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ライブで得られる喜び 〜先輩ミュージシャンのアドバイス①〜

今月、なんとすでに3回のステージに立っており、月末に4回目のステージがある。真剣に音楽を本業にするつもりで、がんばる!と決めると、不思議なものでこのような場が与えてもらえるらしい。

神様、ありがとう〜(*´∀`*)

さてステージに立つと、緊張もするし失敗すると恥もかくけれど、それ以上に得られるものがいくつかある。それを記録していきたいと思います。

緊張したらもったいない

並外れた度胸と、小心。このアンビバレントな2つが内在するHSS型HSPのわたくし。ステージに立ちたいのに肝っ玉がね……驚くほど小さいのです。

これまでに何度も「緊張してボロボロに崩れていく」というパターンを経験してきました。その「緊張」からの「心の立て直し」の修行はまるで、坐禅のよう。そして、パニック障害の発作を進行させずに平常に戻す時のようでもある。

心の置き方の修行になるらしい。

緊張や不安というものは、生物の生存本能なので、それそのものをなくせるものではないと思う。

それでも、何度かステージに立つうちに、少しずつその「立て直し」が早くなってきていて、自分でも驚く。しくじってもそのテンポのまま弾く、歌詞が飛んでもごまかして歌う。これが、今月できているから我ながらすごいと思う。

ボロボロに崩れていく……というのは、本当に本当にもうやりたくない。

プロとして云々という以上に「届けたかった音楽」をそのままのカタチで届けられない悲しさ。それは、きれいに焼けたケーキをうっかり落として壊しちゃったみたいな悲しさがある。「おいしそうに焼けてたんだ、このケーキ(泣)」と口で説明してみても、もう見た目が壊れているなら、やはり感動は減る。

大好きな「ライブハウスnano」のオーナーまぁこさんが、初回の「みんnanoライブ」の時におっしゃってた。
「緊張したらもったいないよ」
その通りだと思う。

大好きなアニメ「ハイキュー!」でも、西谷先輩のおじいちゃんが言ってた。
「怖がったらもったいねぇ」
それでも怖かったら「助けてもらう」。
つまり、周囲を信頼するっていうこと。あぁ、ここが足りてない💦

グッと来ませんか?

そう、「もったいない」の。本当に。だから、最近の私は「緊張」というオバケがやってきても無視する。とにかく知らんぷりする。楽しむことを考える。

緊張するということは、「自分」のことばかり考えているってこと。お客様からの「評価」のことばかり考えているってこと。しかも、ネガティブに(汗)。

そうじゃなくて、やっぱり「お客様に届けたい」という純粋が思いで自分をいっぱいにしておくこと。これがきっと、すごく大切なんだなって、ライブ活動3年で、やっと気づいてきたこと。そして、うっかり緊張したとしても、なにも考えずに弾けるぐらい、毎日弾くこと。歌うこと。

それを大切にしている。

あ、今回は「ミュージシャン」ではなく「ライブハウスオーナー」のまぁこさんの助言。でも、私にとって、まぁこさんは、心の師なので最初にご紹介しました。ライブハウスを作るより前に仕事でインタビューをするために知り合い、「今度、ライブハウス作るのよ〜」と聞いて、社会人バンドを中断していた私は、「ライブハウスって作れるものなの?」とびっくり! なんて素敵な夢なんだろうとはしゃいでいたら、オープニングイベントに招待していただいた。懐かしい……。

まぁこさんと出会ったころの私は、ほとほと前夫と人生に疲れていたころなので、きっと、いまとは全然違うかも。いろいろな人に助けていただいて、こうして生きてきました💕ありがたいです。

次回、コラボイベントで出演されてたプロミュージシャンからのメッセージをご紹介します。

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