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非Vの新たなる星!?裏工作型/ついかオーダーマホイップデッキ(Cレギュなし)

(12/6追記)公式動画と被ったー!!記事を書き始めたのが12/4からで、発売日にマホイップ1枚ゲットしてから構想は始めてたのですが汗
その他、一晩寝て頭が整理され思いついたこと、公式や他動画紹介のデッキと比べての考察など追記しました。最後にCレギュありなら入れたいカードも紹介しています。


※以下、画像は全て公式サイトからの転用です。

どうも、郁と申します。デッキを投稿するのは初めてです。

追加オーダーマホイップ/マスター

出ましたね、VMAXクライマックス。
その中でしれっと新規収録されたのがこれ。

まずは技「レインボーフレーバー」は、「自分の場のポケモンについている基本エネルギーのタイプの数×40ダメージ追加」。
タイプは現レギュレーションで8種類なので、最大で10+40×8=330ダメージを出すことができます。VMAXもワンパン!

以下、ダメージ計算表です。
エネ×2=90
エネ×3=130
エネ×4=170
エネ×5=210
エネ×6=250
エネ×7=290
エネ×8=330

更に、「レインボーフレーバー」の火力を上げるために一役買ってくれるサポートがこちら。

自分のベンチポケモンに3匹に対し、山札からちがうタイプの基本エネルギーを1枚ずつ付けられます。
つまり、「レインボーフレーバー」の火力が40×3=120上がるということです。


「マスター」のデメリットとして使ったらターンが終わってしまいますが、「マホイップ」がバトル場にいれば、特性「ついかオーダー」により、ターンが終わらない=技を打つことができます。

このギミックは発表時からネット上でも一部の方が注目していましたが、デッキレシピにまで仕上げている例は少なかったので、今回作ってみようと思い立ちました。

というわけでこちら。

デッキ紹介

【デッキコード】pMSSMX-O46aIt-MMyyXp

※Dレギュ以降のカードのみで構成しています。

マホイップは非Vポケモンなので、基本的に毎回きぜつさせられる想定です。そのため求められる動きは、

①いかに毎ターン、マホミル→マホイップを立てられるか。
②常に場のエネルギーのタイプの数を確保して、安定した火力を保てるか。

の2点です。

そのためには、毎ターン必要なトレーナーズを使用する必要があります……そう、裏工作ラインですね。


「①いかに毎ターン、マホミル→マホイップを立てられるか」に関しては、裏工作→レベルボール、しんかのおこうetcで解決します。

「②常に場のエネルギーのタイプの数を確保して、安定した火力を保てるか」に関しては、主力はもちろん「マスター」です。
しかし問題になるのは、マホイップが技を使うために用意したエネルギーがトラッシュに行ってしまう点。それを解決するのが「エネルギーリサイクル」です。


「エネルギーリサイクル」+「マスター」で、安定してベンチにエネルギータイプを供給することができます。

基本的な立ち回り

序盤に目指すことは、
①「マスター」でエネルギーをつけるため、ベンチにポケモンを3体以上出す。
②マホイップに進化して、エネルギーを2つつける。

の2点です。

①に関して。
本来なら後攻1ターン目でメッソンの「どんどん呼ぶ」を使うところですが、このデッキは裏工作をフルに使うため、ラインは常に3体を保ちたいところです。
1枚サイドに行ってしまっている場合、バトル場のメッソンはきぜつさせられるとすると、2体しか並ばないことに注意が必要です。

そのため、理想的には「くいだめ」のカビゴンで稼ぎたいところです。

「カビゴン」が手元になく、逆に一体でも「ジメレオン」への進化が2ターン目でできる見込みがあるのなら、バトル場には「マホミル」を出しておきましょう。2ターン目「クイックボール」でカビゴンを出していきます。
きぜつした「マホミル」は、後々「レスキューキャリー」で回収できます。


「カビゴン」が厳しい場合は、さっさと「マリィ」してしまう方がいいです。序盤はとにかくベンチにポケモンを並べること。


場に「ジメレオン」を2体以上並べられるようになったら、「しんかのおこう」「レベルボール」「回収ネット」の連発で、毎ターン「うらこうさく」を使えるように立ち回りましょう。

この「裏工作ラインの確保」の他に、「マホミル/マホイップ」を常に立てるための「レベルボール」「しんかのおこう」または「レスキューキャリー」の確保と、エネルギーを常に立てるために「マスター」「エネルギー転送」「エネルギーリサイクル」の確保が必要です。

そのため、メッソンライン×3で「うらこうさく」を複数回使用しつつ、マホミルが必ずベンチに一体はいる状態にし、「マスター」で常にマホミルに1枚以上のエネルギーはつけておきます。

そうすることにより、バトル場のマホイップが倒されても、次のターンのしんか+手張りですぐに「レインボーフレーバー」が打てるようになります。

もちろん技を打つ前に、エネルギーリサイクル+マスターで打点は適宜確保します。

準備が整うまでに、2体程度がきぜつさせられることはザラです。冷静に対処しましょう。

ダメージ計算と環境ポケモンへの対処

※こちらもDレギュ以降のカードのみを対象とします。

先のダメージ計算表を再掲します。

エネ×2=90
エネ×3=130
エネ×4=170
エネ×5=210
エネ×6=250
エネ×7=290
エネ×8=330

ここで大事なのは、技の2枚とマスターの3枚で、210ダメはデフォルトということ。
これはスイクンV、ガラルサンダーV辺りを1パンできる数字です。

できればクイックシューターの+20を加えられると、ザシアンV、ザマゼンタV、ガラルファイヤーV辺りまで視野に入れることができます。

エネルギー6枚=250の場合ですが、こちらもクイックシューターを絡められると、タフネスマント付きのスイクンV、ザシアンVを倒すことができます。

Vポケモンを2ターンかけて倒すことになると、サイドレースで優位に立てないので、できればワンパンしたいところです。

エネルギーを8枚立てられればVMAXまでワンパンできますが、サイド落ちの場合もあり、なかなか難しい所です。こちらはツーパンで確実に倒した方がよいです。

※VSTARへの対処は、今後検討の余地ありでしょう。

環境デッキに対して……と詳しく述べたいところですが、まだすべてのデッキに当たったわけではないので、予測となります。

このデッキの特長として、裏工作ラインが完成する中盤以降は安定して210以上のダメージを出すことができます。
ただし裏工作ラインの完成までにやや時間がかかるので、即効型のデッキには弱いです。
更に、ベンチ狙撃にもかなり弱いです。

一方、「頂への雪道」へのアクセスが容易なので、特性主体で回していくデッキには強く当たることができます。

以上を踏まえて、以下筆者の目測です。

◆ミュウVMAX=超有利
自陣のHPが低いので、フュージョンデッキの強みである「多彩な技を使い分ける」意味がありません。
ドローをゲノセクトVの特性に頼っているので、頂への雪道でストップできます。

◆いちげきウーラオスVMAX=超有利
超タイプ弱点のため、エネルギー4種で340ダメージ出せます。
ヘルガー(いちげきエネ×2)で攻撃してきた場合は、ボスの指令でV
ポケを呼び出してサイドレースを先行しつつ、ヘルガーを冷静に一体ずつ狩っていきましょう。

◆ゲンガーVMAX、ムゲンダイナVMAX、レックウザVMAX、パルスワンVMAX、リーフィアVMAX、ニンフィアVMAX=有利
相手が火力を上げることにあまり意味がないので、VMAX主体のデッキにはサイドレースで優位に立つことができます。

ブラッキーVMAXで裏工作ラインを呼び出されて潰されることもありますが、それは逆に言えばマホイップがきぜつさせられないということなので、攻撃チャンスを増やすことができます。

裏工作ラインが一つ潰されても、「レスキューキャリー」で意外と修復できます。

ニンフィアVMAXは基本有利なのですが、ゼラオラV主体で来られるとヤバいかも。後述します。

◆はくばスイクン、スイクンV=微有利
スイクン主体で来られるとやや辛いですが、相手のシステムも裏工作ラインであることが多いので、サイドレースで何とか勝っていく形になります。

◆こくばマホイップ、スピードザシアン=五分or微不利
裏工作ラインより展開が早いデッキです。頂への雪道を早い段階で用意したいところですが、その分こちらの攻撃が遅くなることもあり、デッキの使用練度が重要になりそうです。

◆れんげきウーラオスVMAX=微不利
ベンチを同時に駆られるとサイドレースで優位に立つのが厳しいですが、超弱点のため少ないエネルギーで倒せるということもあり、判断が難しいです。
きょだいれんげきされた次ターンにマホイップでれんげきウーラオスVMAXを確実に倒せるよう、ベンチにマホミルを2体展開する必要があるかもです。

◆カラマネロ(れんげきテンタクル)=不利
裏工作ラインよりオクタンの方が展開が早いので、先に攻撃される可能性が高いです。サイドレースを先行されるので厳しい戦いになりそうです。

◆ゼラオラV、サンダースVMAX=不利
安定してベンチ攻撃されると、次発のマホミルを潰されてしまうので辛いものがあります。今のところ環境上位のデッキではないので、当たらないことを祈りましょう…。

◆ドガスダイナ=超不利
序盤にガラルマタドガスの「かがくへんかガス」で裏工作を潰されてしまうと、展開が全くできず、毒に侵されます。

デッキ採用候補/採用をやめたカード


まずはできれば入れたいカード。

◆シャクヤ

エネルギーやメッソンのサイド落ちが痛いので、できれば入れたいところ。
ただしサポート権を潰すことになるので、どのターンで使用するか、タイミングが難しいかもしれません。

◆ツールジャマー

これは「タフネスマント」「ふうせん」潰しで入れた方がいいですね。
つけるとしたら裏工作ラインの方ですが、「回収ネット」の使用に条件が加わるのが難点。「ボスの指令」の対象にもなりやすいので、「ツールスクラッパー」とどちらを取るかは検討の余地ありです。

◆いにしえの墓地

微妙に足りない打点を補うのに有用そうです。


その他、「ボスの指令」はできれば2枚欲しいですね…。


次に以下、使ってみたけれど思っていたより効果が薄かったカード。

◆学習装置

次発のマホイップに安定してエネルギーをつけることができますが、そのマホイップも次ターンにはきぜつさせられてしまうので、1回きりの効能になってしまうこと、裏工作ラインで持ってくるトレーナーズとしては他のカードに比べ優先順位が低いことから、外しました。
(12/6追記)筆者はマホイップにつける想定のため上手く使いこなせませんでしたが、「裏工作ラインにつけておいて、次ターンの火力を下げないようにする」のはありかなと思いました。

◆トレーニングコート

トラッシュにあるエネルギーは、「エネルギーリサイクル」→「マスター」で再利用するパターンの方が多いこと、単純に手張りしたければ「エネルギー転送」で事足りることから、あまり有用性がありませんでした。

◆ゼルネアス

技で「マスター」の代わりをできますが、そのためだけにサイドを1枚とられるのがもったいないこと、エネルギーを2枚つけるのが大変なことから採用しませんでした。

最後に

可愛い顔してかなり強力なマホイップ、皆様もぜひ使ってみてくだ
さい。

Cレギュがもうすぐ終わり、現在一世を風靡しているクワガノン達が消え去ります。その後、れんげきテンタクルと双璧を成す非Vデッキになりそうな予感がします。

筆者は裏工作ラインがベストかなと思いましたが、やりくりチラチーノ型、いざなうしらべチルタリス+ヤレユータン型など、色々考えられると思います。

また次弾「スターバース」の眼玉「アルセウスV」「アルセウスVSTAR」は、Vポケモン限定とはいえエネルギーを3つ付けることができます。
無色Vポケ主体のデッキの場合、サブアタッカーとしても活躍ができそうです。

逆に次代環境においても、アルセウスVSTARが対戦スピードを更に早めるでしょうから、このデッキが対処しきれるかどうかも検討が必要です。

そもそもスターバースのカードリストはまだ公開されていませんし、より相性のよいカードがあるかもしれません。

今後のポケカの展開がますます楽しみですね。

面白そうなデッキを思いついたらまた公開したいです。
(と言いつつ、その思いつくのがなかなか難しいのですが!)

いい記事だと感じられた方は、スキなどいただけると今後の励みになります。

では。

(12/6追記)
公式ではいざなうしらべチルタリス+ヤレユータン型でしたね。
個人的には、相手のはくばスイクン側がエネのついたマホイップを狩っていかないのに納得がいかなかった…。

他のYouTube動画を見ても、エネルギーを多めに構築して、トラッシュからの回収はそこまで重視しない型がほとんどでしたね。
その場合はトレーニングコートも活きる気がします。
その辺の研究は今後進んでいくかと。


(12/6追記)Cレギュありの場合

Cレギュありでしたら、あそビバchさんが紹介している

レアコイル召集信号→マチスの作戦→マスター×2 →火力+240!!

はマジで強いと思います!
Cレギュありの場合、非Vの天敵3神がいるので、レアコイルパターンで3神を先攻2ターン目1パンできる方がよいかもと思いました。

あとはオドリドリGX、リセットスタンプ辺りはデフォ。基本フェアリーエネルギーも入れられますね。

もう1枚、個人的にお勧めしたいのはこちら。

◆格闘道場

「エネルギーが1タイプ足りない!!」というときに火力を上げてくれます。闘エネルギーをつけておくプレイングが必要になる分難易度は上がりますが、試してみてはいかがでしょうか。


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