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ビッグバンド の町!?明石。

こんにちは。hidekiです。

突然ですが、兵庫県明石市、というと皆様、何を思い浮かべますか?

蛸?玉子焼き?子午線?明石海峡大橋?

そのあたりが有名でしょうか・・・

でも実は、他にもあるんです。

あまり知られていないのですが、明石、その近郊の地域には全国的にも珍しく、社会人ビッグバンドの団体が多いのです。

『ビッグバンド』に限って言うと、ジャズの街を売りにしている『神戸』よりも実は『明石』の方が盛んなのです。

めちゃ意外ですよね。

明石は学生の吹奏楽・ブラスバンド部が盛んですが、そのせいなのでしょうか?

年に1度、明石近郊のジャズビッグバンドが一堂に集う 『タコタコジャズフェスティバル』というイベントが、明石市の公共ホールにて開催されています。


タコタコジャズフェスティバル(明石市西部市民会館)


年によって参加バンドは少し変わりますが、明石近郊のビッグバンド(プロ・学生・社会人)約10バンドが次々に個性豊かな演奏を聴かせてくれます。

このイベントを主催しているのは、音楽愛、ジャズ愛、明石愛、に溢れたメンバーからなる『タコタコジャズフェスティバル実行委員会』

そして実は僕も10年ほど前から実行委員会に参加させて頂き、月1回の会議、広報、当日の運営、会計などお手伝いをさせて頂いてます。

実行委員会のメンバーはもちろんメンバー全員が日頃は仕事を持っている上に、活動も手弁当なので一人一人の負担も大きいんだけど、毎年、楽しみにご来場いただいているお客様の声もあって、今年で何と18回!の長寿イベントとなっています。

当然、収支が成り立ってこそのイベントです。地元の商店や企業、漁協、地元のジャズ愛好家などがスポンサーになって頂いて、チケット収入だけでは不足する運営費をカバーして頂くことで、開催が実現されています。

そういう意味でこのイベントは、単にジャズ文化の発信、という目的に加えて、明石の町おこしイベントとしても機能しているのです。(以下の記事参照)



長寿イベントでありますが、課題もあります。

目下の課題は、やはり若年層へのアプローチ。ジャズというと、リスナーの平均年齢が高く、プレイヤーも含めて若年層のジャズファンを増やすことは、ジャズ界では命題になっています。

そのあたりのことについては、またどこかで触れたいと思います。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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