見出し画像

ボーカリスト槇原敬之に学ぶJ-POPの秀逸曲#9 番外編「愛が止まらない ~Turn it into love~」

 槇原とは関係ないのだが、以前、別の記事で日本のアイドル・デュオ、Winkの「愛が止まらない ~Turn it into love~」(1988年)に言及したことがあった。

 実はこの曲もカバー作品であった!(知らなかったのは私だけ?)

 カイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)の1988年の作品だ(作詞・作曲:AITKEN MATTHEW JAMES、STOCK MIKE、WATERMAN PETER ALAN)。
 その名も「Turn it into love」。
 だから副題のように入っていたのか……。

 日本語の歌詞の内容は、原曲のそれとまったく異なると言ってよい。
 原曲を知ったおかげで、曲の途中で合いの手のように入る掛け声がなぜ「just」なのか分かった。
 カイリー・ミノーグが唄う「just turn it into love」の「just」を、Wink版でもそのまま残したのだ。
 そりゃあ、意味が分からないはずだ。
 でも、その意味不明なところが、〝何か気になる〟に転換して、いいスパイスになっていたんだろうなあ。

このマガジンの最初の記事

最後まで記事をお読み下さり、ありがとうございます。賜りましたサポートは、執筆活動の活力とするべく大切に使わせていただきます。