モリカのいたずら
大きな一軒家の家を知っていますか?その家にモリカという子が住んでいました。実はモリカは5歳です。モリカは大好きな場所があります。それは木です。
実はミカンがなってるので、いつもは咲いてるからわからないようです。あれ、木をきりとったのかなぁ。みかんがなってるけど、この木、大好きな木に似てるけど本当に違うのかなぁ。なんか怪しいんだよね。
すると友達のトエちゃんがやってきて聞きました。どうしたの?
するとモリカが答えました。この木、大好きな木に似ているんだけど、これは本当にその木なの?すると今度はまたトエちゃんが、ぼやっという顔をしてみかんがなっているだけで大好きな木なんだよ。ホカ君が言ってたんだ。
えー、じゃあみかんがなってるから木に登れないってことだよね。きっとそうだと思うよ。とトエちゃんがモリカに言いました。その木は前はみんな分かってないけど、みかんの植物だからコミオ君がなにかまあるいものとおでこでぶつかったんだって。
ふーん、まあるいやつだね。トエちゃんは、はへっ、と言いました。そしてもう一度言いました。まあるいみかんとぶつかったの。モリカはまあるいという言葉を知らないし、まだほんとはいたずらっこで嘘をついていました。
ホントは4歳でした。モリカは可笑しくって笑い出しました。えへへへへ、トエちゃんゃんがほっぺを膨らませてもうホントいたずらっ子なんだから。といってみんなの幼稚園に戻ろうとしました。
その時モリカがこう言いました。幼稚園のみんなにもいっぱいいたずらしたんだ。トエちゃんのちんちくりん、あっかんべー。まぁひどい!と言って幼稚園まで走ってみんなの様子と先生にトエにあっかんべえをしたことや、ちんちくりんって言われたのが悲しかったので先生に言いに行くの。2つを心に残して疲れ切ってはぁはぁ言いながらすごい早さのスピードで幼稚園まで走り出しました。
モリカはあんまにトエちゃんがすごいスピードで走るので頭がだんだんふらふらとしてきたので目を回してしまいました。トエちゃんはそれをみてくすっと笑いました。トエちやんはやっと幼稚園に着くと、まず初めにお友達ににどんないたずらをされたか一人ずつ順番に回って聞いていきました。
最初に聞いたのはコトネちゃんでした。モリカにせっかく作ったおりがみをくしゃくしゃにしてゴミ箱に捨てたの、ひどいね。あとで仕返ししたいわ。わかった。
次に聞いたのはブワットちゃんです。私の作ったケーキを壊したの。そっ、そんな殺生な。もうモリカめー。
次はテツタ君です。つみきで遊んでたら壊しちゃったの。
次はチクミちゃんです。いきなり割り込みしたのー。
次にトエちゃんが、私はね、あっかんべえとちんちくりんって言われたの。
みんなは声を合わせて言いました。ひどーい。
そうだ、来てきてー。もにょもにょ。こんなにいたずらされたから今度は私達がいたずらして仕返しをすればいいんだよ。
いいね。そうしたら気がすむかもしれないね。
うんうん。
それではみんなでどんないたずらをやるか考えよう。
そうだね。
じゃあおばけの仮装をしたらモリカはきっと驚くよ。
うんうん。それにモリカは怖がりだし。
うんうん。早く準備しよう。
モリカがここへ帰ってくる前に、、うふふふふふ。楽しみ楽しみー。早くモリカがここへ来ないかなあ、るんるん。
みんなー!準備はできたー?みんな持ち場に隠れて、電気を消してー。
はーい。天才だね。トエ、ありがとう。
その頃モリカは落ち込んで草に座り込んでこういいました。
私が悪かった。みんなきっと悲しんでるに決まってる。謝りにいこう。
その頃でトエはあんまりモリカが来ないので窓をそっと覗き込みました。するとモリカがこっちへ歩いてくるのでトエちゃんはみんなにさっと合図をしました。そして自分も隠れました。
モリカがやっと幼稚園のドアの入口のところまで来ると、みんなさっきはごめんね、トエちゃんも怒ってるのは分かってる。でも、と言いかけたときモリカは立ち止まりました。
もしかしてみんないないのかなぁ。モリカがしっとドアをあけると部屋は真っ暗でみんなもいませんでした。
そこで突然お化けみたいなものが飛び出したのでモリカはびっくりして尻もちをついてしまいました。するとそれはみんなでした。
ああ、びっくりしたー。それで、みんなさっきはごめんねとトエちゃんもあっかんべーとかちんちくりんって言ってごめんね。
トエちゃんがいいのいいのと言いました。そこでみんなは仲直りして仲良く暮らしましたとさ。お話これでおしまい。
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