Jun Ikematsu / 池松潤

コミュニケーションデザイン / 文筆家 / 株式会社Figurout CEOの壁打ち相…

Jun Ikematsu / 池松潤

コミュニケーションデザイン / 文筆家 / 株式会社Figurout CEOの壁打ち相手 / お時間あればプロフnoteにくわしく書いてあります👇 雑誌コラムなどコチラ → https://lit.link/junikematsu 🗒️プライベートLifeはインスタで😊

マガジン

  • #手紙小説

    • 2本

    フトした事からはじまる もう出会うことのない貴方へ 手紙のような小説 珠玉の一編をお届けします #手紙小説・メンバーで運営中

  • 手紙小説

    • 7本

    ヒトは「もうイマは届かなくても、伝えたい何かがある」 手紙のように小説を書くシリーズ

  • Brilliant Blue

    • 13本

    池松潤・嶋津亮太・仲高宏による共同マガジン。 オンライン・公開フィードバック番組『ブリリアントブルー』に関する情報をスクラップ記事的にこちらにまとめちゃいます。 ここも番組同様に『良い文章とは何か?皆さんと一緒に探していく旅をする』を目指したコンテンツにしたいと考えております。

  • 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」

    そもそもお金は物々交換から始まりその歴史の中で物を交換する価値の担保や尺度として発明されました。 ヒトは便利さをお金で買ってると言っても過言ではありません。しかしこの直近5年ネットやSNSの普及でそれがガラリと変わってしまったように感じます。大きな視点で語られがちな資本主義経済を日々の営み視点で書きます。

  • ★むかし書いたので読んでもらえたら嬉しいnote

    辿り着いて頂きありがとうございます😊いままで500本以上書いてきましたが一昨年に減本数をしました。読んで頂くには多すぎるからです。中には残して置くより下書きに戻した方がいいものもありました。「読まれているnote」ではなくて、「読んで貰えると嬉しいnote」をピックアップしました。お手すきのときに読んで頂ければ嬉しいです。

記事一覧

固定された記事

改めまして。池松潤はスタートアップCEOの壁打ち相手です

スタートアップを手伝う機会が増えたり、シェアハウスに住むことで、優秀な若い世代の方々と触れ合う機会が増えました。自分の経験をアップデートして現場力・参謀力を高め…

あれよアレよと波間に消えるキラキラと輝く泡のような青春。人と同じように時代にもそれぞれの運命があると思うのだけど決してノスタルジーではなくあの時代には現代とは違った何かがあったのだと思う。その時代を一緒に生きられた事を書き留めました
https://fujinkoron.jp/articles/-/12329

誰も教えてくれないシゴトの「落とし所力」

「落とし所力」とは、交渉や議論の際に、双方が納得できる解決策を見つける能力のことです。最近若い世代との会話で、聞かれることが増えたのでまとめました。 仕事をする…

最高の手紙小説が生まれました
上手く手短に言えませんが最高です

14年前、真夜中の香港で助けてくれた、あなたへ
手塚 大貴
https://note.com/tabi_gari/n/necabdfd0f96f

個人投資家・覆面座談会―IRnoteマガジン参加社から読み解く(後篇)

このnoteは、主に「IR noteマガジン参加企業の方々」と「これからIR noteマガジンを始めようと考えている企業の方」に向けて書いたものですが、IR業界に携わる全ての方々に…

22

個人投資家・覆面座談会―IRnoteマガジン参加社から読み解いた3つのポイント(前編)

「IR情報開示」は企業が投資家に対して必要な情報を公開することですが、「IR情報発信」はさらに一歩踏み込んで、企業の魅力や将来性を伝え、投資家とのよりよい関係を築く…

33

#note10周年 と私たち

note10周年おめでとうございます。noteがきっかけで、シゴトやプロジェクトが始まったコトが多数あります。イベントやセミナーを開催したことも多数あります。文章を読め…

33

1990年の桜坂 #手紙小説

転職や副業がフツーになった現代では想像できないかもしれないけれど、当時は入社が同期というだけで不思議な連帯感がありました。困った時に助け合い、嬉しいときに喜びあ…

37

あれよアレよと波間に消える泡のように #手紙小説

お元気ですか。 あの時ほど透きとおった時間はありませんでした。イマとなってはどうしようもないのですけど。 寂しいのではないのです。書いておかないと記憶が薄れてし…

22

情報開示と情報発信はちがう

そもそも私は広告マンでしたが、もともと証券業の血筋です。株屋の血筋と言ったほうがいいかもしれません。父は最後は大手証券会社・子会社の役員でしたし、祖父は証券会社…

45

揚げ蕎麦、板わさ、日本酒、そして、ざる蕎麦。 #手紙小説

これはもう届かない先輩への手紙。そして才能あふれるクリエイターが僕を最後まで守ってくれた手紙。あの日の記憶を綴っておきたい。 板わさとは、切った「板かまぼこ」に…

28

【資本主義の飼いかた】―資本主義のアップデートについて考える Advent Calendar 2023・まとめ

そもそも経済とは、物々交換から始まりその歴史の中で物を交換する価値の担保や尺度としてお金が発明されました。 ヒトは便利さをお金で買ってると言っても過言ではありま…

37

師走の九州横断バスはドラマにあふれていました

お元気ですか。 わざわざメッセージするほどでもないのですが、なんと申しましょうか。あなたにどうしても伝えたいココロに残る出来事だったのでお手紙しました。 クリス…

37

情報発信で何を得て、何を失うのか―「ヴァイブス・ドリブン」発信スタイルを変える

新年あけましておめでとうございます。ひどい年明けスタートになりましたが皆さまお元気でしょうか。 今回甚大な被害を被った能登半島の最崖ての町・珠洲には友人が沢山住…

30

「リア充」と「プア充」は幸せを分かちあえるか? 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」シーズン2

そもそも経済とは、物々交換から始まりその歴史の中で物を交換する価値の担保や尺度としてお金が発明されました。 ヒトは便利さをお金で買ってると言っても過言ではありま…

36

ねぇ先輩。新島に行ってきたんです。

これは次第に疎遠になってしまった先輩への手紙。オトナへの一歩を歩んだあの頃の記憶から今日までを綴っておきたい。 先輩は、数少ないウチの事を話せる仲でした。高校生…

32
固定された記事

改めまして。池松潤はスタートアップCEOの壁打ち相手です

スタートアップを手伝う機会が増えたり、シェアハウスに住むことで、優秀な若い世代の方々と触れ合う機会が増えました。自分の経験をアップデートして現場力・参謀力を高めています。そこで改めて感じるのは、やはり新しい時代を創るのは若い世代ということです。今までには想像もつかなかった「何か」とは創造力そのもの。しかし新しいことの産みの苦しみには「壁打ち相手」が必要です。そして壁打ちして生み出されるのは「両利きの経営」そのものではないでしょうか。 というわけで、池松潤はさらにアップデート

あれよアレよと波間に消えるキラキラと輝く泡のような青春。人と同じように時代にもそれぞれの運命があると思うのだけど決してノスタルジーではなくあの時代には現代とは違った何かがあったのだと思う。その時代を一緒に生きられた事を書き留めました https://fujinkoron.jp/articles/-/12329

誰も教えてくれないシゴトの「落とし所力」

「落とし所力」とは、交渉や議論の際に、双方が納得できる解決策を見つける能力のことです。最近若い世代との会話で、聞かれることが増えたのでまとめました。 仕事をする上で、「落とし所力」は非常に重要なスキルです。この能力があれば、対立する意見や立場があっても、双方が満足できる解決策を見つけることができます。それでは、具体的に「落とし所力」を発揮するためのステップと必要な要素について見ていきましょう。 落とし所を見つける9つのステップまずは、問題の特定から始めます。ここでは、問題

最高の手紙小説が生まれました 上手く手短に言えませんが最高です 14年前、真夜中の香港で助けてくれた、あなたへ 手塚 大貴 https://note.com/tabi_gari/n/necabdfd0f96f

個人投資家・覆面座談会―IRnoteマガジン参加社から読み解く(後篇)

このnoteは、主に「IR noteマガジン参加企業の方々」と「これからIR noteマガジンを始めようと考えている企業の方」に向けて書いたものですが、IR業界に携わる全ての方々にとって有益な内容となってます。 はじめての試みなので、至らぬ点もあると思いますが、「よりよいIRの世界」を目指す想いから生まれた企画なので、温かい目で読んで頂けたら幸いです。 後篇は、経緯やノウハウが中心ですが、この覆面座談会は、単に個人投資家の方々の意見を集約したものではありません。きっかけは

個人投資家・覆面座談会―IRnoteマガジン参加社から読み解いた3つのポイント(前編)

「IR情報開示」は企業が投資家に対して必要な情報を公開することですが、「IR情報発信」はさらに一歩踏み込んで、企業の魅力や将来性を伝え、投資家とのよりよい関係を築く活動ではないでしょうか。この機会に新たな視点で投資家と事業会社のより良い関係構築に役立てればと思い、個人投資家・覆面座談会を企画しました。 このnoteは、主に「IR noteマガジン参加企業の方々」と「これからIR noteマガジンを始めようと考えている企業の方」に向けて書いたものですが、IR業界に携わる全ての

#note10周年 と私たち

note10周年おめでとうございます。noteがきっかけで、シゴトやプロジェクトが始まったコトが多数あります。イベントやセミナーを開催したことも多数あります。文章を読める人・書ける人のコミュニケーションは、書かない人よりも思考力や意思疎通の密度が何倍も濃いと感じるのは何故でしょうか。これはnote読む専門の方や、読んだことさえ無い方にはわからないのかもしれませんが、noteでアウトプットし続けているひとなら通じる感覚だと思います。 note社員の方、役員の皆様、元社員の方、

1990年の桜坂 #手紙小説

転職や副業がフツーになった現代では想像できないかもしれないけれど、当時は入社が同期というだけで不思議な連帯感がありました。困った時に助け合い、嬉しいときに喜びあう関係。振り返れば、内定者のうちのあの十数名は特別な人間関係だった気がします。一芸で入社したあの仲間たちは、人間味に溢れていて、勘も鋭くて、会えば話題に事欠かなかった。その中でも忘れられないあなたへ手紙をおくります。 #手紙小説 ・・・フトしたきっかけで思い出したあなたへ届くといい手紙のような小説。 お元気ですか?

あれよアレよと波間に消える泡のように #手紙小説

お元気ですか。 あの時ほど透きとおった時間はありませんでした。イマとなってはどうしようもないのですけど。 寂しいのではないのです。書いておかないと記憶が薄れてしまうような気がします。だって自由とは何かを捨てること。いや何かを捨て続けることなのですから。あの日の記憶を綴っておきたい。遠く離れても、近くにいるあなたへ。 #手紙小説 穏やかな陽射しが降り注いでいました。海しかない、ちいさな町でしたね。クルマだったら一瞬で通り過ぎてしまうほど存在感のない場所。メイン通りからハ

情報開示と情報発信はちがう

そもそも私は広告マンでしたが、もともと証券業の血筋です。株屋の血筋と言ったほうがいいかもしれません。父は最後は大手証券会社・子会社の役員でしたし、祖父は証券会社を経営していました。幼少の頃から兜町の証券会館のレストランへランチに連れていかれ、株屋の背中を見て育ちました。わたしはそんな2人を見て「株屋ってクソだな」と思って育ったのも事実です。以来マネーゲームで儲けたいオーラを出してるヒトに嫌悪感があります。美意識の問題ですので、コレばかりはしかたがない。というわけで社会にでた時

揚げ蕎麦、板わさ、日本酒、そして、ざる蕎麦。 #手紙小説

これはもう届かない先輩への手紙。そして才能あふれるクリエイターが僕を最後まで守ってくれた手紙。あの日の記憶を綴っておきたい。 板わさとは、切った「板かまぼこ」に醤油とわさびを添えて食べるやつで、かまぼこが高級料理だった時代の名残りらしい。 スーツを羽織ったビジネスマンが、混みいったハナシをするために、蕎麦屋に昼酒をひっかけに行くなんて、酒も呑まない若い世代には想像するのも難しいかもしれない。時代遅れでもいい。桜が咲く時期が近づくと、昼下がりの蕎麦屋に独りでいくのが行事みた

【資本主義の飼いかた】―資本主義のアップデートについて考える Advent Calendar 2023・まとめ

そもそも経済とは、物々交換から始まりその歴史の中で物を交換する価値の担保や尺度としてお金が発明されました。 ヒトは便利さをお金で買ってると言っても過言ではありません。しかしこの直近5年ネットやSNSの普及でそれがガラリと変わってしまったように感じます。 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」の2つの経済圏。この2つの狭間で、もがき苦しんでいる若い世代を見ることが増えました。だからシーズン1では5本書いてきました。 なるべく主語を大きくせず、経済を読み解こう

師走の九州横断バスはドラマにあふれていました

お元気ですか。 わざわざメッセージするほどでもないのですが、なんと申しましょうか。あなたにどうしても伝えたいココロに残る出来事だったのでお手紙しました。 クリスマスを超えた師走の日。どんよりした雪空で登山バックにつけたミニ温度計はマイナス2度でした。厳冬期の登山用ハードシェルの下はダウン。口までネックウォーマーでガッツリ着込んでいたんだけど、吹きすさぶ風で体感温度はマイナス5度超えでした。バス停はただ寒い。ひたすら寒い。 バス停のQRコードは頼りないほど小さくて、スマホ

情報発信で何を得て、何を失うのか―「ヴァイブス・ドリブン」発信スタイルを変える

新年あけましておめでとうございます。ひどい年明けスタートになりましたが皆さまお元気でしょうか。 今回甚大な被害を被った能登半島の最崖ての町・珠洲には友人が沢山住んでいます。みんな命に別状なく無事でしたが、救援はなかなか思うように届いていないようです。困難は続くでしょうが無事でいてくれたらと願います。 僕は1982年を思い出しました。あの年は2月に赤坂のホテル・ニュージャパンが全焼して死者が大勢でたと思ったら、翌日に心神喪失した機長が逆噴射させて羽田沖に日航機が墜落する事件

「リア充」と「プア充」は幸せを分かちあえるか? 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」シーズン2

そもそも経済とは、物々交換から始まりその歴史の中で物を交換する価値の担保や尺度としてお金が発明されました。 ヒトは便利さをお金で買ってると言っても過言ではありません。しかしこの直近5年ネットやSNSの普及でそれがガラリと変わってしまったように感じます。 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」の2つの経済圏。この2つの狭間で、もがき苦しんでいる若い世代を見ることが増えたように感じます。だからシーズン1では下記の5本にわたり書いてきました。 1: 僕たちは「お

ねぇ先輩。新島に行ってきたんです。

これは次第に疎遠になってしまった先輩への手紙。オトナへの一歩を歩んだあの頃の記憶から今日までを綴っておきたい。 先輩は、数少ないウチの事を話せる仲でした。高校生だった僕にとって家庭ことを話すのは恥ずかしいことで、自分だけはフツーの家だと思っていたから、あの頃はとにかく恥ずかった。そんな歳頃だったんだと思います。 「なぁ。お前カノジョはどうなん?」 「別れたばっかですよ。それにそれどこじゃないですよ」 「ああ。お前ん家、相変わらず内戦状態なんだっけ」 僕がまだ高校生だった