9月24日(マツダスタジアム)18時開始予定のヤクルト最終戦のみどころ

予告先発は広島が九里(8勝7敗)、ヤクルトが小川(9勝8敗)

昨夜の神宮球場。阪神に14安打されたヤクルトは、打っては大竹の前に5安打で3対9の完敗に終わった。得点は村上の31号2ランと塩見の8号ソロ。

ヤクルトは借金26となり、最下位中日とは0・5差。セ・リーグでは中日以外、すでに負け越しが決定。552失点、防御率・3・73はリーグワーストで連覇の面影はない。

ホームでは勝率5割だから借金は全部ビジター。中でも11連敗のあとやっと引き分けひとつのマツダスタジアムはまさに鬼門。そうは言ってもその前の佐々岡監督の時には2年続けて勝ちまくったから単に揺り返しがあっただけ、と考えることはできないでもない。

そのへんを踏まえても、しかし後輩の新井監督のチームに、自分の地元でもあるマツダスタジアムでこれほどまでやられるとは夢にも思っていなかっただろう。(その分、神宮では勝っているのではあるが…)

2位確保を信じて疑わないカープファンはすでに今夜の試合は勝ったものとして計算している。昨夜、DeNAが負けたため、きょうにも5年ぶりのAクラスが確定する。

昨夜の森下は何とか6回3失点で9勝目をあげて二桁への可能性を残した。

きょう投げる九里も勝てば10勝に王手となる。

実は9月に勝てた先発投手は森下と九里だけ。クライマックス・シリーズを考えれば由々しき事態だ。

ヤクルト戦は今季3試合で1勝0敗、防御率3・00と悪くない。

6月30日の神宮球場では109球無四球完封勝ち。一方、8月8日の神宮球場では6回6安打5四球4失点で村上にソロを許した。
先週日曜日のバンテリンドームナゴヤでは柳と投げ合い、7回4安打3四球の無失点。

ヤクルト予告先発の小川も簡単には崩れそうにない。8試合連続でクオリティスタートに成功しており、しかも3連勝中。10勝目に向け高いモチベ―ションを保っている。最終的な規程投球回の143回まで残り7イニング。

今季ここまでの対戦は3試合で小川の1勝2敗、対戦防御率は1・50。

対戦は5月まで。まず開幕戦は7回3安打無失点の小川に軍配。4月14日、雨のマツダスタジアムでは6回3安打1失点の小川が負け投手。ただし失点は雨中での自らのエラー絡み。5月28日のマツダスタジアムでは初回、菊池が先頭打者アーチを放つなど5回7安打3失点だった。

投手戦も予想される中、東京ドームでカープファンを沸かせた堂林、末包、秋山のバットがいつどんな形で火を噴くか?

午後2時プレーボールの横浜スタジアムは秋の陽射しの下、午後2時40分時点で序盤3回を終えて0対0。今永と戸郷の痺れるような投げ合いが展開されている。

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