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代官山蔦屋書店にて選書フェア開催中です

代官山蔦屋書店 1号館にて、『フルトラッキング・プリンセサイザ』(以下 フルトラP)刊行記念として本書とともに池谷の選書した書籍を並べた棚を設置していただきました。

フルトラPの関連書籍や、影響を受けた作家の本を選びました。小説に限らず、戯曲(野田秀樹)、人文書、ビジネス書、技術書など幅広くリストアップしました。

選書リストとそれぞれの本へのコメントを掲載した冊子を店頭で無料配布しています
  • 『Q/フェイクスピア』野田秀樹

  • 『贋作 桜の森の満開の下/足跡姫: 時代錯誤冬幽霊』野田秀樹

  • 『「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済』小川さやか

  • 『集落の教え100』原広司

  • 『<インターネット>の次に来るもの』ケヴィン・ケリー

  • 『勉強の哲学』千葉雅也

  • 『オーバーヒート』千葉雅也

  • 『半睡』佐々木敦

  • 『それを小説と呼ぶ』佐々木敦

  • 『文学のエコロジー』山本貴光

  • 『コンヴィヴィアル・テクノロジー』緒方壽人

  • 『画像生成AI Stable Diffusion スタートガイド』白井暁彦

  • 『VTuberの哲学』山野弘樹

  • 『ロギング仕事術』倉下忠憲

  • 『メタバース進化論』バーチャル美少女ねむ

  • 『影とのたたかい』アーシュラ・K・ル=グウィン

  • 『五分後の世界』村上龍

  • 『マイケル・K』J.M.クッツェー

  • 『クララとお日さま』カズオ・イシグロ

  • 『高架線』滝口悠生

本フェアは、6/11(火)夜のイベントまで設置いただける予定です。そちらのイベントもご参加いただけたら嬉しいです。哲学研究者の山野弘樹さんと対談します。(第2弾として、バーチャル美少女ねむさんとのライブ配信を昨日リリースしました)

刊行記念トークイベント 池谷和浩×山野弘樹「他者の<生>を生きる ――デジタル時代における言語芸術」

https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/40319-1702240504.html

仮想空間における場面を描きながらも選考会で「リアリズム小説」と評された「フルトラッキング・プリンセサイザ」を、山野氏はどう読んだのか。生活体験の一部として描かれたバーチャルな世界について、主人公<うつヰ>の知覚をめぐる文体などについて山野氏の視点から問題提起を行います。

生成AIとメタバースが急速に普及しつつあるデジタル時代において、他者の<生>を生きることはどのように可能なのか。ライブでの二人の対話をお聞きください。

https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/40319-1702240504.html

フルトラPは各地の書店様に並び始めています。
どこかで見かけたらぜひお手に取ってご覧ください。

以上です。お読みいただき、ありがとうございました。

フルトラPジェネレータで生成。書店に居るうつヰ。


ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。つたないものですが、何かのお役に立つことができれば嬉しいです。