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カタールW杯メンバー最多輩出クラブ川崎フロンターレの逆襲

おはようございます。

何かのご縁で閲覧してくださった方、いつも読んでくださる方々、フォロー、スキしてくださる方々ありがとうございます♪

いよいよ今日から2023年明治安田生命J1リーグが開催します。

新年になり2023年シーズンに向けてJリーグ各クラブが新体制発表会を行っています。
24年シーズンからJ1リーグが20チーム体制になるため、今年はJ2に降格するクラブがわずか1チームのみとなるのでよりシビアな戦いが生まれると思います。

新シーズンにむけて今回はカタールW杯メンバー最多輩出をし5年間で4度の優勝をしている
『川崎フロンターレ』について個人的に思ったことを書きます。

1.チームの由来と実績

クラブの前身は富士通サッカー部。
1999年にJリーグへ加盟後J2リーグで優勝、2000年よりJ1リーグに参戦しています。
2000年、2004年シーズンは降格しJ2でしたがそれ以降はJ1で戦っています。
クラブ名の由来は“フロンティアスピリッツ”「開拓者精神」から来ています。

昨シーズンの成績としてはリーグ2位という成績。
終盤まで唯一横浜Fマリノスに食らいついていたクラブです。

そして何よりすごいのが、カタールW杯で選ばれた日本代表メンバーに

・谷口 彰悟
・山根 視来
・川島 永嗣
・板倉 滉
・三笘薫
・田中 碧
・守田 英正
・久保 建英

と川崎関係者が8人もいること。
これだけの日本代表を同時に輩出したクラブは川崎以外では見たことがありません。

2.シルバーコレクターから常勝軍団へ

J1に定着してから安定した強さはあるがとにかく準優勝が多く、周りから”シルバーコレクター”と揶揄されていました。
ですが2017年に初のリーグ優勝を達成してからが怒涛のタイトルラッシュ。

去年は惜しくも2位でしたが、2017~2021年の5年間で4度のリーグ優勝、ルヴァンカップ、天皇杯それぞれ1回優勝と圧倒的な結果を残しています。
やってきたことを正解にできたことで選手たちに大きな自信がついたのが要因だと思います。

3.ポジションも複数こなす変幻自在パスサッカー

元々のサッカーは川崎山脈と呼ばれる屈強なDFが跳ね返し、タレント豊富なMFがゲームを作り、足の速い外国人FWが締めるというカウンターサッカーでした。

しかし2012年に風間八宏さんが就任したところから今のパスサッカーのスタイルの基盤ができ、2017年に現監督の鬼木達さんが就任してスタイルが盤石となりました。

試合の特徴としてとにかくパス回しが速く選手もポジションを変幻自在に変えるため、ポゼッション率が異常、DFもGKも足元が上手い選手が多い。

その上現在ブライトンで活躍する三笘選手みたいなドリブラーが毎年輩出されるので守る側からするとパスだけを警戒するわけにもいかず対応に苦労する。

なので練習時から止める、蹴るの基準が他クラブより群を抜いて意識しているとのこと。
獲得する選手も基本となる止める、蹴るができるかどうかを求められるそうです。

プラス鬼木監督は競争力を高めるのが上手であり、若手も積極的に使うためレギュラーに保証がない上に控えがでても同じレベルでサッカーをこなせます。

おまけに固定ポジションがなく複数のポジションをこなせる車屋選手、山村選手、橘田選手や現セルティックの旗手選手みたいにDFからFWまですべてこなせるようなポリバレントな選手も出てくるのが川崎フロンターレ選手の特徴でもあります。

4.補強と展望

王者奪還はあるけど今年の川崎のフロントは焦って大物選手を取らない堅実な補強でした。
川崎のプレーに合いそうな選手でないと基本獲得に乗り出さない。
ここ数年でお金をかけて獲得したのはチャナティップ選手くらいです。

長らくGKチョン・ソンリョンの後釜が出てこなかったがここで昨シーズンに活躍した京都サンガの上福元 直人選手を獲得。
補強した上福元選手が33歳とベテランな年齢層ですがGKは身体能力としては若い方が良いといわれますが、むしろGKは経験値がものをいうので30代からでも充分活躍できます。

一番の問題はキャプテンの谷口 彰悟選手が海外クラブへ移籍となり、センターDFの補強が必須なこと。
即戦力で柏レイソルから大南 拓磨選手の獲得はしたがそれでも本職のセンターバックの枚数が足りていないので夏にまた補強があるかもしれません。

FWに関しては層が厚すぎるため、知念慶選手が鹿島へ、宮城天選手が長崎へレンタル移籍。ですが湘南ベルマーレより瀬川祐輔選手、長らくレンタルで修行に出ていた宮代大聖選手が復帰と隙がない。

若手も大卒上がりの選手獲得がここ数年多かったのですが、正月の高校サッカー選手権をにぎわせた履正社高校の名願 斗哉選手の加入と川崎としては珍しい補強。
日本代表を輩出しまくりのU-18からも加入があるので、ここから第2の田中 碧選手、板倉 滉選手、三笘 薫選手が出るのを期待します。

さいごに

今では日本代表のベースに川崎フロンターレの選手というくらい優秀なクラブとなりつつある。
地域密着も万全なクラブであるので、サポーターも暖かい人ばかり。
だからこそ次はACLで無双した姿が見たいですね。
去年出場したACLでは中国のクラブが軒並み辞退したことによりレギュレーションの変更問題でグループリーグ突破ができなかったのでぜひリベンジしてほしい。

また正直な感想として鬼木監督が日本代表を率いる姿もみたいですがそれはもう少しかかりそうなので圧倒的攻撃力でJリーグで無双していただければと思います。

あとは怪我の防止、これにつきます。
優勝したシーズンとしなかったシーズンとの違いは怪我人の数。
コロナで出場できない制限の時は仕方なかったですが、とにかく怪我人が多かった昨シーズン。

エースの大島 僚太選手が全快したらもう補強いらずな程川崎のサッカーが変わりますので今シーズンはできる限り出場してほしいところです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。


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