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Amazonでも本が届かなくなり、ようやく気付いた。物流インフラが整っているのは当たり前じゃないことに


こんにちは、池田千恵 @ikedachie です。

2020年4月9日に、新刊『「朝1時間」ですべてが変わる モーニングルーティン』という本が出ました。

ブログで前書きと目次を全文公開しています。

この緊急事態のもとで、自分に都合が悪い状況になって焦ったり、思い通りにならないことに怒りがわいてきたんですが、現状を知ったことで「自分、ちっちゃ!」と反省した出来事があったので、その気持ちを忘れないように記しておきます。

新型コロナウイルスの影響で多くの方がテレワーク、時差通勤、遠隔教育などの対応を余技なくされています。

自分が被害者・加害者になってしまうのではないかという不安、今まで慣れ親しんだ仕事や生活のリズムを変えざるを得ないストレスのほか、学校休校や保育園の自粛、共働き夫婦が同時に在宅勤務などなど、集中力の維持もままならない状態ですよね...。

物事が計画通りにいかずにイライラしてしまうことも多いし、医療や介護の現場、流通などインフラの方々は頑張っているのに、私は何をやっているんだと、自分を責めてしまうこともありますよね...。

はからずも、そんなタイミングでの出版となりました。

新刊は、当初「さあ4月だ!新生活頑張ろう!」とウキウキ、やる気に満ちあふれた中で読んでほしいと書いた本なんですけど、改めて読み直すと、家に籠もって生活リズムが乱れがちな人や、心身ともにちょっと疲れちゃった人にむしろオススメなんじゃない?という内容です。このタイミングなのも何かの縁ではないかと考えてます。

外出自粛で本屋さんにもなかなか行けないなか、著者・出版社にとっての頼みの綱はAmazonさまさまなのですが、Amazonもまた、新型コロナの対応で大変なようで...。

2020年4月13日現在、発売日間もないのに、一度も「在庫あり」の表示にならないまま、Amazonで買うことができない状態になってしまいました。事前予約した方にも発売日に発送にはならず、5日ほどかかっているようです。(出版社によると、本はすでに納入済みとのこと)

発売日当日になっても予約中のまま→しばらくして「在庫切れ」の表示→カートすら見当たらなくなり、転売ヤーまででてきてしまいました。

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出版社や、友人の編集者のみなさんから聞いたところ、以下のような状況だそうです。アマゾン頼みの出版社の皆様、著者の皆様、どうぞお気をつけて!

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​■新型コロナの影響で生活用品の配送を優先としている

■ゆえに書籍の対応は後回しになっており、アマゾンに入荷はしているが在庫反映されていない状態

■改善時期はまったくわからない

■アマゾン内も外出自粛により倉庫人員が確保できない

■倉庫内でも距離をとるルールにより、作業効率が悪くなっている

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欲しい人がいて、在庫もあるのに、必要な人に届かないというのはツライことではありますが、この緊急事態は、アマゾンだって一緒なんですよね。しかも、本当に大変な人に向けて、生活用品を最優先にして頑張ってくれているということが分かりました。

緊急事態なのに、自分のことばっかり考えていたよ...。アマゾンさんすみません。思い通りにならない現状を責めるんじゃなくて、今自分にできることを考えよう、と気持ちを切り替えました。

※楽天Books、紀伊國屋ウェブストアでは在庫あります。思えばこれも当たり前でなく、書店さんや物流業者さんの努力で実現できているんですよね。ありがとうございます。

・楽天 https://books.rakuten.co.jp/rb/16240493/
・紀伊國屋 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784534057747

なお、私の「アマゾン対応してくれねぇ!」的な嘆き(グチ)をFacebook上に上げたところ、友人たちが続々と、「こんな方法ありますよ!」を教えてくれました。ありがとうございます!


e-honの「My書店」を利用することで、休業されている書店さんを応援できる!(宅配で受け取っても、My書店で買ったことになるので、ふるさとの書店さんを応援!)

コンビニ経由で取り寄せもできる!

<ローソン、ミニストップ>

<セブンイレブン>

他にもたくさん選択肢がある!

丸善/ジュンク堂のhontoでも対応!

個人書店を応援できる!


今みんな、しんどくて、ギスギスしていますが、そんな中でも、物を注文すればちゃんと届くっていうその事実は、当たり前なことじゃなくて、本当にありがたいことなんだな。と改めて感じました。

今自分ができることを、できる場所でやっていきます。

サポートありがとうございます!日々の創作活動に使わせていただきます。