壱岐新報

壱岐の真実を報道します。九州北部にある人口わずか2万6千人の小さな壱岐島ですが、ここで…

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壱岐の真実を報道します。九州北部にある人口わずか2万6千人の小さな壱岐島ですが、ここでも多くの出来事やエピソードがあります。壱岐新報は、そんな壱岐の姿を追い続ける新聞です。常に公平な目線と偏らない思想、バランスを保った真実の報道を貫いています。

最近の記事

【壱岐新報2024.5.17】柳田、志原保育所の存続を求める署名活動始まる

 今年度末で閉所が決まった柳田、志原保育所の存続を求めるため市民団体「へき地保育所の存続を望む会」(頴川、田中共同代表)は、「へき地保育所の存続」「市民の声を聞き、説明会開催」を求める署名活動を始めた。同会は「市は、認定こども園の計画がなくなったにも関わらず議論の場を設けず、市民の声に耳を傾けていない」とし、「一方的な閉所は許されない」と憤りを見せている。署名活動は年度内まで継続していくという。 「へき地保育所」存続と住民説明求む動き  今年度末で閉所が決まった柳田、志原

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    • 【壱岐新報2024.5.10】前総務部長の中上良二氏が副市長に就任

       市議会定例会5月会議の2日、篠原一生市長が新たな副市長に市の総務部長でもある中上良二氏(56)を任命、中上氏は同日付で市職員を退職し副市長に就任した。任期は3日から4年。このことから、市は3日付で人事異動内示を発表、先月の人事異動からわずか1か月後の見直しとなる異例の人事となった。 篠原市政、副市長を任命  篠原市長が就任した先月18日以降、副市長職の空席が続いたことから市は2日に市議会定例会を開き、中上氏を副市長に任命する同意案を提出した。市議会は賛成多数で承認した。

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      • 【壱岐新報2024.4.26】白川市政に別れ、4期16年は「次世代への基盤づくり」

         任期満了を迎えた白川博一市長の退任式が17日、郷ノ浦庁舎で行われ、白川氏は4期16年にわたり市政のかじを取った市役所に別れを告げた。白川氏は「16年間の市政運営は、未来に向けた基盤づくりだった」と振り返り、市職員には「新しい世代が住み続けることができるよう、新市政でも一体となって邁進を」と言葉を贈った。 白川氏、庁舎をあとに退任  退任式に臨んだ白川氏は、幹部職員やオンラインでつないだ各庁舎、消防本部など約100人の職員を前に「就任以来、市の現状に適切に対応すること、将

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        • 【壱岐新報2024.4.19】4人候補の市長選は突出した得票数なく終了、投票率は72・64㌫

           任期満了に伴う市長選の投票が14日、30投票区で行われ即日開票の結果、篠原一生氏(46・無所属新人)が当選を決め厳しい選挙戦を制した。篠原氏の獲得票は4790票、次点の出口威智郎氏の獲得票は3716票とその差1074票。4者とも接戦となり、最後まで気が抜けない開票となった。今回の当選で、白川氏による4期16年の市政が終わり、篠原新市長による新たな市政が始まった。 篠原氏が新市長に決まる 当選した篠原氏の得票数は4790票、得票率は33・04㌫。出口氏の得票数は3716票、

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          【壱岐新報2024.4.12】16年ぶりの市長交代に向けて各候補者が全力で公約を訴え

            4期16年の白川博一市長の任期満了に伴う市長選で、告示の7日、立候補者が確定した。  元市役所職員で無所属の篠原一生氏(46)、2016年の市長選に出馬し、今回2度目の挑戦となる無所属の坂本和久氏(59)、イキビズの元センター長で市長選出馬のために市議を辞職した無所属の森俊介氏(39)、元市役所職員で無所属の出口威智郎氏(48)の新人4人(届出順)。  期日前は13日午前8時半~午後8時まで支所4か所で受け付け。投票は14日午前7時から午後6時(大島、長島、原島は同4

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          【壱岐新報2024.4.5】市議補選、4つの質問で出馬理由や人物像を見る

           14日投開票の市議会議員補欠選挙に向け、候補予定者に出馬理由や公約などについての話を聴いた。現在、市議会の定数は16人だが欠員2議席の14人で議会運営を続けている。そのため、市長選と同時期に定数に対して2議席の空席を埋めるために、選挙が行われる。  市議補選の候補予定者には、4つの同じ質問を投げかけ、思うままに回答してもらった。質問内容は次にある通り。(掲載は取材順) ※インタビューは市議補選出馬予定者の全員を対象としていますが、取材期間中に連絡が付かなかった候補予定者

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          【壱岐新報2024.4.5】市議補選、4つの質問で出馬理由や人…

          【壱岐新報2024.3.29】市民有志による「活性壱岐!討論会2024」を開催

           14日投開票の次期市長選に向け、候補予定者4人を招いて公開討論会が開かれた。これまでの市長選でも市民有志による開催が行われ、市民に向けて候補予定者の政策や考えなどを広く伝えていく場となっている。 次期市長選出馬予定者4人、政策を主張  次期市長選に立候補を表明した篠原一生氏、森俊介氏、坂本和久氏、出口威智郎氏(座席順)を招いて、「活性壱岐!討論会2024」(同実行委員会)を25日午後6時半から同9時までの約2時間半、芦辺町の壱岐島開発総合センターで開催した。  1部は

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          【壱岐新報2024.3.22】出馬候補予定者の声を聴く

          来月14日投開票の市長選に向けた出馬候補予定者4人に、さまざまな話を聞いた。  各予定者の政策はチラシや発表会などの場で見聞きする機会があるが、性格や考え方、出馬に至った理由などは聞く機会が少ない。今回は各予定者にインタビューを行い、人となりや人物像に迫ってみた。  政策に関するコメントは、同月7日の告示以降に掲載予定。  (取材日程順に掲載) 4人の出馬理由や人物像に迫る 「現場主義を貫く」出口いちろうさん  「私はとことん、現場主義なんです。これからの壱岐のた

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          【壱岐新報2024.3.22】出馬候補予定者の声を聴く

          【壱岐新報2024.3.15】立候補予定者説明会、市長選は4陣営が出席、市議補選は欠員2に対し6陣営出席

           任期満了に伴い来月7日告示、14日投開票される市長選挙と、欠員2議席を争う同日投開票の市議会議員補欠選挙(定数16)の立候補予定者説明会が11日、壱岐の島ホール大会議室であった。市長選は当初の予想通り新人4、市議補選は元職2、新人4の計10陣営の立候補予定者や代理人らが出席。約1か月後に迫った選挙に向け、市選挙管理委員会や壱岐署などの説明を真剣な表情で聞いた。 市長選、市議補選に向け10陣営が出席  市長選立候補予定者は、出馬表明した篠原一生さん(46・無所属)、出口い

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          【壱岐新報2024.3.8】「国保財政調整基金が枯渇する見込み」が増額の理由

          市議会定例会2月第2回会議初日の先月28日、白川博一市長は行政報告で「国保財政調整基金が今年度をもって枯渇する」と述べ、今後、保険料を増額する見込みがあることがわかった。来年度の予算編成から基金による財源確保に無理が生じてきたことが理由だ。このことから、来年度以降の保険料が改定され、市民は経済的な負担が増すことになりそうだ。 国民健康保険料、来年度から負担増  行政報告では「国民健康保険は、少子高齢化、団塊世代の後期高齢者医療への移行、社会保険の適用拡大などに伴う被保険者

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          【壱岐新報2024.3.1】航路維持のため、九州郵船へ新船建造に向けた質問提出・市航路対策協議会

           本市に関する空路や海路の充実、地域経済の振興と住民生活の向上を目的とした、市航路対策協議会(白川博一会長)は先月22日、郷ノ浦庁舎で老朽化と更新時期を迎えているジェットフォイルの今後について協議した。同会は、将来にわたる航路維持のため、九州郵船(竹永健二郎社長)に対し、「ジェットフォイル更新に関する要望書」をまとめ、1項目の質問を同月27日に同社へ提出することを決めた。回答期限を5日とし、回答内容を踏まえ建造費について国や県の補助、対馬市との調整を進めながら同社の負担額など

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          【壱岐新報2024.2.23】「市いきっこ留学制度運営委員会」第3回会議で改善結果を公表

           市教育委員会(山口千樹教育長)は16日、石田農村環境改善センターで3回目の「市いきっこ留学制度運営委員会(長岡信一委員長)」を開催した。同制度改善事項についてのこれまでの検証や、同制度コーディネーターの活動報告などを聞き、11人の委員が意見を交わした。昨年3月に起きた、離島留学生の死亡事案を経て制度の改善策を講じたとする市教委は、ほぼすべての項目で「改善はできた」と制度の継続に前向きな報告をした。 市教委、「改善はできた」と報告  同運営委員会開会にあたり山口教育長は「

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          【壱岐新報2024.2.16】現在6人の候補予定者の見通し、今後も予定者数は増える可能性もあり

           4月14日投開票日に向け、現在のところ4人の候補予定者がそろった次期市長選。同日には市議会議員補欠選挙も開かれる。ちまたでは市長選の予定者に注目が集まっているが、市議補選は2議席欠員で2人の枠をめぐる攻防が繰り広げられる。現在、当紙が予想している市議補選候補予定者は6人。補選では過去に例がないほどの出馬予定数になる見通しだ。市長選と市議補選のダブル選挙はどのような結果になるのか、投票率はどうなるのか。 2議席を争う市議補選、現在の動向  元県議会議員だった山本啓介参議の

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          【壱岐新報2024.2.16】現在6人の候補予定者の見通し、今…

          【壱岐新報2024.2.9】次期市長選、坂本和久さん、森俊介さんが次期市長選に向け2度目の挑戦

          4人の出馬候補予定者そろう  白川博一市長の任期満了に伴い、4月14日投開票の次期市長選の候補予定者として、坂本和久さん(59)が3日、森俊介さん(39)が5日に出馬の意向を表明した。すでに昨年10月16日には篠原一生さん(46)、同年12月2日に出口威智郎さん(48)が表明していることから、4人の候補予定者による選挙戦になりそうだ。

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          【壱岐新報2024.2.9】次期市長選、坂本和久さん、森俊介さ…

          【壱岐新報2024.2.2】市長ら3役、議員の報酬等を検討、第2回市特別職報酬等審議会

           市長や副市長、教育長の報酬と議員の給与の見直しを審議する第2回市特別職報酬等審議会(吉田寛会長)が先月30日、市役所郷ノ浦庁舎内で開かれた。昨年12月に開いた1回目の審議では、市政合併の2005年以降の約19年間、議員、市長など特別職の給与報酬額改定を行なっていないことから「上げる方向で検討したい」と方針を定めた。2回目の会議では各委員が改訂案を提示し、具体的な報酬額を明示した答申案をまとめるなど、引き上げに前向きな考えを確認した。 報酬等の引き上げ案で決定  前回審議

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          【壱岐新報2024.2.2】市長ら3役、議員の報酬等を検討、第…

          壱岐新報2024.1.26】大谷選手寄贈のグローブが市内各小学校に到着

           昨年はWBC世界一の中心となり、現在も米大リーグで活躍する大谷翔平選手が日本全国の各小学校に寄贈したグローブが18日、市内に到着。右利き用2個と左利き用1個と大谷選手からの手紙がそれぞれ18校に届けられた。 大谷グラブで「野球しようぜ!」  勝本町の霞翠小は当日の午前11時ころに一式を受け取った。到着のニュースは秘密にされたまま、83人の全校児童がそろう給食後の食堂でお披露目された。  最初に大川信也校長が「今日はみなさんにメッセージが届いています」と話し、大谷選手の

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