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私が妻にどんな映画を勧めるか

一昨日、昨日に引き続き、
映画の話です。

なぜ、私がこのタイミングで、
『ロッキー』を観たのか
という話をしましょう。

私は妻と映画を
観ることが多いんですね。

妻も私が note で
映画のレビューを書いているのは、
知っているので、

私は自分の記事が
「最近、邦画のレビューが
 続いてしまっているから、
 洋画が観たいんだよね」

というようなことを
言う時があります。

最近も邦画のレビューが
続いているので、
ぜひとも洋画が観たかったのです。

しかし、最近の妻は、
以前ほど洋画を積極的に
観ようとはしないんですね。

というのも、洋画は
吹き替えがない場合が
あります。

妻はもともと文字を読むのが
苦手な方なので、
字幕の映画は
あまり好んで観ないんですね。

(本来の私は字幕派)

そうすると、観られる作品が
限られてきます。

さらに、最近の海外の俳優を
私たちはあまり知りません。

どちらかというと、
妻が興味を示すのは、
知っている俳優が
出ている作品なんです。

昔は、たくさん
知っている俳優がいたので、

洋画でも観たい作品が
多くあったのですが、
最近は、知らない人ばかりで、
今いち興味が持てないようです。

こうなると、
私は観たい洋画があっても、
妻と一緒に観られない場合が
増えてきました。

私は普段、妻が家にいる時に、
一人だけの好みで、
映画鑑賞をすることは
避けています。

なぜならば、
いくら私が楽しくても、

一緒に部屋にいる人が
つまらそうにしていれば、
私もいたたまれない気持ちに
なってしまうからです。

そうなると、
私は自分だけが観たい映画は、
自分が一人の時に
観るしかないことになります。

必然的に洋画を観る
チャンスは減っているんですね。

そんな中でも、
「これなら妻でも楽しめるのでは」
と思える

吹き替えのある
洋画を探しては、
妻と一緒に観ている
というわけなんです。

そのチョイスが今回は
たまたま『ロッキー』だった
わけですね。

いや、厳密に言うと、
今回は妻の方から
「『ロッキー』はどう?」
と言ってきました。

妻は筋肉がムキムキの人が苦手で、
スタローン(主演)
なんてもっての他だったはずですが、

なぜか、今回は、たまたま
「『ロッキー』の気分」
だったらしいのです。

なぜかはわかりません。

ただ、私としては、
以前から観たいと思っていた
『ロッキー』が妻と一緒に
観られるなら、

これは「渡りに船」
と言わんばかりに、

サブスクにあった吹き替え版
『ロッキー』を速攻で
再生しました。

しかし、私の戦いは
ここで終わりではありません。
(戦い?)

私がチョイスした映画が
(今回は妻が選んだ映画だが)
本当に妻にハマっているか
どうかは、

観終わったあとに、
妻の反応を観なくては
わからないのです。

私は『ロッキー』に
夢中になりました。

妻も夢中になっているような、
途中でウトウトしているよな、
微妙な時もありましたが、

最終的には
ラストの試合のシーンで、
二人とも夢中になって
画面に食らいついたんですね。

観終わると、妻が言いました。

「これは2も観ないと
 ダメじゃん!」

この時、私は心の中で
ガッツポーズをしていました。
(エイドリアーン!
『ロッキー』のファンファーレ。
 試合が終わった後に流れるやつ)

こうして『ロッキー』は
無事に妻の心の中にも
名作として刻まれることに
なったのです。

(次回の記事では、
 私がどの映画を妻に勧めて、
 逆にどの映画を妻に
 勧めなかったかについて書きたい)

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