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湘南の暴れん坊、超ハードワーカー軍団湘南ベルマーレ

おはようございます。

何かのご縁で閲覧してくださった方、いつも読んでくださるフォロワーの方々、フォロー、スキしてくださる方々ありがとうございます♪

今回は好きなサッカーについての記事になります。

新年になり2023年シーズンに向けてJリーグ各クラブが新体制発表会を行っています。
24年シーズンからJ1リーグが20チーム体制になるため、今年はJ2に降格するクラブがわずか1チームのみとなるのでよりシビアな戦いが生まれると思います。

新シーズンにむけて今回は湘南スタイルという超ハードワークサッカーが売りの
『湘南ベルマーレ』について個人的に思ったことを書きます。

1.成り立ちと戦績

クラブの前身はフジタ工業サッカー部。
1994年にベルマーレ平塚の名称でJリーグへ加盟。
2000年に湘南ベルマーレへクラブ名称を変更しています。
チーム名の由来はラテン語の美しい
bellum(ベルム)」と海「(Mare(マーレ)」の2つの単語を合わせた造語とまさに湘南の海を表しています。

Jクラブでは珍しく同チーム名のフットサルチームもある。

過去に元日本代表の中田英寿さんが所属していたクラブでもあり、直近のカタールW杯では生え抜き選手である遠藤 航選手が選ばれ、町野 修斗選手がメンバーに追加召集されるなど何かと日本代表にご縁があるクラブ。
過去94年に天皇杯、2018年にルヴァンカップ、2014、2017年にJ2リーグを2回制したことがあります。

昨シーズンの成績は
J1リーグ:12位
ルヴァンカップ:プレーオフ敗退
天皇杯:3回戦敗退
とそこそこの成績。

何度も降格を繰り返すエレベータークラブではあるが1999年にJ2降格後2010年にJ1に復帰という11シーズンぶりの復帰はJリーグ最長記録で未だに破られていません。

2.湘南スタイル爆誕

一時期親会社がスポンサーを離れ、解散の危機がありととにかく資金がなく存続のために主力は売り出され、他クラブで出場機会がなかった選手や若手で賄っていたためチームの強度と方向性が定まらなかった。

ですが2012年に曺貴裁監督が就任。この年からクラブのコンセプトとなった「湘南スタイル」(ミスを割り切りアグレッシブにトライする攻守一体の堅守速攻)が確立されていきました。

湘南スタイルはとにかく最後まで走り脚を止めないサッカー。
ミスしてもその分皆でカバーしあいつつ攻めるときはチャレンジを増やし、選手が最後まで諦めない姿勢がファンを魅了しています。

相手からすると、後半終了間際まで足が止まらないのは恐怖です。
もし技術面がUPして点を獲る場面で確実に点を獲りミスが減ってきたら優勝も可能ではと思います。

ハードなためターンオーバーが多いチームですが、その分若手を積極的に使うので、ハードワークが大前提だけどベルマーレに行けば基礎体力もつく上に成長できるという基盤を作った功績は大きい。

何より監督が代わってもスタイルを継続しているためチームの文化となりつつあるのが良い。

日本代表の遠藤 航選手もこのクラブでの基盤があったからこそフィジカルごり押しのドイツブンデスリーガで1対1の勝率ナンバー1となる”デュエル王”を2年連続で獲得できたのだと思います。

3.補強と展望

予想システムは3-5-2と中盤の人数を多くすることでボールを積極的に獲りに行けるのが特徴。
そして戦術はハイプレスとカウンターが売り。
普通カウンターを採用となると引いて守るが通常なのですが、湘南スタイルはそこに前線からのハイプレスも入れるので相手側はハマると落ち着く暇がなくなります。

補強に関しては金銭面の関係か分かりませんが放出が16名と多い。
中でもMF瀬川 祐輔選手、齊藤 未月選手の移籍に加え、日本代表GK谷 晃生選手がガンバ大阪へレンタルバック、チーム得点王FWウェリントンの退団は痛手。

補強としては谷選手の後釜候補に韓国の全北現代からGKソン ボムグン選手を獲得。

得点力UPにFW山下 敬大選手を獲得、サガン鳥栖でブレイク後FC東京では輝けなかったがポテンシャルはあるので期待。

ベテランのMFとFWどちらもこなせる阿部 浩之選手をレンタルから完全移籍で獲得。
掘り出し物でガンバ大阪で主力として貢献していたがまさかの契約満了になったMF小野瀬 康介選手をフリーで獲得できたのはとても大きい。

そして生え抜きのMF永木 亮太選手、DF杉岡 大暉選手の復帰がチームにどう影響を与えるのかが楽しみです。

さいごに

湘南スタイルが定着したことでJ1残留が当たり前になってきたからこそ、次のステージが見たいチームです。
あれだけ走れた上で攻撃も多いと観ている側としてはとても楽しい。
他のクラブが停滞しやすい夏場に強いクラブなのでとにかく相手クラブが整うまでに勝ち点を積み重ねてほしいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。

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