楽しみがあれば生きていけるんだな
ゴールデンウイーク。
「明日は在来線で東に向かってみるわ」と長男。
小学生の時に今でいうASDの診断を受け、紆余曲折ありながら生きてきたと思われる長男ですが、いまは科学者として忙しく充実した毎日を送っているようです。
(ちなみにこれまでの紆余曲折はこちらにまとめております。あくまでも母親目線ですが…)↓
さて彼は「在来線でとにかく東に向かってみる」という面白そうな旅に出ました。(超方向音痴の私には絶対に無理な旅…)
今はLINEがあるので、ちょくちょく写真を送ってきてくれます。家族が心配しないように気遣ってくれているのでしょう。
一泊して昨日夜、私が大好きな「赤福」をお土産に帰宅しました。
行き当たりばったりの旅はとても楽しかったそうです。
大阪⇒名古屋⇒セントレア国際空港⇒フェリーで津へ⇒四日市で工場群の夜景見学⇒ホテル泊⇒名古屋(鉄道博物館・市立科学館)⇒特急「ひのとり」⇒大阪
行きの在来線はさすがに混んでいて、4時間立ちっぱなしだったそうですがそれも一興だったようです。
彼には「楽しみ」がたくさんあります。
今回のような「ひとり旅」の他、
・登山・ハイキング(現在は「京都トレイル」挑戦中)
・読書(大型書店・図書館が好物、本代はケチらない)
・温泉(「温泉ソムリエ取れるかも」というぐらい好き、酸性泉が特に好き)
・酒(酒豪の祖父の相手ができる、旅先で地酒を飲むのも楽しみ)
・食べること(なかなかの食通、鮒ずしも好物)
・博物館めぐり(丁寧に説明文を読んでじっくり回る)
・ゲーム(ゲームと仕事のためにハイスペックのパソコン購入)
などなど。
研究の仕事も楽しみのひとつなのかもしれません。
小さい頃は、ポケモンと電車が大好きでした。そればっかりでした😊
人間、しんどいことがあっても「楽しみ」があれば生きていけるのかもしれませんね。
だとしたら、子どもが楽しんでいることをできるだけ奪わずに存分に味わわせてあげることや、いろいろな楽しみに触れさせてあげることも、子育てする上でとても大切なのかもしれません。
もう一度子育てできるなら、楽しいことをたくさん一緒にやりたいな。
今の私の楽しみは、読書と映画鑑賞とお酒と栽培ぐらいでしょうか。
これではちょっと寂しいので「旅」の楽しみも加えたいのですが、なかなか「楽しむ」ところまで到達しません。
息子に教わりながら少しずつ挑戦していこうかな、と思っています。
「親の子育て」ではなくて、「子の親育て」ですね😊
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