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「言葉を意識しろ。」


梅田悟司著「言葉にできるは武器になる。」を読んだ。

noteを毎日更新していることもあって

最近はライティングやアウトプットに関する本を読んでいる。

今まではスキル系の本は読むとそれに頼りすぎて逆に書けなくなるんじゃないかなと思っていたから

全然読んでいなかったんだよね。

確かにライティングスキルはあったほうがいいし身につけたいとは思うんだけど、

俺がnoteを毎日更新している理由はそこじゃないしね。

だから、感性を高められる小説や知識や新たな視点が得れる本をたくさん読もうと。

でも、せっかくならってことで少しずつ読むようになった。


この本は会話やプレゼン、ブログやSNSでの情報発信等の外に出す言葉の

アウトプット力を磨くための本ではなく

外には出さない内側の言葉に気づき深化させるための本だ。

俺はこの本を読んで

もっと生まれてくる言葉を意識しよう、見える化させようと決めた。




言葉は思考の上澄みに過ぎない

から

外に出す言葉を磨くには

内側の言葉を意識することが絶対不可欠

と書いてありまさにその通りだなと。


外に出す言葉のスキルばかり磨いても

どこか自分の考えと一致しなくもどかしさを感じたり、

スキル一辺倒で味気がない人は多い。


それよりも重要なことは、

今自分が何を考え、何を感じ、どんな言葉が生まれているのかを

正確に把握することだ。

そこを知り深化させることができれば

自分の言葉を扱えるようになり

自然と外に出す言葉も磨かれていく。



何か物事を考えるときには

「なんとなく考える」とか「考えたつもりになっている」のではなく

「考える=内側の言葉を使って思考している」

と意識することで自分の言葉として捉えられるようになるんだ。



言霊って言葉があるように

言葉には魂があるしそれくらいインパクトを持っているものだ。

振り返れば俺は人が発した言葉に影響を受けてきた。

だから、自然とその人がどんな言葉を発しているのかを注視している。


この著者とは別の方だけど、

自分が変わりたかったら自分に投げかける言葉を変えなさい。

と聞いたことがありこれもまさに内側の言葉のこと。


何かピンチが訪れたときに

内側の言葉が、不安や恐怖に負けていたら

どんなに強がった言葉を発していてもダメなんだよね。

ピンチになっても、内側の言葉でよしやってやろうとか

自然と発せられれば自分は変われるし人生は変われるんだ。


だから、内側でどんな言葉が生まれているのか?どんな言葉を発しているのか?を正確に把握することが重要だ。

内側の言葉を把握できれば、そこを変えれば良いんだからね。


本の中で特に、「思います。」は意志を弱めると書いてあり

ハッとしたしこれからは断定として言い切ろうと決めた。

言い切ることはリスクと感じるから「思います。」を使う人は多いけど

確かにその言葉は意志の弱さの現れだ。


ルフィが

「俺は海賊王になる男だ!」

ではなく

「俺は海賊王になると思う!」

と言っていたら絶対ONEPIECEは売れないよね。笑

それくらい些細な言葉にも意志は宿るんだ。


今日は早速この本に書かれていた

思考サイクルの1〜4をやってみたけど3時間も掛かってしまった。笑

これからスケジュールの中に取り入れて

言葉の深化を目指していく。


生まれてくる言葉を意識しろ。

考えてるんじゃない、言葉を使っているんだ。



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