Japanese quality

日本にいると当たり前のことが、海外だと通用しないなんてことが日常的にある。
それは日本だけが異常とも見えるのだが。

例えば、日本は異常に物価が安い。そして安くてもqualityが高い。日本でも今は少しずつ物価が上がっている様だが、それでも安くて良いものを買えるし、美味しい食事ができる。
ワンコインで外食が出来るし美味いものはたくさんある。

今の為替で言えば3ドルちょっと。マーシャル諸島ならlunch boxが買えるが、僕がここに来る時に経由するGuamやHawaiiでは飲み物くらいしか買えない。

日本では安かろう悪かろうと言うのが少ない気がする。安くても例え100均の商品でもある程度のqualityがある。

余談だが、実家に帰った時、妹家族と両親、うちの家族みんなで100均でプレゼントとして商品を一つ選び、あとでゲームをしてランダムにそのプレゼントを貰うなんて遊びをした。
子どもも大人も一緒に楽しめて、中々面白かった。

話を戻すが、仕事をしていても日本人と他の国の人では仕事に対しての考え方や働き方が違う。

例えば今の現場なら日本人以外、みんな時間にルーズだ。遅刻も何の悪びれもなくするし、ビジネス上のお客さんであるここの電力会社のmanagerでさえ、アポの時間に普通に遅れてくる。前の会議が伸びたとかではなく、昼休憩から遅れてくるのだ。彼はこの国で言ったら相当なエリートだと思うが、そんな人でも時間に対してゆったりと考えている。

日本人なら会社に毎日の様に遅刻してくる人はあまりいないだろうし、就業時間内は大体の人が仕事するイメージだ。まぁ実際、仕事をしないポンコツもいるだろうが、そんな人でさえ働いている振りはする。
そんな所も日本人独特だなぁと思う。

あと日本人の異常性と言えば小さい事にも気を配る。

アスリート時代、
勝利の神様は細部に宿る
と信じて、誰も気付かないような細かいボートコントロールに拘りを持っていた。

良いお店に行くと所謂粋な接客をしてもらえたりするが、そう言う客と店の人の細かいやり取りってのは当然マーシャル諸島では一度もない。

もちろん外国人はダイナミックで、細かい事に拘らず、のびのびと仕事をする感じの人を多く見るが、どちらも長所短所がある。
ただの違いと割り切りつつも、人間なのでwhy?と思うこともあるが、今ここで仕事をしなければ、感じることが出来なかったので、それには感謝しよう。

そして日本人としてJapanese qualityの仕事をしていこうと思う。

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