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それ良いですね!

自分が好きなものや思い入れのあるもの、または特別な気持ちはないが身につけているものを褒められると悪い気はしない。
先日そのような体験があったのでまとめてみる。
本日も宜しくお願いします。

ある休日の出来事

休日に家族でショッピングセンターに出かけた。12月中旬頃のクリスマス前で多くのお客さんで賑わっていた。
ようやく自由に歩けるようになってきた1歳の娘と手を繋いで歩いていた時、同じく子供と一緒だった40代の男性から「それ良いですね!」と私の帽子を指差し声を掛けて頂いた。
続けて「懐かしいなー、良いなー」と。そしてgoodポーズまで。
私「有難うございます、そう言って頂けると嬉しいです」と言って帽子のツバを右手でつまんで軽く会釈。自然と笑顔になっていた。
この5秒程度の出来事だったが、今でも鮮明に覚えている。

思い入れの帽子だったから

その帽子は、今は存在しない日本プロ野球チームの当時のやつ。この球団の熱烈なファンではないが、デザインが大好きで昭和な感じがなんとも言えずお小遣いで購入した。
最近販売された復刻版もあったが、当時の帽子が欲しくてメルカリで出品を待ってようやく手に入れた経緯があった。メルカリと出品者に感謝。
一瞬ではあったものの、その帽子を褒められた時は非常に嬉しかった。
おそらくこの帽子がカッコいいと思うのは少数派だろう。実際に私服でこの帽子を被っている人に私ですら見た事はない。
だからこそ共感し合えた瞬間が嬉しかった。

自然に相手を褒めるということ

良いと思ったものに躊躇なく「イイね!」と言える人間になりたい。褒めようと思って褒めるのではなく、自然にサラッと。
人は周りの目線を気にするが、実際は誰も自分の事を見ていないものだ。だから小さな変化に気付く人は好感が持てるんだろう。

外国では珍しくない事らしい

アメリカで街中を歩いていたら、すれ違う人が相手のファッションを見て、「それナイスだね!」「その服はどこで買えるの?」と声を掛けられるシーンを以前テレビで見た事がある。
こういうのって素敵だと思う。
素直というか本来はこうあって欲しいというか、丁度良い距離感というか温かいというか。

皆んな昔はそうだった?

話は変わるようで変わらないが、子供を見ているとそれに近い事がある。
おもちゃで遊んでいるお友達のところに寄って一緒に遊ぼうとする。逆も同じく。もちろん会話もできないが、お互い丁度良い距離感で一緒に遊び始める。お互い無言で一生懸命に同じおもちゃで。まるでおもちゃを通して会話をしているように。
そういうシーンに出会うたびに感心するし、勉強になる。

まずは素直になってみよう

「これを言ったら迷惑かな?」「変な人と思われないかな?」というような気持ちは一旦置いといて、少し素直になってみようと思う。もしかしたらその一言で新しい発見があるかもしれないし。
きっとイケオジは計算してイケオジを演じているのではなく、素直で自然な表情や仕草、言葉使いやタイミングが絶妙なんだと思う。

それ良いですね!

この一言を全世界で全員が毎日言い続けたら、もっと平和になる気がするのは私だけだろうか。まずは私も、小さくスタートしよう。
やってみるか。

押忍。
peace。

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