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バンドをやりたくて上京。そして性懲りも無く今も続けてる㉖2000年代初頭頃。(カバーした曲その②)

何本か前の記事で昔カバーしたことのある曲をあげたけど今回はその続きを書きます。
 
今回はThe WeekenderにVo が加入して4人編成になってからカバーしたもの中心。

例によって音楽的にあまり深い話はできないので、どうでもいいエピソードも入っていますがお付き合いください。

■The Stooges / I wanna be your dog

https://youtu.be/3gsWt7ey6bo?si=Z0ch5eOxp1TKCro8

The Weekenderの雰囲気には合わないかな?と思ったけどライブで一回やってみた。

実はこの頃は「酒ダメージ」がかなりきていた頃で薄ぼんやりとした記憶しかない。

確実にライブで演奏したはずだけどいつのライブだったかが全く思い出せない。

俺の中ではなぜか体育館みたいなところで演奏をしている記憶なんだけど、そんなところでライブをしたことはないのでそれは絶対に無いはず。

酒って怖い。

カバーはして無いけど1stの2曲目(だったかな?)のこのダークなナンバーも好きだ。↓

https://youtu.be/LQG3lETHtt4?si=HZVQzFr3mLKievYh

ところで前からイギー師匠のポージングは江頭2:50分さんと共通するところがあると思っている。

今回ストゥージズのことを調べていたらすぐに「イギー・ポップ 江頭」っていうワードが出てきた。

全くくだらないんだけど同じこと考えてた人って結構多いんだな。

江頭さんはA.R.B.とか日本のロックを好きみたいだから、もしかしたらその流れで初期パンク関連のこともある程度知ってるかもしれない。

イギー・ポップ氏
江頭2:50分氏

イギー師匠リスペクトついでにもう一つ。

このライブ動画も凄まじい!↓
https://youtu.be/z_hCRtdMKEc?si=MU3eYHA46MDyrvhi

シルバーの謎手袋も素敵。

この動画の時代にはモッシュもダイブもポゴダンスもまだ無い。ロックコンサートですら手拍子のノリだった頃にこのステージング!

そしてイギー師匠、まだ現役なのが本当に凄い! 
本当は宇宙人なんじゃないだろうか?

■ THE LURKERS / shadow
 
イントロのギターからしてたまらない。

一時は車道(シャドウ)を自転車で走るたびにこの曲のコーラス部分が頭の中に流れたものだ。(本当かよ?)

https://youtu.be/gH5k8TdX78A?si=uH3zWn09TUGslDtQ

この曲はTHE RIPOFFS(このバンドも最高)もカバーしていたっけ。↓

https://youtu.be/NQUnftJRT24?si=vMq_N1fwQbiVOtzy

ラーカーズは分かりやすいいかにもなパンクファッションではなかったりもするし、ちょっと野暮ったいイメージもあったんだけど、改めて動画をみたら相当かっこいい!↓

https://youtu.be/jvWy93MbIcs?si=B89cXBWEbb6tcSWN

なんとなく話しかけやすそうなイメージがあるけど、実はめちゃチンピラでギラギラしてたのかもしれない。

70年代にパンクバンドをやることはきっと今よりもハードで状況も違っただろうからね。

■BLITZ / never surrender

https://youtu.be/UG_0zBMTAY8?si=-MgY9c4URxjdzzNq

この曲はVoのフートクがやろうと言ってきた。

ベースが引っ張っていく感じがたまらない。

ブリッツはパンクス2人とスキンズ2人っていうバンド編成からしてイイ!

初期のゴリゴリした感じから後期は徐々にニューウェーブ化していくけど、その通過点とも言えるこの曲も大好きだ。↓
※weekender時代、スタジオで曲作り中によく「この曲は時間帯に例えると◯時頃」という例えをしていたんだけど、ブリッツのこの曲は「冬の朝6時30分頃」という気がする。(個人的な感想です)↓

https://youtu.be/3jLzYXXm6J8?si=RGubD_dTxGEKlzm2

パンク、スキンヘッズ文化に関しては他に詳しい人がたくさんいるので、自分が語れることは少ないけど、この前読んだスティーヴ・ジョーンズ(sexpistolsのギタリスト)さんの自伝にも当時の70's PUNKシーンの始まりのことが詳しく書いてあって、スティーヴさん自身は最初はスキンヘッズで、そこからグラムロック〜パンクスという流れだったそうだ。

ご自身の悪行も含め誤解を恐れずとにかくなんでもぶっちゃけちゃってるスティーヴ氏。


スティーヴ氏の著書には元祖パンクスである氏が、その後出てきた「パンクのあり方」みたいなものに対して「俺からそんなことは一切発信していない」と違和感を感じたということも述べていた。

パンクの解釈って本当に人それぞれだ。

話をコピー曲のことに戻すと、高校生の時にコピーバンドをいくつかやった後は、へっぽこながらもずっとオリジナル曲中心でやってきた。

もちろん特に音楽的な教育も受けていない。

ずっと自己流でやってきたということだ。
 
耳コピも本当に苦手。

音を拾ってみたら実際のコードと違うこともよくある。(他のメンバーに指摘されて気づく)

それでもコピーしてると、日本人には思いつかない曲展開やメロディーというのが沢山あって勉強になる。

そして今メインでやっているレゲエというジャンルも本当に難しい。

前のバンドから数えるとレゲエに着手して15年近くになるが、未だにわからないことだらけだ。

そういえば昔の音楽雑誌には「パンク=下手クソ」みたいな論調が当然のように載っていたりしたけど、一体誰が言い出したのだろうか?

パンクバンドの音にもシンプルで荒いものから、テクニカルで作り込んでるものまでいろいろあると思うんだけど。

なんならワンフレーズでもいいからコピーしてみてほしい。

たとえ楽器が上手くてもパンクのノリが出せない人っていると思うから。

ただ、確かに「パンクの初期衝動のみの部分」「始めやすさ」を免罪符に音楽的なところや楽器の練習をサボってきて、今になって伸び悩んでいる俺みたいなヤツもいる。

閃きや感性のみでずーっと音楽をやれるわけがない。

かといって素養もないジャンルに急に方向転換できるほど器用ではない。

芸のことを一日たりとも考えない日は無いんだけど、なかなか自分の納得するようにはならないね。

根本的にやり方が間違ってるのかもしれないな。(俺、芸歴何年??)

この先、自分のバンドが有名になったりすることはまず無いと思っている。

それでもいい。

もう少ししてジイさんになったら生き甲斐が音楽以外のものに変わったりするのだろうか?

今のところ考えられないが。

状況的にも生業、生活と折り合いをつけながら地道にコツコツとやっていくしかない。

自分の中で小さな目標はたくさんあるからそれに向けていろいろとやっていこうと思っている。

音楽をやめたら速攻でアル中に戻って鬱になったりしそうだしね。

※写真はThe Weekenderの音源の内スリーブより。右側が筆者。よくわからないキャップをかぶっております。
左に少し写っているのはドラムのナオキ氏。(この写真だと顔コワ〜)

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