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【ガチ考察】いよいよ本当に日本の就活が変わると思う


これからの新卒採用の動きが本気で変わりそうだなと思って、
学生が今やらないといけないことが明確になったので
急遽キーボードを打ち込んでます。



突然ですが、


僕の会社でやっているのは『学生のキャリア教育』です。


目指しているのは『学生のキャリア選択を改革すること』です。


手段でいうと、『職歴就活』という方法を日本に浸透させようと思っています。


※すでに海外では『職歴』を持つことが当たり前の時代です。

①アメリカでは10人に4人ほどの割合の学生がインターンを経験(2023/8/16)
https://www.gallup.com/education/509468/four-college-students-internship-experience.aspx

>Roughly four in 10 currently enrolled college students nationally, 41%,
have had an internship while pursuing their bachelor's degree, according to newly released data from Gallup.
ギャラップが新たに発表したデータによると、全米で現在在籍している大学生のおよそ 10 人に 4 人、
つまり 41% が学士号取得を目指している間にインターンシップを経験したことがあります。
※これらの結果は、米国の私立非営利、私立営利、公立の4年制教育機関で学士号取得を目指す学生2,430人を対象に、
2023年3月13日から30日までに収集したウェブ調査の回答に基づいている。



②経験がなければ、もはや就職できない!?米国のインターンシップ事情(掲載時期不明)
https://www.adeccogroup.jp/power-of-work/vistas/adeccos_eye/35/05

>インターンシップが盛んな米国では、「インターン経験のない新卒者の就職は難しい」とさえ言われている。
「インターンは就職の必須条件」とのこと。
全米大学雇用者協会(NACE)の調査によると、2012年度新卒採用のうち、
インターンとして働いた企業に就職した学生は3分の1以上を占め、インターンを経験した学生の正社員雇用率は50%近くに上る。




ていうかもう学歴だけで評価するのは難しいでしょう。


最近では以下のような声も聞くようになってきました。



「最近の大学生って社会人ともう変わりないですよね」





「弊社では最近、大学生の方に仕事を手伝ってもらっています」





「来年の新卒は即戦力枠として、最初から大きなプロジェクトに関わってもらいます」



こんな声がもっと聞こえるようになると思います。



つまり、僕は大学生の『新卒としての価値』をアップデートしようとしているわけです。


その方が絶対に良いと信じて。



具体的には、


『ポテンシャル枠』から『即戦力枠』への変化


です。

図に表すとこうなるかなと。



このように思う理由にはシンプルに1つで、日本の『労働人口の減少』の影響です。


パーソル総研が中央大との研究で発表しているデータを見ると、2030年(なんともう7年後)に、644万人の人手不足が発生するとのことです。やばいです。今も既に人手不足なのですがさらに加速していくんです。

引用:パーソル総合研究所『労働市場の未来推計 2030』


そうなると企業は人手不足分を何かしらで補う必要が出てきますが、
その解決策の1つが『生産性の向上』です。


今まで100人で行っていた仕事を50人で実行するなどの、
『一人当たりの労働生産性』を高めないといけなくなりました。


どういうことかわかりますか。



飲食店バイトの3連休初日の夜、ホールを本来4人で回すところが2人急に休みになった時のあれです。普段よりもパフォーマンスを出さないといけないですよね。


※僕は馬肉居酒屋でバイトしてました




話を戻します。


そのため企業はAIなど、テクノロジーの活用はもちろんするのですが、
即戦力となるような人材の採用を急ぐようになると思います


そしてそれは中途採用でももちろん、
新卒採用でも企業は即戦力として見るようになると思います。


今までは企業が大学生を新卒として採用する価値は

若い・ポテンシャルがある・素直・体力・元気がある』と言ったように、

基本的に専門性は見られておらず、

『年齢』と『学歴』を重要視した採用が行われていました。

新卒採用の文化としても、『総合職』として学生を一括で採用し、
企業の都合で配属先や勤務先を指定するという動きでした。


ちなみに僕もそうです。パーソルキャリアの総合職採用・九州配属でしたし、当時は言葉としてなかったと思いますが、配属先は企業が選ぶという配属ガチャ要素はもちろんありました。


つまり、どれだけ良い大学に入ろうと、結局社会人としてのスタートは仕事内容・給料など全て横並びです。そして長く勤め上げることで給料も役職も上がって行っていました。
この仕組みは従来の日本の『年功序列・終身雇用』という考え・文化があってこその仕組みですね。


ただ、前述したようにこれからの日本の労働人口の減少を考えると、

今までのように『総合職で採用してゆっくり育てていけばOK』という

年功序列・終身雇用の考えでは良くない状況になってきたわけです。


つまり、企業は採用活動で『量』ではなく『質』を重視するようになるということです。

そしてビジネスにおける『質』は『スキル(知識・能力)』であることが多いので、大学生にも『スキル(知識・能力)』を求める企業が増えます。



実際に、各界の方々もこのように話されています。



そのため、これから先、令和の時代では企業が大学生を新卒として採用する価値は『若い』『ポテンシャルがある』『素直』『体力・元気がある』だけではなく、
『職種の専門性や経験がある』ことや『すぐに働くことができること』が求められると思います。


もう一度出します。



これです。



ガチで右上に行かないといけないと思います。



優良企業に入るなら尚更です。本当にそう思ってます。




実際に、職種別の採用コースを設ける企業やジョブ型と呼ばれる採用活動をする企業が増えてきてますよね。抜粋します。

引用:ワンキャリア『配属リスクなしに挑戦、それでいてベンチャー企業の社長に若手登用も。』
引用:外資就活『新卒でジョブ型採用が増える理由とは。ITやコンサルなど人気企業の事例 』


引用:パーソルキャリア新卒採用サイト
https://www.persol-career.co.jp/recruit/newgraduate/


けどこれもまだほんの一部でしかないです。
全然まだ一般的ではありません。


やっぱり日本の文化というものは手強いですよね。



でも僕は日本に『学生のジョブ型採用』のような動きが遅い理由もわかってます。



日本の新卒採用でジョブ型が進まない理由



それは、

大学生を即戦力と思えるだけの根拠がないから』です。


つまり、多くの社会人(大人と定義します)が『学生は学生』と思っています。


まあ当然なんですけどね。


大学生は人生の夏休みと言った大人がいるように
『遊びをしている印象』が強いという方もいます。


なので

今まで働いたこともない学生が、即戦力・・・?

と疑問が浮かぶことはある意味必然です。




じゃあどうすればいいのか。




ここなんです。



多くの大人の固定概念を変える必要があります。



めっちゃむずい。



だけど、シンプルな考えに行きつきました。







働く学生を増やせばいいのでは?





学生の価値をアップデートするためには、『学生は学生でしょ』という大人の価値観(固定概念)を変えるしかありません。

大人は大学生がいかにバイトで頑張ろうと、サークルで結果を残そうと、そんなに『すごい!』と価値が変わることはありません。

なぜなら、普段闘っているフィールドが違うからです。


吹奏楽部はハンドボール部の評価をするのは難しく、
どういった点が優れているのかを判断できません。逆も然りです。


ビジネス部で日々頑張っている大人たちは、
アルバイト部で頑張る学生を評価できないわけですね。




ということは・・・・




大人が普段闘っている『ビジネス(仕事)』という部活動に、
大学生が参加し、大学生がビジネスで結果を出せば良いんじゃないか・・・?



大学生が『ビジネス(仕事)部』に入り、仕事で結果を出すことができれば大人の方々も『最近の学生は優秀だ・・・』と評価するようになるでしょう。



いや、なります(確信)




これからの新卒採用市場で採用されるような人材(つまり、即戦力人材)になるためには、働くしかないわけですね。



ということで、



学生のみんな!! 働こう!!!






テキストにすると少々やばいですが僕はガチです。




ちなみに学生側にも働くことのメリットはちゃんとあります。


・ビジネスの経験をすることで大人とのコミュニケーション能力を得られる


・自分の自信にもなる実績が手に入る(実績や経験は就活にも活用できる)
=ガクチカに書ける


・働くことでキャリアの選択肢が大きく広がる

・自分に向いている業界・職種選びができるようになる

・お金も手に入る(時間を売る以外で、価値を提供してお金を得る経験ができる)



また、実際にTwitterでも『インターン生 優秀』と検索かけると、大人がインターン生について「優秀だ」と発信する場面も見かけます。

一応名前は伏せました
こちらも一応名前は伏せました




どうですか学生の皆さん。



学生から働く重要性は伝わったでしょうか。



ぜっっっっっっったいに



働いた経験がある方が有利な時代がきます。きてます。


最近の人事の方は面接で


「何か他にやってましたか?」


と聞いてきます。



働いた学生が増えたことによって

『バイト』『サークル』『部活動』『学業』

以外の『長期インターン』などの話を求められる現場も増えてきそうです。



今のうちに働きましょう。






#学生こそ職歴を








でも実際のところ学生が働ける機会は少ないしなぁと思いません?



本当に、その通りなんです。


日本の大学生に働く機会を提供している企業は非常に少なく、
大学も当然ですが学業優先なので『就業体験』や『労働機会』を提供している大学は少ないんです。


でも、だからこそ僕がやりたいと本気で思ってます。


そのために仕事塾があります。



仕事塾は「すべての学生に職歴を」というミッションを持った、就活コミュニティです。

PRtimesも出ています。


どんなコミュニティかというと
日本の就活に『職歴就活』を実現するためのコミュニティです。

こういうコンテンツを揃えています
『はたらく』のコンテンツの一部です
『学ぶ』のコンテンツの一部です
『繋がる』のコンテンツの一部です


職歴就活を広めるために、こんなイベントもしました。



いかがでしょうか。



僕たちは本気で日本の就活を変えにいきます。



少しでも一緒に日本の就活を変えていきたい、今の就活に疑問を持っているという学生はサイトを見ていただけたら嬉しいです。


また、僕と1on1してみたいという方がもしいたらざっくばらんに話しましょう。

以上です。


長々とお付き合いいただきありがとうございました。




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