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今年の春までを写真と共に振り返る

今年の春もそろそろ終わりへと進み始めました。
今年が始まってすでに五ヶ月が経ってしまったっと考えると一年は本当に短く感じます。
春にはいろいろなイベントがありました。
大学では、長い春休みがあり、実家に長い間帰ることができました。ゴールデンウィークでは、去年同様那須高原に行きました。
今回は、今年に入ってからの五ヶ月を振り返りたい、春を振り返りたいと思い、この投稿を書き始めました。
今年に入って撮った生物写真などを出しながら紹介したいと思います。
最後まで見ていただけると嬉しいです。
また、僕は風景写真が苦手なのであまり投稿しませんが今回は自分的によく撮れたと思ったものを抜粋して投稿します。

幕張から見た、東京に沈む夕陽と聳え立つスカイツリー

タイトルの写真に使用したのは、ゴールデンウィーク中に撮った、実家幕張の海岸から撮影した夕陽です。望遠レンズを使うことで大きな夕陽が一層大きく見えます。海に突き出た突堤では、多くのカップルが写真や雰囲気を楽しんでいました。

一月一日、今年が始まった日に僕は千葉県君津市にある鹿野山に出かけました。目当ては日の出です。流石に冬だけあって気温はかなり寒く、特に日の出前の時間は0度近かったと記憶しています。駐車場は車でいっぱいになり、展望台には人が多すぎて撮影どころの話ではありませんでした。僕は、ちょうど年が明けた午前12時ごろに鹿野山に到着し、車中泊で日の出を待ちました。友達に起こされて目を覚ました頃にはすでに少し日の出が始まっていました。残念ながら山の上にうっすらと雲がかかってしまい、完璧な日の出とは言えませんでしたが、人生で見てきたどんな初日の出よりも綺麗に感じました。毎年初日の出は見に行きますが、今までは海辺で見ていました。山で見る初日の出はすごく綺麗で、房総の山々にかかった霧が一層美しさを際立たせていました。

九十九谷にかかる霧と、雲の向こうから顔をだす今年初めての太陽
上総丘陵が何十にもなって重なるこの景色は九十九谷と呼ばれる

冬は長く、雪の降らない千葉県では楽しむことが少なくなります。
僕は鳥の写真を撮りますが、寒いのが苦手なため、外に出る気にならずそこまでたくさんを撮影に行きませんでした。

一月初めに千葉県千葉市にある青葉の森公園に行ったのを覚えています。目的があったわけではありませんでしたが、親が出かける用事があるということで、カメラを準備し同行しました。
冬といっても太陽が当たればほんのり暖かく、カメラを持つてもそこまで震えることはありませんでした。
冬らしい青空にはいたかが飛行し、公園内のあちらこちらでモズやシロハラ、ヤマガラなどの野鳥の声が聞こえていました。公園の常緑樹は太陽の光を遮り、地面を冷やします。少し木々が切れている場所には陽だまりができ、野良猫たちが眠そうに座っていました。
眠そうな顔と、のんびりとした動きに癒されました。

陽だまりの猫


公園の至る所で、ヤマガラが見られました。


モズは梅林の中を飛び回り、餌を探していました。


空を舞うハイタカ

あっという間に二月に入り、神奈川県横浜市、四季の森公園に行く機会がありました。横浜市と聞くとみなとみらいのランドマークタワーや赤レンガ倉庫、中華街などをイメージする人もいますが、四季の森には、多くの森林があり、野鳥たちがたくさんいます。公園の池からは、カワセミの声がし、カルガモなどのカモ類がきていました。薮からはウグイスとアオジの地鳴きが聞こえ、森林の中では、イカルやアオゲラが観察できました。そのほとんどが写真を撮ることはできませんでしたが、アオゲラの写真は撮ることができました。夕方、雨が降りそうな曇り空ということもあり、もう帰る支度をしていました。しかし、森の中からドラミングが聞こえてきたため、最後に写真んを撮れればいいと思い、丘を登って行ったところ、階段近くの木でドラミングをしているアオゲラを発見しました。

大きな生木でドラミンングをするアオゲラ♂

思えば2月、3月はたくさんのことをしましたが、そのほとんどが写真には残っていません。写真機は日常的に持ち歩いていると思っていましたが、肝心な時に持っていないことが多く、反省すべき点の一つであると思っています。

4月に入り、学校の長期休暇も終わります。
4月に入ってすぐ。新潟県新潟市にある、角田山に登りました。
すっかり春になっていて、日当たりの良い斜面には一面にカタクリの花が咲いていました。
この時期なると、新潟県の山ではギフチョウがたくさん飛び始めます。準絶滅危惧種のギフチョウがこんなにもいるものなのかと最初は驚きましたが、二年目になると慣れてしまい、山でギフチョウを見るたびに春の訪れを感じ、羽がボロボロになったギフチョウを見て春の終わりを感じるようになりました。

山や森林公園でも観察することができ、目の前に止まることも珍しくない

大学の友達とは春休み中一度も会いませんでしたが、春には上越市の高田城址公園に出かけました。お目当てはもちろん桜です。満開の桜といろいろな場所から漂ってくる屋台の匂いが、コロナ禍で行くことができていなかったお祭りの雰囲気を思い出させ、楽しかったです。

写真で見る美しい桜は実物で見た方がより美しかった


屋台と桜が、風がなく鏡のようになった水面に映り、昔よく行っていた夏祭りを連想させる


大勢の人で賑わっていた

春の終わりを感じ始めるのはゴールデンウィークあたりからです。気温が高い日が増え、陽気な日が続くようになります。
今年は去年も行った那須高原、那須町に行ってきました。
去年のゴールデンウィークに訪れた時には、夏鳥の鳴き声がしていた気がしますが、今年の夏鳥はずいぶんんとくるのが遅い気がします。キビタキもオオルリも声を聞くことするら叶いませんでした。
今年から実家にやってきたわんちゃん(犬)をドックランに連れて行きひたすら写真を撮りました。
素早く動く子犬を撮るのは写真の練習になります。夜には、那須岳の麓を車で散策し、ニホンジカやタヌキ、テンを観察することができました。
去年ムササビを発見した木のうろでは今年もムササビを観察できました。
日の入りの30分後にしっかり飛び立つところも観察できました。
今年のゴールデンウィークは様々な出会いと発見をすることができました。

シカの毛を咥えて巣に運ぶシジュウカラ


小さなアヒルを咥え、初めてのドックランではしゃぐわんちゃん


別荘地内ではフクロウがガビチョウに喧嘩を売られていた


那須平成の森ではヒガラがそこらじゅうで観察できた

5月、6月、7月と時間が進んでいくにつれ春の面影は消え、夏になっていきます。今年の夏はどんな出会いが待っているか、今からとても楽しみです。
春までに撮り溜めた写真を早めに整理しないと夏の写真が入ってきてからでは手遅れなので、頑張りたいと思います。

皆さんは、今年の今までにどんな出会いができましたか?
最後まで見ていただきありがとうございます。

最後に今回メインで紹介しなかった写真を貼っておきます。


土手にできたチガヤの道とQVCマリンスタジアム


山本山高原に咲くカタクリ


春の信濃川と雪山


冬の公園にて、水をに見にきたメジロ

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