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笑顔で癒される旅の疲れ

 実家での日々に別れを告げ、今日は帰路につく日。昼過ぎの電車に身を委ね、その後新幹線へと乗り換える。帰りの道中、またしてもビールを手にしてしまい、昨日の迎え酒がまだ続いているような気分に。しかし、こんな解放感あふれる日も、人生には必要なのだと自分に言い聞かせる。

 家へとたどり着くと、そこには久しぶりに会う息子の、最高の笑顔が待っていた。その一瞬で、旅の疲れや電車でのほろ酔い加減が吹き飛ぶ。息子の笑顔には、そんな不思議な力がある。

 夜は、久しぶりに息子の寝かしつけ。抱っこすると、僕の腕に戸惑うのか、泣いてしまった。どうやら、この2〜3日の間に、妻の寝かしつけに慣れてしまったらしい。やむを得ず、妻とバトンタッチし、息子はすんなりと眠りについた。彼の小さな寝息を聞きながら、私も疲れた身体を休めるため早めに布団に入った。

 今回の帰省は、懐かしい出会いと新たな発見が詰まった貴重な時間だった。同時に、家族の絆の大切さを改めて感じさせてくれる機会でもあった。そして、息子の笑顔で締めくくられる日常が、いかに私にとってかけがえのないものかを教えてくれた。

 人生には、こんな日もあって良い。たまにはルーティンから外れ、実家の家族や友人との時間を楽しむ。それが、日々の疲れを癒やし、また新たな活力を与えてくれるのだから。

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