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自分の経歴や実績を話すことに、どうしても抵抗があるときの考え方

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おはようございます!
池田千恵です。

今回は
「自分の経歴や実績を話すことに、

どうしても抵抗があるときの考え方」
をテーマにお知らせします。

今日の話は池田千恵主宰
コミュニティ 朝キャリ
提唱している理想のキャリア形成
5つのステップのうちの
「3. 方向性を元に行動する」
をメインのテーマでお届けします。

今日の話はこんな気持ちを持つ方にオススメです


今日の話は
こんな気持ちを持つ方に
オススメです。

学歴や資格、特殊能力などで多くの人に「すごい」と言われることがあるが、そのたびに、自分なんて大したことがないのに、◯◯のおかげなのに、などと申し訳ないような気持ちになる

たまに肩書など表面的なことで人から評価されているような気がして、もっと自分の本質を見て!と思ってしまうことがある

そんな方は
ぜひご視聴ください。

実績や能力を、
卑下も自慢もせずに
アピールできる
考え方
を解説します。


朝時間.jp執筆メンバーと、次のようなやりとりがありました


先日朝時間.jp
執筆メンバーと
次のような
やり取りがありました。

まず、その方から
原稿をもらいました。
私は読んだ上で、原稿の
冒頭をちょっと
編集したいと思ったんです。

その方の執筆テーマを
鑑みると、自己紹介として、
その方が持つ、とある実績を
入れたほうが良いと思いました。

その実績は、
誰から見ても間違いなく
すごい!と言われることです。

それを一言入れてから
始まった方がよく読まれるし、
説得力もあるので、こうしますよ、
と連絡をしたんです。

そうしたところ、
その執筆者、Tさんから
ただならぬ強い抵抗感が
あることがわかる返信が
ありました。

具体的には
お話できませんが、
ざっくりいうと
このようなことでした。

・目的とずれそうだからそれはまだ書きたくない
・楽しみながらやっていることを伝えたいだけ
・その実績に興味がある読者を想定していないので、自己紹介で全面に出したくない
・その実績のために勉強している印象になってしまうので、まだ出したくない
・読者にひかれてしまいそう、自分には関係ないと思われそう
・◯◯業界の強者から叩かれそう

など、色々理由を
書いていただきました。

そこで「出さないでください」
とは、Tさんは言わなかったん
ですが、「こういう事情があるので
どうぞご配慮ください」
みたいな感じで返信を
いただききました。

そこで私が取った
行動なんですが、

出した方がいいのにな、
とは思いつつ、
どうしても出したくない!
という強い意思を感じました。

そこまで
言うのであれば、
そこまで心理的な
抵抗があるんだったら、

今、この段階では
やめておいた方がいいな

思いました。

そこで、冒頭の編集は
なしにして、アップする
ことにしました。

このエピソードは、
多くのメンバーに
関係があることだと
思いましたので、
今回動画にしました。

モヤモヤしたことを流さず、強い抵抗があることを見つめると、新たな自分を発見できる


まず、Tさんの行動については
すごく良い傾向だと思います。

モヤモヤしたことを
流さなかったのが
良かった
ですよね。

私は「こういう風に
直しますよ」と宣言したので、
黙っていればそのまま
アップされていました。

でも、こうこう、こういう
理由で、と詳しく説明があり、
どうしても違和感があると
表明してくださったことは
すごく良かったと思います。

強い抵抗があるとことを
言語化したので、新たな自分も
発見できた
と思います。

トラウマがアクセルとブレーキを両方かけている


まず前提として、
Tさんの場合、人生年表
(朝キャリで作成を推奨
している、自己理解のワーク)から
この件についてトラウマが
あることは私も分かっているし、
Tさんも分かっている状態です。

ただ、このトラウマが
あることによって、
アクセルとブレーキを
両方踏んでいる状態が
ずっと続いてるんですよね。

多くの方に伝えたいのに、
その思い切りがないから
突き抜けられない、と
いうこともお互い
共通認識としてあります。

そして、乗り越えようと
奮闘中なんです。

あと1歩で突き抜けそうだなと
いう感触があります。

この状態の中で、
どうしても嫌だ!が
まだあって、そこを
言語化することで、
Tさんにとって、さらに
自分自身が見えてきた
状態
だと思います。

なのでとても良い傾向
だと思います。

ただし、このままだと
やはり、アクセルとブレーキを
両方踏んだままなので、
突き抜けられず、
すごく優秀なのに
本当にもったいない
なと
思うんですよね。

なので、自分の実績を
堂々と公言できるように
なってほしいなと
思っています。

自分の実績を公言する心理的抵抗感の正体は「自我」


このように、
自分の実績を公言するのに
心理的抵抗がある場合が
ありますよね。

それはTさんに限らず
朝キャリメンバーの方でも
心当たりがあると思います。

朝キャリメンバーって
本当に優秀な方が多いので
詳しくプロフィールを聞くと、

「え、そんなすごい人なんだ!」
みたいな感じで「早く言ってよー」
みたいなことがすごく
多いんですよね。

この心理的抵抗感の
正体は「自我」だと
思っています。

私自身もこの自我は
乗り越えるのに
結構苦労したので、
気持ちはよく分かります。

例えば私の場合、
外資系戦略コンサルティング会社
出身という肩書きを、なかなか
周囲に伝えられない時期が
ありました。

その理由は次のようなものです。

・たまたま環境がよかった
・「根性採用」で、自分の実力で入ったわけではない
・コンサルじゃなくてバックオフィスだから社名を名乗ることなんてできない
・管理職になれなかったのに偉そうに
・他にもすごい人はたくさんいるからめっそうもない
・コンサルでもないのに、と裏で会社の人に言われそう

私、たまたま入れたと
思うんです。今も、
環境が良かっただけだと
思っています。

実際に採用された時に
「根性あるね」と
言われたことがあるので、
私は「根性採用」で、別に
頭いいからとか、そういう
理由で入れたわけでなく、
本当にたまたま入ったと
思っています。

それに、コンサルじゃなくて
バックオフィス(事務職)
だったんです。
サポートスタッフとして
活動していたので、
社名を名乗ることなんて
とんでもないと
思っていました。

さらに、管理職になりたかったん
ですが、なれなかったんです。
なので 管理職になれなかった人が
偉そうに仕事術なんて
語れないと思っていました。

また、他にもすごい人が
本当にたくさんいます。
なので、私がそんなこと
言うなんて、めっそうもない、
と思っていたし、
コンサルでもないのに
偉そうに言ってるよ、と
裏で会社の人に
言われそうだなと思うと
本当に怖かったんです。

これが、「自我の目」です。

「自我の目」と「周囲の目」の違いはココ


ただ、この自分の
気持ちは、周りの人から
見ると、全然関係なかったり
するんです。

それが「周囲の目」です。

例えば、私の
「たまたま入れたし」
を伝えたときに、
次のように言われました。

「入れただけでもすごいじゃん」

「社外の人から見れば、コンサルかバックオフィスかなんて、全く関係ない」

「その会社の人として見るから、そこをわざわざほじくり出して言う必要もないんじゃない」

と言われて、あ、
確かにそうだな、
と感じました。

また、自分が受講生とか、
色々教えてもらう
立場だったらと
想像して欲しいんですが、
何にも分かっていない
人から、ビジネスの秘訣
なんて教えてもらいたく
ない
ですよね。

語るに足る、何か
分かりやすい指標が
欲しい
と思うはずです。

例えば、自己管理
できなそうな、
ダラダラの人に
ダイエットを教えて
欲しくないですよね。

それと一緒で、
「実際にこういうことを
やってきました」とか
「こういう肩書きがあります」
という人に教えて欲しい
ですよね。

実績ある人に
教えてもらった方が
安心なので、最初に
どんな人かを知りたい!
と思うのが、周囲の目です。

なので、肩書きというのは
別に自慢でも何でもなく、
単なる事実であって、
相手に信頼できるに
足ることを最初に
教えるという意味では、
相手への思いやりでも
ある
んですよね。

外側じゃなく私の素を見て!自我満載の池田の黒歴史大公開


ここで「自我満載」
でいくと、どういう風に
勘違いして、ちょっと
痛い人になるかを
あえてさらすために、
私の黒歴史を大公開します。

外側じゃなくて、
私の素を見て!と
ずっと思っていたんですが、
そのやり方が、ちょっと
斜め上を行ってるんです。

もう本当に、今振り返ると
めちゃくちゃ恥ずかしいん
ですけども、あえて
公開します。

まず、人を見た目で
判断されたくない!
と過去の私は思って
いました。

そこで、

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