水道から出して炎天下に置いておいた水は
40℃近くの水温になります。

そのため今回のあったか～い水での検証のように
シスイがなかなか固まらないという現象が起きることがわかりました。

結果から水温が高くなってしまっていると
シスイが固まりにくくなることがわかりました。
そのため、施行の際は水温に注意して
・水道から出してすぐの水を使用する
もしくは
・氷等で冷やした水を使用する
ことをおすすめします！

ちなみに水道から出してすぐの常温の水でも
同じ検証を行いましたが、
つめた～い水よりやや硬化具合は劣りますが
あったか～い水より遥かに早く硬化することがわかりました。

夏場のシスイを使用した施行の際には
止水剤と混ぜ合わせる前に
水温がぬるかったり、熱くなっていないか確認しましょう！

今回は、当社の定番人気商品でありOEM製品
「カケンスーパーシスイ」の紹介でした。

カケンスーパーシスイのご購入やお問い合わせは
株式会社生田化研社まで！

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