今夜もロックンロールに殺されたい

今夜もロックンロールに殺されたい

前回書いたものが驚く程の反応を頂けて嬉しい限りです。やはりクロマニヨンズって、ヒロトとマーシーって凄いんだな。

さぁ、今回は近年僕的に感じているなんとも言えない感覚というか快感を、これまたヒロトが教えてくれた話。

どんなものかと説明すると、とてもシンプルなんだけど夜1人でお酒を飲みながら音楽を聴いたり、ライブの映像を観ると、トランス状態とも言える高揚感を得られるって話。

そりゃ好きな酒飲みながら好きな音楽聴きゃあそうなるでしょう。って済ませてしまえばそれまでなんですが、いやいや、そんなレベルじゃないんですよ。奥さん。

もうねぇ、本当にヤバイんです。
それこそ最初の内は入り混み過ぎて自分も歌い体を動かし出したりして苦情を受けたりもしたし、ブルーハーツの「青空」を聴いて泣き出したりもしました。

このなんとも言えない感覚を言葉に表してくれたのが、なんとヒロトだったんてす。

以下、アルバム「JUNPLE9」についてのインタビューにて。

EMTG:最後の「今夜ロックンロールに殺されたい」。このタイトルは曲を作る上での大命題なんじゃないですか?甲本:ううん、それもリスナー体験だと思う。そんな大げさなことじゃなくて。ライヴとか見てて、「あーっもう死ぬ!」って思う時あるじゃん。ホントに言ったりする(笑)。ポール・マッカートニー出て来ただけで死ぬかと思ったもん(笑)。死なないし、比喩ですよね(笑)。でも死んでもいいと思えるのは幸せなことだなと思う。部屋でレコード聴いてても思う時あるもん。何回も死んでますよ(笑)

こ、これだーーー!!!

これなんだ!

「あーっもう死ぬ!」なんです。

ここでミソなのが、ツラくも痛くもない。気持ち良いのにこんな風に思える事。

スポーツで死ぬ程ツラい練習を行ったり、死ぬ程痛い歯の治療とは違って快感でこういう風に思える!

それがロックンロールなんです。

他のジャンルでは?

因みに他のジャンルの音楽ではどうか?と考えてみたけど、ムーディなジャズやR&Bでは「フワァ〜」っと良い気分にはなっても、「死ぬー!」とは感じないと思うんです。

やはりロックンロールにはそれ位の強度と攻撃性、殺傷能力が有るんだと思う。

「酒」の重要性について。

一見「酔った勢い」的に安っぽくとられやすいけど、自分にとって「酒」は(少なくとも1人酒は)感情のガードを外すもの。

感受性を数倍に上げる秘薬なんです。

グラングランに顎が弱くなったボクサーみたいになった僕の感受性は、ロックンロールで完全にノックアウトされるのです。

ある意味最も有効かつ高貴なアルコールの摂取の仕方と言えるでしょう。

酒+ロックンロール

この組み合わせは最強です。
おそらく2つを組み合わせればいかなるものにも勝る高揚感を得られるでしょう。

そうアレやアレよりも。

この事実を知れた事に感謝します。

「ロックンロール」及び「ロック」という言葉や概念は世に溢れ、時にライトに使われます。そんな中、僕は最も重く深くロックを摂取する方法の1つを知り得たのかもしれない。

それを噛み締めながら今夜も「ロックンロール」に殺される訳です。



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